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2019年02月14日

池江璃花子さんが白血病

池江璃花子さんが、白血病と診断されたとご本人自らSNSで報告されておりました。
あまりに突然の報告に、国内はもとより海外でも衝撃を持って受け止められています。
国内外のアスリートや著名人からもお見舞いのコメントが寄せられています。
白血病の発見も初期段階で、早めの治療が効果的だということです。
僕も心よりお見舞い申し上げるとともに、良い治療結果が得られて、一日も早く社会復帰ができて競技の場に戻ってこれることを願うばかりです。

詳しい診断結果は二、三週間後ということですので、今のところ“急性”なのか“慢性”なのか、“骨髄性”なのか“リンパ性”なのかわからない状況なのだと思います。

もし、僕と同じ“慢性骨髄性白血病”であるとすれば、飲み薬(分子標的薬)を服用するだけの治療で元の生活に戻れますし、復帰も早いだろうと思います。

しかし、“急性”であったとしたならば、今後しばらくは辛い治療に耐えていかなければならないと思います。
池江さん本人は凄くポジティブなコメントで、きっと辛い治療も克服してくれるだろうと信じています。

もう一つ嬉しい反響が、骨髄バンクへの登録希望者が殺到しているということです。
どのようなきっかけであれ、骨髄バンクが注目されたことに対しては、非常に喜ばしいことだと思います。
一人でも多くの登録希望者が現れることを、切に希望してやみません。

まだまだ骨髄移植を心待ちにしている方々が非常に多く、2018年12月末現在 2930人の方が移植待機しておられます。

ただし、ドナー登録には条件があり、
  • 18歳〜54歳の健康な方
  • 体重:男性45キロ以上、女性40キロ以上
  • 提供内容を十分理解している
  • 提供には家族の同意が必要


この中で、登録したにもかかわらず、いざドナーとなった途端辞退する例も少なくないといいます。


それはなぜか?

● ドナーの骨髄液を採取する方法として、腰の骨から針を刺して採取するから。
これが相当痛い!
僕も検査のために、幾度となく骨髄液を採取したが、何度経験しても耐え難い痛さ。
皮膚は麻酔を打てば痛みは麻痺するけど、骨の中には麻酔は効かないのよ!
それが耐え難い一番の理由。

● 骨髄液を採取するために、2〜3日程度の入院が必要
仕事を抱えている場合、指定された日にまとまった休みが取りづらい。
日程的な問題
しかも、骨髄液は長期保存が効かない。

● 家族の同意が得られない。
理解不足

他にも理由はあるでしょうが、せっかく適合者が見つかっても、移植が実現できないという悲しい現実が存在しているのです。

みなさんが協力したいと願うのでしたら、どうぞドナーになるということはどういうことなのか、十分理解した上で登録をお願いしたいと思っております。

リンク:日本骨髄バンク
https://www.jmdp.or.jp/
タグ:池江璃花子
posted by やすやん at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白血病
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やすやん
2001年5月パニック障害発症、2008年5月慢性骨髄性白血病発病、治療薬グリベック服用にて治療開始。状態も安定し、10年目の2017年7月からは高額の治療薬グリベック服用中止の臨床試験を主治医より勧められ断薬実施中の50代後半冴えないオヤジ。運送会社で2tトラックドライバー、安月給で生活苦しすぎ…目指せ脱貧乏!
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