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2019年12月25日

潰えた改憲の夢 2020年に安倍政権が倒れても可笑しく無い理由









 潰えた改憲の夢 2020年に安倍政権が倒れても可笑しく無い理由

           〜まぐまぐニュース! 12/24(火) 5:00配信〜


 先日掲載の記事「見えぬ景気回復の兆し。アベノミクスが6年9カ月間で使った無駄金」で、安倍政権の経済政策を「全くの無駄に終わった」と厳しく切り捨てた、ジャーナリストの高野孟さん。
 高野さんは今回、メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、そんな安倍首相周辺で囁かれる「解散総選挙」の可能性に付いて検証すると共に、様々な要因を分析しつつ2020年の安倍政権の命運を占って居ます。


 安倍政権が何時頓死しても可笑しく無い2020年 景気回復無し、早期解散無し、改憲発議無し・・・

 2020年の政治は、安倍政権の頓死が何時在っても可笑しく無い、慢性的な危機状態に入る。頓死の原因と為り得る最大のものは経済で、前号「見えぬ景気回復の兆し。アベノミクスが6年9カ月間で使った無駄金」でも述べた様に、アベノミクスの終焉がイヨイヨ誰の目にも明らかに為る中で、それでも失敗を認めたく無い安倍晋三首相が「異次元金融緩和」の是非結末を総括もし無いママ、今度は「異次元財政緩和」に飛び移ろうとするサーカスを演じ様として地上に落下する、と云う様な事である。

 1月解散は無い

 それでも安倍首相周辺では、来年1月早々に通常国会召集、大型補正予算を成立させて衆院を解散し、2月総選挙で勢いを取り戻すと云う構想が繰り返し検討された。
 それは、政局テクニック的には有り得無くは無い話だが、何よりも先ず、政権の蘇生と云う自分勝手な都合以外に何の大義名分も無く、国民に取っては只の大迷惑でしか無いので誰も喜んで投票に行く筈が無い。そう云う無意味な解散はソモソモ遣るべきでは無いし、その根拠を天皇の国事行為を定めた憲法第7条第3項に求めるのは間違って居る。

 しかも「お花見疑惑」とそれを早々に幕引きしようとする安倍首相の卑劣な態度が国民の間に強い反発を引き起こし、来年に為っても到底鎮まる気配が無いので、その中で無謀な選挙を打てば大幅議席減も有り得る。
 そこでこの様な強行突破策は取り下げられ、ワザと1月中旬に首相の中東訪問を設定し、それを理由に「通常国会を1月20日に招集する」方針を固めた。(19日付毎日)
 会期は150日間なので6月17日迄。翌18日からは東京都知事選が始まり、その後は東京五輪モードに入るので、会期延長の可能性は低い。オマケに会期中の4月には習近平中国主席の国賓来日があり、終わると直ぐに5月大連休。
 会期末直前の6月10〜12日はトランプ米大統領がホストを務める主要国サミットがキャンプデービッドで開かれるので首相は不在で、実質的な審議時間は可成り少なく為る。







 五輪後解散も難しい

 この為、1月早々のタイミングを逃すと、五輪後迄解散をテコに政権を再浮上させる機会はホボ絶無で、遣るとスレば五輪後しか無い。「五輪後で有れば、世の中が『ワンチーム』みたいな雰囲気に為って、ナカナカ自民党批判に為ら無い」ので解散が遣り易いのではと云う自民党閣僚経験者の意見もあるが(上述毎日記事)、それは甘い見通しである。

  そこに至る来年前半で「お花見疑惑」で新事実が露見する事は無いのか
  政府が日銀及び年金積立金管理運用独法を通じて行って来た株価操作が破綻する様な事は起こら無いのか
  衆参の憲法審査会は改憲の中身に付いての実質的審議を始められるのか
  中東に無理矢理派遣せざるを得無かった自衛艦が、行き成り過激派の攻撃を受けて沈む様なことは無いのか
  北方領土「2島先行返還」外交はもう止めたのか
  習近平を上手に迎えられるのか
  文在寅とはこのママの関係で云いのか
  拉致問題で本当に金正恩との日朝首脳会談を開けるのか
  米政治史上3人目の弾劾対象と為って狂気の様に為りつつあるトランプが訳の分から無い事を言い出さ無いか

 ・・・等々、心配事は山程あって、どれ1つをとっても政権が躓く原因と為り兼ね無い。それらを全てピョンピョンとクリアして五輪後を迎える事が出来たとしても、サアどうだろうか、そこで世の中が「ワンチーム」と為って改めてこの政権を支え抜こうと云う雰囲気で盛り上がって居る等と云う事が有り得るのだろうか。話は寧ろ逆さまで、その時には「もう安倍首相はウンザリ」と云う世の中の雰囲気が濃く為って居る可能性の方が大きい。

 と為ると退陣か?

 サテ、五輪後迄安倍政権が続いて居たとして、そこで彼が直面するのは、

  破れ被れの解散・総選挙で局面打開を図り、
  その結果が巧く行けば改憲目標を一層高く掲げて4選も視野に入れて突き進むのか、
  それだけの気力も失せて、総裁任期を1年残して退陣するのか・・・

 と云う選択だろう。私の見る処、その時点で彼には、もう一度奮い立って強行突破を図るだけの体力・精神力は残って居らず、又自民党全体に対しても公明党に対しても、強烈な求心力を発揮して両党を解散・総選挙と云う試練に引きずり込む事が出来そうに無い。従って前者の可能性はホボ絶無で、後者に傾く。
 その時に、それでも未だ少々とも余力を残して居れば、無難な岸田文雄辺りを後継指名してキングメーカーとしての地位を得様とするのだろうが、その力も残って居なければ、第1次政権の末尾と同じ様に、ダラシナク投げ出す格好と為り、岸田と石破茂を軸とする繰り上げ総裁選に自民党の行方が委ねられる事に為るのだろう。

 何れにせよ、この様な展開では、安倍首相の夢である改憲は政治日程に上らず挫折する。これは鶏と卵の関係で、来年前半の政局を通じて安倍首相が改憲発議への道を少しでも前進させられるのであれば、それをテコとして政権の延命を図る事も出来るかも知れない。
 しかし相変わらず改憲の具体的な道筋を示せ無いまま、口先だけで譫言(うわごと)の様にそれを唱えて居るだけでは、逆に政権を終わらせる導引と為るのである。








 野党共闘の行方は

 来年半ばには訪れるかも知れない安倍政権の頓死が、野党による政権交代の機会と為るのかどうか。現状ではその可能性は極めて少ないが、何時でもそれに対応出来る様備えるのが野党の務めだろう。
 この処、立憲民主と国民民主の両党の「合流」と云う話が盛り上がって居て、それはそれで結構な事だとは思うけれども、矢張り中心問題は理念と基本政策における対自民のオルタナティブをどう明示出来るかである。それを抜きにしての一緒に為るとか為ら無いとかの話が切羽詰まって居るのは、政党助成金の半分が1月1日を基準とした政党の議員数によって配分されると云う事情によって煽られて居るだけの事で、国民とは何の関係も無い。(なおもう半分は直近の選挙での得票率で配分される)

 私は、何はともあれ数を増やして巨大な野党を作って2大政党制の原理に従って政権交代を実現すると云う観念には、今は不賛成で、与野党共がその時々の直近の課題を軸に連立政権構想を掲げて政権交代を目指すのが現実的ではないかと思う。
 従って、現状での立憲民主と国民民主の「合流」は、単なる数合わせに終わるしか無い事が見えて居るが故に賛成で無く、改めてリベラル・サイドの理念と基本政策を打ち立てた上でそれに賛同する個々人の再結集が必要だと思って居る。

 それが、安倍政権が何時頓死しても可笑しく無い2020年政局に間に合うのかどうか、甚だ心配ではあるけれども、政治は何時も意外性の連続。そう為ったら為ったで何とか為って行くものだと思い切るしか無いのかも知れ無い。


              MAG2 NEWS 首相官邸  以上 







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