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posted by fanblog

2018年06月11日

まさか自分が・・・白血病⁈ (その9)

いらっしゃ〜い、庭の雑草に

ほとほと呆れ果ててる やすやんです

刈っても刈っても 刈っても刈っても…………

草の強靭な生命力には勝てませんって!

除草剤撒けば、そりゃぁね〜

根こそぎ枯れますけど、、、

それもなんか景観的にどうかなと

じゃぁ、一体どうしたいの?って

怒られそうですけどねw

まっ、成り行きに任せますわ



さて前回、慢性白血病の“急性転化”に

なってしまった方のことを書きました


それでは、急性転化とはどんな状態

なんでしょう?


その前に、慢性骨髄性白血病の病期には、

慢性期・移行期・急性転化期の3つの

病期に分けられているんですね


慢性期 : 慢性骨髄性白血病の場合には、白血球ががん化して白血病細胞となっても、ほぼ正常の白血球と同じ働きをする上にゆっくりと進行するため、初期の段階ではほとんど症状がありません。そのため健康診断などで白血球数の増加を指摘され、偶然見つかる場合が半数以上を占めます。

まさしく私の場合はそのパターンでした

しかし、そのまま無治療ですと、数年で移行期・急性期に移行してしまいます。


移行期 : 急性期へ悪化する前段階で、芽球の増加が見られ末梢血中又は骨髄中の芽球が10%以上20%未満の状態
白血病細胞の増殖の能力が高まるとともに、分化する能力が失われ、骨髄や末梢(まっしょう)血中に芽球(がきゅう)と呼ばれる未熟な細胞の割合が増加します。その結果、治療による白血球数のコントロールが困難になり、脾臓(ひぞう)の腫大が進行する場合があります。

※ 芽球=もっとも幼若な血液細胞のことを言いますが、おもに白血病細胞である可能性が高い細胞のことを意味することが多いです


急性転化 : 骨髄や末梢血中で芽球が増加、急性白血病に似た状態となります
慢性期と同じような治療では白血球数のコントロールは困難で、白血病細胞が骨や皮膚、リンパ節に腫瘤したり、脳や脊髄の周りにも浸潤することもあります
また、急性転化を起こすと急性白血病と鑑別が困難なことが多く、通常の急性白血病よりも治療抵抗性です。
イマチニブ、ニロチニブやダサチニニブが無効となって急性転化した場合は、典型的な急性白血病と異なり薬物療法には抵抗性であり、造血幹細胞移植 もほとんど期待できなくなります。

亡くなった彼の場合は、この急性転化の状態でした

それには理由がありました

ある遺伝子が変異を起こし、

投薬治療に耐性を持ってしまったのに加えて、

アスペルギルス症に感染してしまったんです。


彼の場合、白血病の治療で残された選択肢は

造血幹細胞移植

ところが、前処置として全身無菌状態にする

必要があったのですが、無菌状態にすると

今度はアスペルギルス症の治療が出来なくなり、

症状が進行し死に至ります。

まさに、どちらを選択しても良い結果が得られない

最悪の事態に陥ってしまった方だったんです。


なのに、ブログでは気丈に明るく更新し続けていました。

そのことが、私や他のファンの心に響いてきてたんです。

ご冥福をお祈りいたします。



ちょっと長くなりました

専門的なお話しで頭も痛くなりそうなので、

ここらでいったんおしまい!


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posted by やすやん at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白血病
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やすやん
2001年5月パニック障害発症、2008年5月慢性骨髄性白血病発病、治療薬グリベック服用にて治療開始。状態も安定し、10年目の2017年7月からは高額の治療薬グリベック服用中止の臨床試験を主治医より勧められ断薬実施中の50代後半冴えないオヤジ。運送会社で2tトラックドライバー、安月給で生活苦しすぎ…目指せ脱貧乏!
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