一見そんなふうに捉えられるかもしれないが
決してそんな撮り方はしない。
撮りたいと思えるもの
撮りたい行為を起こさせる何かが
そこにあるから撮るわけです。
そこには体験から生じた記憶が関係してきます。
冬の早朝、
本日最初の訪問先に訪問するまでの10数分間、
車のエンジンを止め待機している車中から
眺める住宅街の風景。
薄っすらとしてきたが街灯はまだ点灯している。
犬の散歩をしている人、新聞配達のバイクの音、しかし、
まだ静かな冷たい空気が車中まで漂ってくる早朝。
少しずつ明けていく街並みを
何も考えずただジッと眺める。
その無意識的に眺めているこうした風景が
記憶に残っている。
時々ふと思い出すことがある。
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