気が付くと ちび黒猫は
隣に仲間がいることに気付きます。
ちび黒猫は考えています。
以前、気が付いた時、
自分は以前の記憶がありませんでした。
だから、自分はずっと同じ位置に
居続けていると思っていたのです。
始めからここが自分の居場所だと
思っていたのです。
しかし、実際は違うのです。
ちび黒猫は何かの力によって
常にあちらこちらに移動させられていたのです。
そのことに
ちび黒猫はだんだんと気が付いたのでした。
そして、また、違う場所につれてこられました。
いったい誰がこんなことをさせているのでしょうか。
まだ、ちび黒猫には分からりません。
見るものが全て新鮮で、困惑するよりも
驚きの方が大きいのです。
ちび黒猫は誰かの力によって
翻弄されながらも
自分の置かれた環境に
順応しようと一生懸命です。
それに、その状況を楽しんでいるようです。
今回は何か見慣れないモノが
目の前に登場しています。
しかも動いているのです。
ちび黒猫は何等かの力によって
既に様々な知識が入力されています。
とっさにちび黒猫は叫びました。
「あっ、水だ!」
ちび黒猫は怖くなりました。
ぬいぐるみにとって水は
あまりよくない存在なのです。
ちび黒猫は震えました。
早くここから違う場所に行きたい、
そう思いました。
2017年10月23日
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