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2020年03月01日

自衛隊の「不発弾処理隊」のスゴイ仕事っプリ




 自衛隊の 「不発弾処理隊」のスゴイ仕事っプリ

             〜東洋経済オンライン 3/1(日) 5:40配信〜


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    自衛隊の「不発弾処理隊」の仕事に付いて迫りました 写真mirai4192 PIXTA

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 過つて、自衛隊に対しては否定的な見方をする国民が少なく無かったと聞きます。自衛官の子供が学校で先生に親の職業を批判された、等と云う話も伝えられました。
 流石にそうした風潮は無く為って来たとは言え、今なお「自衛隊⇒戦争」と連想される方、警戒感を抱く方がメディアも含めていらっしゃいます。時に自衛隊が制服で街中を歩いて居るだけで抗議の声を上げる方も居る様です。

 但し、国民全体を見た場合、圧倒的に信頼されて居る政府機関は自衛隊と云う調査結果が出て居ます。日本経済新聞社の『数字で見るリアル世論 郵送調査2018』では「信頼する政府機関」の1位は自衛隊でした。又、内閣府が2018年1月に行った『自衛隊・防衛問題に関する世論調査』では89.8%の方々が自衛隊に好い印象を持って居ます。

 不発弾処理隊の役割

 確かに、自衛隊の任務の大部分は、我々市井の人間から離れた処で行われるので余り知られて居ません。それ故、災害時等にその実力が表に現れると驚きを以て迎えられる訳ですが、災害派遣以外にも我々の生活に近い所で人知れず安全を守って居る部隊が在ります・・・不発弾処理隊もその1つです。

 拙著『「反権力」は正義ですか』でも詳しく書いて居ますが、日本には現在4つの不発弾処理隊が存在して居ます。沖縄県・那覇駐屯地に所属する「第101不発弾処理隊」埼玉県・朝霞駐屯地に所属する「第102不発弾処理隊」京都府・桂駐屯地に所属する「第103不発弾処理隊」そして、佐賀県・目達原駐屯地に所属する「第104不発弾処理隊」です。

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 それ等の部隊が、担当区域内で発見された不発弾の元に向かい、状況に合わせて適切な処理を行って居ます。爆発事故を防ぎ、不発弾の危険や不安を取り除き、国民生活を守る。コレが、不発弾処理隊の任務です。

 不発弾と云えども爆弾には依然として火薬が残って居て、何らかの要因・・・動かす、上から物が落ちて来る等で信管が作動すると爆発してしまいます。何時爆発するか判らない、その危険性を秘めて居るのです。従って、不発弾処理に求められるのは、状況の正確な把握と的確な処理。

 東京で不発弾処理と云うと「偶に報道で見るかな」位のイメージでしょう。処が、筆者が沖縄で陸上自衛隊を取材して居る時、那覇に在る陸上自衛隊第15旅団のトップである旅団長の話を聞くと、何気無く「1日2回位は出動してますよ」と言われ、衝撃を受けました。「1日ですか!?」と。沖縄で不発弾が多いのは太平洋戦争で地上戦が行われたからです。

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 2018年の1年間で675回緊急出動

 以下、那覇駐屯地・第101処理隊への密着取材をした時の様子をお伝えしましょう。

 ・・・沖縄は先の大戦の激戦地。それ故、残された不発弾の数も桁違いで、毎日の様に発見の通報が有り、那覇駐屯地に所属の第101不発弾処理隊が緊急出動して居ます。自衛隊統合幕僚監部によれば、2018年の1年間で675回。平均すれば日におよそ2回の緊急出動が在る事に為ります。
 先の大戦での沖縄戦で最後に激戦地と為ったのが、本島最南部、ひめゆりの塔や白梅之塔・平和祈念公園が在る糸満市です。此処では、日米双方の不発弾が見付かります。弾の種類も形状も本土と比べ物に為ら無い程多く、銃弾から野戦砲弾・ロケット弾・更に艦砲射撃の砲弾迄、アリトアラユル不発弾が未だに残されて居るのです。

 1974年3月には、那覇市で下水道工事中に不発弾が爆発。隣接する幼稚園の園児ら4人が死亡、34人が重軽傷を負うと云う痛ましい事故もありました。

 第101不発弾処理隊に密着したコノ日の午前中は、発見された不発弾の処理を地元自治体と協議する場を取材しました。場所は、沖縄本島中東部の西原町。不発弾が発見されたのは、この年4度目だそうです。町の副町長さんはコンな風に話して下さいました。

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 「毎年コンな感じ。慣れ過ぎて怖い。自衛隊には頭が下がる。戦後69年、不発弾は後70年無いと無く為らないと聞く。自衛隊は命を張って居て凄い。頭が下がる……頼もしい」
 この日だけで、第101不発弾処理隊の緊急出動は6件。ホボ毎日が緊急出動の連続で、編成されて以降、不発弾処理の件数は37487件、処理重量は1805トンにも及んで居ます。(2019年3月29日現在) 毎年、1500件前後の処理数、50トン前後の処理重量を熟している中で、誇るべきは全国にある4つの不発弾処理隊の全てで、過去一度も事故を起こして居ない事。

 命を落とす可能性も有る、危険と隣り合わせの現場にも関わらず、何故一度も事故を起こさずに遣って来られたのでしょうか。那覇駐屯地、第101不発弾処理隊・隊長(当時)の錦織康二さんは

 「40年無事故の秘訣は難しい。言える事は、一人ひとりが失敗したく無いと云う思いを持ち続ける事。その思いの下で自分の技術を磨き、1回1回の処理においてミスもあるが、ソレを反省し次に同じ失敗を犯さ無い様に次へ進んで行く。それを繰り返し続けて来た事が無事故で来られた理由だと思います」
 
 と話して呉れました。錦織さんは処理隊生え抜き、叩き上げの隊長で、隊員達の信頼も厚い方。数々の現場の第一線を経験して来ただけに、その言葉には重みがありました。日々の任務を黙々と熟して行くその先に、40年無事故と云う勲章が後から付いて来たのだと云う事を実感しました。現場で働く隊員さん達にインタビューした際の声を幾つかご紹介しましょう。

 隊員達の声

 「処理でプレッシャーが掛かる事は無い。手順も決まって居る」
 「各隊員の役割分担も決まって居るので、チェックをして居る」
 「誰かが大きな間違いをしない限り、緊張しながらも淡々と作業を実施して居る。普段から意志の疎通を行って居る事が上手く行く秘訣かなと」
 「40年安全なのは、伝統が継承されて居る。先輩から引き継がれたもの」
 「事前の勉強・訓練が無事故に繋がって居る。現場でヒヤッとした事は無い。その前に先輩が止めて呉れる」


 その言葉に気負いは無く、日々の任務を黙々と熟して行く事が、安全に繋がって居る事が伝わって来ました。何かモッと秘訣はないのか?食い下がって、ゲン担ぎとかして無いんですか?ナンて会う人会う人に聞いたりしたのですが、皆さん苦笑しながら「そんな特別な事はしてませんよ」と答えるだけでした。

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 40年に及ぶ知識と経験を継承し、それを隊員同士で共有する。発足以来続く、その繰り返しと日々の鍛錬コソが事故を起こさ無い、不発弾処理の現場を支えて居るのですね。寧ろ、何か特別な事をして流れを乱す事の方を嫌がると云う、職人気質の様なものを感じました。
 しかしながら、不発弾の処理に絶対は無い。命を落とす可能性も有ります。隊員達は、ソンな危険な任務に就く事をどの様に思って居るのでしょうか。怖く無いのでしょうか。

 「怖さは勿論有る。一番怖いのは構造や中身が判らない事」
 「チームが危険性を共有し、処理の仕方を共有する。全員が処理方法に納得するのが基本。納得した上で処理を行う事が大切」

 
 驚かされたのは、取材をした不発弾処理隊の隊員達は全員、常に危険と隣り合わせのこの任務に、自ら希望して配属をされて居ると云う点です。彼等は不発弾の処理にどの様な遣り甲斐を感じて居るのでしょうか。

 「犠牲者を出す前に不発弾を処理すると云う任務に誇りと喜びを以て従事して居る。各隊員共通して、その気持ちで遣って居ると思います」
 「現場で声を掛けて頂く事があり、有り難い。不発弾処理隊は毎日本番を遣る部隊。日頃訓練をして居るだけに現地の声は嬉しい」
 「達成感を感じるのは、班長が安全に完了と云う報告を貰った時。2番目にホッとするのは、不発弾処理の看板を掛けた車に、子供たちが有難うと手を振って呉れる事。真剣な仕事が終わった後に、有難うは嬉しいものですね。県民との笑顔の触れ合い。この仕事を通じて深まるのが一番楽しい処かな」


 住民に感謝される事が遣り甲斐

 住民に感謝される事が遣り甲斐だと取材した全員が口を揃えます。災害派遣の現場で自衛隊の姿を目にする機会は多いですが、自衛隊員の日常と云うのは有事の為の訓練が殆ど。任務を通じて国民と触れ合う事は余り多くありません。今は例え命を賭ける現場であっても、国民との触れ合いが有る。そんな不発弾処理隊に遣り甲斐と魅力を感じる隊員も多いと云う事です。

 彼等は自分の仕事が評価して貰える、有難うと言って貰える、それだけを喜びに人知れず我々の平穏な暮らしを守って呉れて居るのです。彼等が「ボク達コンなに頑張って居るんです!」と前に出て繰る事はホボ有りません。尊い仕事をされて居ますねと問い掛けても「黙々と仕事をするだけです」と云う実直な答えが返って来るだけです。

 その姿を見ると、冒頭に述べた様な「自衛隊⇒戦争」と云った連想には違和感を抱かずには居られません。そんな気持ちもあって、拙著『「反権力」は正義ですか』でコノ不発弾処理隊に付いて扱った章のタイトルは「『軍靴の響き』ってもう辞めませんか」としました。
 彼等・彼女等は「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め」と服務宣誓をした上で任務に当たって居ます。安全保障や防衛政策に付いては様々な考えがあるでしょう。でも、どうかその事は別として、日々私達の安全を守る為に危険を顧みず、黙々と作業をして居る人達が居る事は知って於いて頂きたいと思うのです。


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            飯田 浩司 アナウンサー    以上








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