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2020年11月21日

【英語シャドーイング学習】『The Crow and the Peacock』 〜イソップ物語・カラスと借り物の羽根。人は集団を守るため、”不謹慎な誰か”を排除する〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Crow and the Peacock』


There was a crow that really hated his black feathers.

"Why? Why me? Why are all of my feathers so black?"
"Putting on makeup doesn't even help."




One day, crow came across some gorgeous peacock feathers on the ground.
He quickly picked them up and checked around.
Then, he began to stick the colorful feathers on his body.

"Yes! This is it!"
"These gorgeous feathers will make me beautiful!"

"Hey guys! Can I join you? I'm a peacock from a neighboring country."

"You? A peacock? What about those black feathers?"
"Putting on peacock feathers doesn't make you a peacock."
"Oh, And, they look like they're about to fall off."



After being humiliated by his attempt, Crow decided to fly back and join his crow friends.

"Hey guys! Can I join you?"

"Weren't you the one who was ashamed of being a crow?"
"Didn't you want to be a peacock? Just go."


"Get lost! Just go!"

Although crow regretted what he had done it was too late.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『カラスと借り物の羽根』


自分の黒い羽を本当に嫌うカラスがいました。

「なんで?なんで私はカラスなの?
どうして私の羽が全部こんなに黒いの?
化粧をしても効果はありません。」




ある日、カラスは、地面に落ちている
豪華な孔雀の羽根に出くわしました。

彼はすぐにそれらを拾い上げ、
辺りを見回しました。

それから、カラスは
体にカラフルな羽根を貼り始めました。

「これです!」
「これらの豪華な羽根は私を美しくします!」

「やあみんな!仲間に入れてもらえますか?
私は隣国のクジャクです。」

「あなたがクジャク?あの黒い羽根はどう?」
「クジャクの羽根をつけてもクジャクにはなれません。」
「ああ、つけた羽根が落ちそうです。」



カラスは恥ずかしい目に遭った後、
カラスの仲間に加わることにしました。

「やあみんな!仲間に入れてくれますか?」

「カラスであることを恥じたのは
あなたではなかったのですか?」

「あなたはクジャクに
なりたいんじゃなかったの?出て行って。」


「そうだ、出て行け!」

カラスは自分のしたことを後悔しましたが、
手遅れでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

カラスは確かに、
着飾った羽根でクジャクになろうとした。

他のカラスからすれば、
裏切り行為と思われても仕方ない。


クジャクは確かに、カラスが見た目を
着飾っただけだということを咎めた。

結果的にカラスは、見た目を取り繕っても
何にもならないことを悟った。




大切な教訓を教える一方で、
この作中には誰一人として
失敗に寛容な人物はいなかった。

彼らはただ、自らの所属するコミュニティを
守ることに躍起になっていた。




「きれいになりたかった」

そんな、カラスの悩みを
理解しようとする者はいなかった。

クジャク
「お前は着飾ったところでクジャクではない」

カラス
「お前はカラスを恥じたんだから出て行け」

どちらも、自分の所属する集団から
はみ出た者を叩いた。

そうすることで、自分は
”叩かれない、正しい集団”の一員だと主張した。

集団において”不謹慎なヒト”を攻撃するのは、
その必要が高いためです。

”不謹慎な誰か”を排除しなければ、
集団全体が不謹慎、”ルールを逸脱した状態”になり、
集団そのものが崩壊する恐れが出てきます。

『シャーデンフロイデ』 より



でも、誰も悪くない。

クジャクも、追い出したカラスたちも、
生き残るために最善の行動をしただけ。

そこには、たった一度の失敗で
孤独に陥った一羽のカラスがいるだけだった。




きれいになりたかったカラス。

彼がこの先、

「失敗はすべて無意味、成功のみが善」

という、極端な”0か100か”の思想に
囚われてしまわないことを願う。














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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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