昨年の番組だろうな。
そこでの対談を聞いていると、何か励まされる。
それに、半世紀生きている自分って、まだまだだな、
って思えてきてしまう。
なんせ彼らの半分しか生きてないわけだから、
まだまだ新しいことに挑戦したって
やり直しができると希望がもてる。
しかし、失業してハローワークに行き、
紹介状を持って面接に行くと、
この年でよく面接にこれるなぁ、
ってな顔をされる。
あんたはもう介護や清掃とか、
いわゆる社会が底辺と呼んでいる仕事しかない、
とでも言うようなそんな態度を露骨にされる。
そこでは、半世紀も生きている人間は
何もチャレンジできないように感じてしまう。
これは、相対論だ。
どこで何を基準にするかで見方が変わる。
メディアや社会のシステムは
至る所でいろんな仕掛けをして
私達を縛っている。
或いは見えない柵で囲って
外に出さないようにしている。
一つのサラリーマンという囲いに入っている限り、
そこでの勝ち組負け組があり、
競争路線から外れると
競争の輪にも入れてもらえない。
そんな囲いが世界の全てだと
信じ切っている人にとって、
リストラは恐怖以外の何物でもない。
だから、死ぬまで必死でしがみつき、
結局過労でボロボロになる。しかし、
わたしは、運か不運かしらないが、
一般路線を外れまくっているので、
リストラされようと、嫌で会社を辞めようが、
全然めげない。
三十代で海外生活を経験し、
帰国後しても点々を仕事を職場を変えたが
ホームレスになることもなく何とか生きている。
もちろんいろんな人の協力のおかげでもあるが、
そうであっても、
いろんな世界や生き方をみているからこそ、
何とかなるという気持ちにさせてくれるのだ。
いろんな意味で生活が大変な人がいるだろうが、
下を向いた顔をちょっと上げてみるだけでも
景色は違って見えると思うよ。
一つの生き方とか同じ世界でサバイブするとか、
そうではなくて、外れた道の
反対側に全く違う新しい道があったりする。
それが もし、草ボウボウの荒れ地なら、
自分が踏み固めて新しい道をつくってもいい。
目の前の敷かれたレールだけが道ではない。
踏み出せばそこには新しい出会いもあるだろう。
思いきって人とはなすのもいいかもしれない。
日野原さんや篠田さんの言葉を聞いていると、
これからまだまだいろんなことが出来る、
そんな気がする。そうなると、
やりたいことが色々浮かんでくる。
その希望が生きる支えになるんだね。
百まで生きるんなら、
まだまだ時間はたっぷりある。
さあ、何から始めようか?
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