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やすねこアート
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2016年10月04日

接点写真の接点とは その14

SCAN0049.JPG


何かのコンテストや賞が付くもので評価された人だと思うが、
それは以前にも説明したように才能やセンスよりも
損得の方が大きいと思う。
賞を付ける団体でも話題性を持たせ
団体に多くの利益をあたえる人材を選ぶはずです。
それは団体にとって必要な才能でありセンスであって、
その人に必要な本当に必要な才能とかセンスではない
ように思えてしまう。
団体にしても社会を動かしている大きな力にしても
社会をある方向に向けたいと権力者が思えば
それに合うように流行が変わったり
イメージを広めることができる。
権力者の考えに気付かれないように
密かにイメージを流せるわけだ。
そうした宣伝要員としてアーティストを作り上げる
ことは可能だ。純粋なアーティストは
自分の才能が評価されたと
勘違いして知らないうちに
権力者の操り人形とか広告の材料としての商品として
扱われることだろう。そしていつしか
純粋なアーティストも権力者側の人間になっていく。
それに疑問を持ち
立ち向かおうとするアーティストはいつも
簡単に消されていく。
だから1つの作品を見る場合、
それが有名無名とか〇〇賞を取ったとか、
この写真家の撮った写真は〇〇万円だとか
そんな飾りは全部取って
自分が本当に「これは、良い」と思う写真を
見出す力を養って行けば良いと思う。
どんな人が撮ってもそれが
自分にとっていいと思える写真ならそれは傑作です。
一人一人が能動的に思考という行為をしていくことで
自分にとって良いものを選択できるようになると思うのです。

つづく














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