2020年11月23日
【英語シャドーイング学習】『The Wolf and the Pipe』 〜イソップ物語・子ヤギと笛を吹くオオカミ。”今ここ”でやるべきことに集中する〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Wolf and the Pipe』
While a kid was grazing on grass one day, he became lost.
"Friends! Friends! Where are you?"
Hearing this, a nearby wolf quickly ran to the kid with his lips smacking.
"Ha ha ha. Now doesn't he look tasty?"
The kid was so shocked and scared that he fell on his bum.
"Just a second, Mr. Wolf. Before you eat me, I have one wish."
Said the kid to the very hungry and salivating wolf.
"I would like to dance just one last time."
"If you could just play the pipe, then I can dance my last dance."
"Hmm, no problem. I can grant you that wish."
So, the wolf started to play the pipe to celebrate his new meal.
Soon after he started to play, they could hear barking sounds from dogs.
"You better keep your paws off the kid."
The kid's protector heard the sound of the pipe and rushed over immediately.
The wolf suddenly saw the dog approaching.
He threw the pipe and ran for his life.
"Instead of playing the pipe, I should've eaten the kid right away."
"What was I thinking?"
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『子ヤギと笛を吹くオオカミ』
ある日、子ヤギが草を食べていたとき、
道に迷いました。
子ヤギ
「仲間たちはどこ?」
これを聞いて、近くのオオカミが
唇を叩きながらすぐに子ヤギに駆け寄りました。
オオカミ
「ははは。うまそうな子ヤギだ。」
子ヤギはショックと恐怖のあまり、
しりもちをつきました。
子ヤギ
「ちょっと待ってください、オオカミさん。
私を食べる前に、1つだけお願いがあります。」
お腹をすかせた、唾を吐くオオカミに
子ヤギは言いました。
子ヤギ
「最後にもう一度、踊りたいです。」
「この笛を弾いてくれたら、最後のダンスを踊ります。」
オオカミ
「まぁいいだろう。その願いを叶えてやる。」
そこで、オオカミはごちそうを祝し、
笛を演奏し始めました。
オオカミが笛を吹き始めた直後、
彼らは犬が吠える声を聞きました。
番犬
「子ヤギから離れろ!」
子ヤギの番犬は笛の音を聞いて
すぐに駆け寄りました。
オオカミは突然、犬が近づいているのを見ました。
彼はパイプを投げて必死に走りました。
オオカミ
「笛なんか吹いていないで、
すぐに子ヤギを食べるべきだった。
私は何を考えていたんだ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「最期に言い残すことはないか?」
主人公たちを追い詰めた悪役が
しばしば口にするセリフ。
このわずかな時間の猶予が、
形勢逆転のトリガーとなってしまう。
子ヤギを追い詰めたオオカミは、
”今ここ”から目を離した。
食事にありつけるという”少し先の未来”に
ぼんやりと光を当ててしまった。
”今ここ”ですべきことをおろそかにした結果、
まさに手元にあるチャンスを逃した。
過去を見てきた自分たちは、
過去の延長線上に未来を想像してしまう。
経験から予測することは大切、
ただし、あくまで集中するのは”今ここ”だ。
”今ここ”で、やれることをやり切った結果、
逃げ延びた子ヤギ。
”今ここ”から思わず目を離した結果、
チャンスを逃したオオカミ。
彼らが人生のどこに
スポットライトを当てているのかが
はっきりとわかる物語だ。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Wolf and the Pipe』
While a kid was grazing on grass one day, he became lost.
"Friends! Friends! Where are you?"
Hearing this, a nearby wolf quickly ran to the kid with his lips smacking.
"Ha ha ha. Now doesn't he look tasty?"
The kid was so shocked and scared that he fell on his bum.
"Just a second, Mr. Wolf. Before you eat me, I have one wish."
Said the kid to the very hungry and salivating wolf.
"I would like to dance just one last time."
"If you could just play the pipe, then I can dance my last dance."
"Hmm, no problem. I can grant you that wish."
So, the wolf started to play the pipe to celebrate his new meal.
Soon after he started to play, they could hear barking sounds from dogs.
"You better keep your paws off the kid."
The kid's protector heard the sound of the pipe and rushed over immediately.
The wolf suddenly saw the dog approaching.
He threw the pipe and ran for his life.
"Instead of playing the pipe, I should've eaten the kid right away."
"What was I thinking?"
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『子ヤギと笛を吹くオオカミ』
ある日、子ヤギが草を食べていたとき、
道に迷いました。
子ヤギ
「仲間たちはどこ?」
これを聞いて、近くのオオカミが
唇を叩きながらすぐに子ヤギに駆け寄りました。
オオカミ
「ははは。うまそうな子ヤギだ。」
子ヤギはショックと恐怖のあまり、
しりもちをつきました。
子ヤギ
「ちょっと待ってください、オオカミさん。
私を食べる前に、1つだけお願いがあります。」
お腹をすかせた、唾を吐くオオカミに
子ヤギは言いました。
子ヤギ
「最後にもう一度、踊りたいです。」
「この笛を弾いてくれたら、最後のダンスを踊ります。」
オオカミ
「まぁいいだろう。その願いを叶えてやる。」
そこで、オオカミはごちそうを祝し、
笛を演奏し始めました。
オオカミが笛を吹き始めた直後、
彼らは犬が吠える声を聞きました。
番犬
「子ヤギから離れろ!」
子ヤギの番犬は笛の音を聞いて
すぐに駆け寄りました。
オオカミは突然、犬が近づいているのを見ました。
彼はパイプを投げて必死に走りました。
オオカミ
「笛なんか吹いていないで、
すぐに子ヤギを食べるべきだった。
私は何を考えていたんだ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
「最期に言い残すことはないか?」
主人公たちを追い詰めた悪役が
しばしば口にするセリフ。
このわずかな時間の猶予が、
形勢逆転のトリガーとなってしまう。
子ヤギを追い詰めたオオカミは、
”今ここ”から目を離した。
食事にありつけるという”少し先の未来”に
ぼんやりと光を当ててしまった。
”今ここ”ですべきことをおろそかにした結果、
まさに手元にあるチャンスを逃した。
過去を見てきた自分たちは、
過去の延長線上に未来を想像してしまう。
経験から予測することは大切、
ただし、あくまで集中するのは”今ここ”だ。
我々はもっと
”今ここ”だけを真剣に生きるべきです。
過去が見え、
未来が予測できるような気がするのは、
あなたが”今ここ”を真剣に生きておらず、
ぼんやりした光の中に生きている証拠です。
『嫌われる勇気』”人生について” より
”今ここ”で、やれることをやり切った結果、
逃げ延びた子ヤギ。
”今ここ”から思わず目を離した結果、
チャンスを逃したオオカミ。
彼らが人生のどこに
スポットライトを当てているのかが
はっきりとわかる物語だ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10340283
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック