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2019年12月12日

「桜を見る会」問題が象徴する安倍政権の体質




 




 「桜を見る会」問題が象徴する安倍政権の体質


          12-12-2.jpg

              文 薬師寺 克行  東洋大学教授


            〜東洋経済オンライン 12/11(水) 12:16配信〜


       12-12-1.jpg

      臨時国会が閉会 記者会見する安倍晋三首相 12月9日 写真 時事通信  


 又もや首相が逃げ切ったと云う感じの臨時国会の幕切れと為った。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に関する野党の追及に、菅義偉官房長官や官僚等が矛盾だらけの説明を繰り返す一方、安倍首相は真面に対応しようとはし無かった。
 国会が閉幕した12月9日の記者会見も「招待者の基準が曖昧であり、結果として招待者の数が膨れ上がってしまった」等と他人事の様な説明に終始した。

 この間、日米貿易協定等の重要政策の審議は国民の視野から遠退いてしまった。自らの関与が疑われて居る問題に付いて誠実に説明しようとしない安倍首相の倫理観の欠如した姿勢は「森友・加計問題」以降繰り返されて居るが、今やそれが政界と官界に迄拡散して居る。

 責任感が見られ無い安倍首相の姿勢

 桜を見る会に対する安倍首相の説明回避の姿勢は徹底して居た。不都合な事実関係が次々と表面化すると、首相官邸で記者団に一方的に説明する「ブラ下がり」を数回行い、それを免罪符だと考えたのか、予算委員会は結局開かれ無かった。
 代わりに説明役を引き受けたのは内閣府の官僚や菅官房長官だったが、その説明も新たな事実を前に矛盾だらけと為って行った。

 廃棄した出席者名簿がバックアップデータとして残って居た事実が出ると、菅官房長官は「バックアップデータは行政文書に該当し無い事から、情報公開請求の対象には為ら無いと聞いて居る」と説明するしか無かった。記者からの質問に答えられ無い為、繰り返し秘書官に説明を求める菅長官の遣る気の無さそうな映像が、安倍政権の体質を象徴して居た。

 国会審議では政権の成果を強調し、都合の好い主張を繰り返す。野党の追及には時に自席からヤジ迄飛ばす。処が不都合な事実が表面化すると、委員会出席を拒否し、普段は遣ら無い「ブラ下がり」で一方的に話す。この様な安倍首相の対応には、国民にキチンと説明しようと云う責任感は見られ無い。
 9日の記者会見でも、問題なのは「招待者の基準が曖昧」だった事であり、自分の責任で見直すとして、自らの関与や後援会の関わり方等問題とされて居る点に付いては何も触れ無かった。

 首相の代わりに説明役を担わされた閣僚や官僚は、事実関係を明らかにする事よりも、安倍首相を傷付け無い事を重視し、場当たり的に辻褄を合わせ様と無理な理屈を作り上げて行った。そして、この理屈が破綻すると、知らぬ存ぜぬを通すしか無く為る。こうした光景に倫理感の欠片も感じる事は出来無い。


 




 安倍首相が軽視する議院内閣制の根幹
 
 同じ事は安倍政権でこれ迄何度も繰り返されて来た。森友・加計問題が沸騰した2017年は、財務省の局長による公文書の改ざんや虚偽答弁まで明らかに為った。中央省庁の局長が首相を守る為に公務員としての最低限の矜持であるべき倫理観まで放棄した。
 そして、これだけの重い事実が明らかに為ったにも関わらず、上司である麻生太郎財務相は責任も取等無いまま今も財務相を続けて居る。

 野党が憲法の規定に基づいて臨時国会召集を要求すると、外交日程等を理由に拒否し続け、挙句に9月に臨時国会を召集すると、委員会審議等しないママ、行き成り冒頭で衆院を解散してしまった。安倍首相は自分に不都合な事を国会で追及される事がどうしても嫌な様だ。
 国会は、首相が遣った事が犯罪であるかどうかを調べ判断する様な場では無い。それは捜査機関の仕事である。国会の果たすべき役割は、国政が公正、公平に行われて居るかチェックする事である。予算の編成や執行、或は政策等が特定の人達の利益に為る様恣意的に作られたりして居無いか、執行されて居無いか等をチェックするのである。

 憲法には、内閣は行政権の行使に付いて、国会に対し連帯して責任を負うと書かれて居る。内閣の行政運営に付いて国会が問題ありと判断すれば、最終的手段として不信任決議を行う事が出来る。しかし、行き成りそこ迄遣ら無くても日常的には、国会が本会議や委員会等の場で説明を求めたり改善を要求し、首相以下内閣のメンバーがそれにキチンと対応すれば好い。
 内閣と国会がアラユル事で対立したのでは国政は滞ってしまい、経済も社会も混乱する。詰まり、首相が国会の場でキチンと説明し、問題があれば謝罪する為り改善する為りして行けば好いのである。

 それが議院内閣制の根幹である。処が、安倍首相は明確な根拠を示さ無いまま自らの正当性を主張し、後は頬かむりして時間が過ぎるのを待つと云うことを繰り返して居る。これでは政権の透明性は失われ、国民の目の届か無い処で限られた人達だけの判断で、重要な事柄が決められてしまって居るのではないかと云う疑念が湧いて来る。
 より深刻な問題は「安倍一強」と言われる政治状況の中で首相のこうした姿勢が、政界や官界にも広がって居る事だ。

 桜を見る会の様な問題が表面化しても、安倍首相は非を認めず、説明もし無い。代わりに対応する官僚は、首相の対応に合わせて答弁したり、辻褄を合わせる為の理屈を作り出さ無ければ為ら無く為る。その結果、前述の様に首相を守る為に公文書を書き換えると云う様な行為も出て来るのである。
 逆に首相の対応には問題があった等と正論を主張すれば、潰されてしまい兼ねない。こんな空気が官僚機構の中に広がって居るのだ。







 長期政権の下で広がる「忖度」

 無論、多くの官僚が私欲を捨てて真面目に仕事をして居る事は事実である。桜を見る会に付いても、複数の中央省庁幹部が、官庁に割り振られた招待者の推薦名簿に付いては「OBで叙勲等を受けた人を対象に厳格に選んで居る。恣意的に招待する等と云う事は有り得無い」と話して呉れた。しかし、首相官邸主導の下で物事が決められて行く中、官僚の行動様式に変化が生まれて居る事も事実である。

 政界も同じである。政治資金を巡る問題で辞任した菅原一秀前経済産業相や河井克行前法相とその妻の参院議員は、結局、国会開会中には姿を現さ無いママに終わった。彼等も何の説明もする気が無い様だ。時間が経てばホトボリが冷めるとでも思って居るのであろう。
 悪い冗談の様な話だが、安倍首相は2018年4月、国家公務員合同初任研修の開講式で国家公務員に為ったばかりの若者を前に「国民の信頼を得て負託に応えるべく、高い倫理観の下、細心の心持ちで仕事に臨んでほしい」と訓示して居る。首相が言う様に私益を追求するのでは無く、公益の実現が使命である公務員や国会議員に、倫理観は最低限必要なものである。

 処が長期政権の下で「首相に逆らう訳にはいか無い」「云うことを聞いて置けば守られる」と云う忖度の空気が広がれば、行政における恣意性が高まり、その結果、公平さ公正さが損なわれ、不平等が生まれかね無い。そう為ると官僚機構のみ為らず統治システム全体に対する国民の不信感が拡大して行く。そして、一度壊れた倫理観を修復する事は容易では無い。


          薬師寺 克行  東洋大学教授    以上


 【管理人のひとこと】

 安倍氏と云う人は、何度同じことを繰り返すのだろう・・・反省して学習すると云う能力がポカっと抜け落ちて居る。それにしても酷過ぎる幕切れだった「知らぬ存ぜぬ、俺は全く知ら無い!」と逃げおうせ、又同じ様な問題を引き起こす・・・そして、何か別の問題をデッチ挙げ「国民の信を問いたい」と選挙へ逃げる・・・この繰り返しで、今回デッチ挙げるのは憲法改正だろうか?
 多くの国民は「他に適当な人が居無い」「比べると安倍さんしか居無い」と諦めて選挙に出掛け、憲法改正何か興味が無いと、半分以下の投票率で同じ様な政権が出来上がり、マタマタ同じ様な場面が続く。既視感に溢れる政権を維持するのが得意なのだろう・・・少しの進歩も無い。
 その間、日本の経済はジリ貧を続け先進国最低の貧乏国へとマッシグラに急降下する。国民の多くは生活するだけでも大変な状況に置かれて居る。それもこれも・・・彼等を選択する人が存在する・・・奇跡と云って好い、神様が奇跡を起こす「神国・日本」なのだから。令和の時代、少しは進歩するだろうか・・・



 



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