2020年07月06日
【ギリシャ神話・ペルセウス編】悪役ポリュデクテスに学ぶ”一途さ”、”失敗から立ち上がる不屈の精神力”。
ギリシャ神話、
ゴルゴン姉妹・メデューサ退治の英雄ペルセウス。
妻アンドロメダ、その母カシオペアなど、
有名な星座になっている名前が多く登場する。
華やかに活躍する英雄、ヒロイン。
その裏で、僕は
悪役「ポリュデクテス」から
”一途さ”、”失敗しても立ち上がる不屈の精神力”を学んだ。
脇役、悪役にも、それぞれの人生があり、思いがある。
結果的にやられても、彼らから学べることはたくさんある。
ー目次ー
赤子のペルセウスと、母ダナエは木箱で海へ流され、
セリポス島に漂着する。
同島の王ポリュデクテスはダナエに惚れ、
何度もアプローチするが実らない。
時が流れ、ペルセウスが青年に成長しても、
ダナエをまだ諦めないポリュデクテス。
邪魔なペルセウスを亡き者にするため
ペルセウスにメデューサ退治を命じる。
(つまり「死んで来い」)
しかし、本当に退治して戻ってきたペルセウス。
証拠に持ち帰ったメデューサの首を見せ、
ポリュデクテスや部下の兵士たちは石にされてしまう。
母ダナエを守ったペルセウスは、
道中で助けたアンドロメダとともに帰郷する。
そんな「ペルセウスを陥れる悪役」として、
ポリュデクテスは登場する。
ペルセウスがメデューサを退治して戻ってきたとき、
ポリュデクテスはついに強硬手段に出ていた。
兵を率いてダナエを神殿の祭壇まで追い詰め、
音を上げるのを待った。
執着心が強く、粘着質な
ストーカー気質の見えるポリュデクテス。
ただ。
彼のやり過ぎな一面はともかく、
すごいと思ったところが2つ。
それは
彼の一途さと、失敗しても立ち上がる不屈の精神力。
「赤子のペルセウスが青年になっても
ダナエにアプローチを続ける」
当時の成人年齢が15歳前後だとしても、
20年弱、1人の女性を想い続けている。
王という地位にあり、
言い方は悪いが女性関係の不自由は少ないはず。
迫り方は確かに歪んでいるし、
正妻や側室格の女性が他にいたかも知れない。
それを別としても、
ここまで一途に想い続ける真っ直ぐさは、学ぶものがある。
「ダナエからペルセウスを遠ざけるため、
ペルセウスにメデューサ退治を命じる」
「個人でのアプローチを超え、
ペルセウス不在時、ついに兵を率いてダナエに迫る」
※強調:迫り方は歪んでいる。よくないとは思う。
よくないと思いつつも、学べることは
彼の目標達成への姿勢と行動力。
目標のためなら強硬手段もいとわず、
何度フラれても諦めずにアプローチを繰り返す。
少なくとも10年以上、失敗を重ね、なお立ち上がる、
アスリートのような不屈の精神力。
もっと別のことに有効活用できていれば…と、
少し惜しい気もする。
英雄の物語。
当然、主人公のペルセウスや、
妻となるアンドロメダに注目が集まる。
だけど、悪役にもそれぞれの人生があり、思いがある。
結果、やられてしまっても。
彼らが掲げた信念や、行動に駆り立てた思いから
学べるものもあるんじゃないだろうか。
脇役・悪役まで目が離せないギリシャ神話、
知れば知るほどおもしろい。
ーーギリシャ神話をマンガで学ぼうーー
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ゴルゴン姉妹・メデューサ退治の英雄ペルセウス。
妻アンドロメダ、その母カシオペアなど、
有名な星座になっている名前が多く登場する。
華やかに活躍する英雄、ヒロイン。
その裏で、僕は
悪役「ポリュデクテス」から
”一途さ”、”失敗しても立ち上がる不屈の精神力”を学んだ。
脇役、悪役にも、それぞれの人生があり、思いがある。
結果的にやられても、彼らから学べることはたくさんある。
ー目次ー
- ペルセウスのメデューサ退治、エピソード概要
- 粘着質なポリュデクテス王から学ぶ、意思の強さ
- 15年以上、1人の女性を一途に想い続ける
- 何度フラれても立ち上がる、不屈のチャレンジ精神
- 脇役・悪役まで目が離せないギリシャ神話
1.ペルセウスのメデューサ退治、エピソード概要
赤子のペルセウスと、母ダナエは木箱で海へ流され、
セリポス島に漂着する。
同島の王ポリュデクテスはダナエに惚れ、
何度もアプローチするが実らない。
時が流れ、ペルセウスが青年に成長しても、
ダナエをまだ諦めないポリュデクテス。
邪魔なペルセウスを亡き者にするため
ペルセウスにメデューサ退治を命じる。
(つまり「死んで来い」)
しかし、本当に退治して戻ってきたペルセウス。
証拠に持ち帰ったメデューサの首を見せ、
ポリュデクテスや部下の兵士たちは石にされてしまう。
母ダナエを守ったペルセウスは、
道中で助けたアンドロメダとともに帰郷する。
そんな「ペルセウスを陥れる悪役」として、
ポリュデクテスは登場する。
2.粘着質なポリュデクテス王から学ぶ、意思の強さ
ペルセウスがメデューサを退治して戻ってきたとき、
ポリュデクテスはついに強硬手段に出ていた。
兵を率いてダナエを神殿の祭壇まで追い詰め、
音を上げるのを待った。
執着心が強く、粘着質な
ストーカー気質の見えるポリュデクテス。
ただ。
彼のやり過ぎな一面はともかく、
すごいと思ったところが2つ。
それは
彼の一途さと、失敗しても立ち上がる不屈の精神力。
3.15年以上、1人の女性を一途に想い続ける
「赤子のペルセウスが青年になっても
ダナエにアプローチを続ける」
当時の成人年齢が15歳前後だとしても、
20年弱、1人の女性を想い続けている。
王という地位にあり、
言い方は悪いが女性関係の不自由は少ないはず。
迫り方は確かに歪んでいるし、
正妻や側室格の女性が他にいたかも知れない。
それを別としても、
ここまで一途に想い続ける真っ直ぐさは、学ぶものがある。
4.何度フラれても立ち上がる、不屈のチャレンジ精神
「ダナエからペルセウスを遠ざけるため、
ペルセウスにメデューサ退治を命じる」
「個人でのアプローチを超え、
ペルセウス不在時、ついに兵を率いてダナエに迫る」
※強調:迫り方は歪んでいる。よくないとは思う。
よくないと思いつつも、学べることは
彼の目標達成への姿勢と行動力。
目標のためなら強硬手段もいとわず、
何度フラれても諦めずにアプローチを繰り返す。
少なくとも10年以上、失敗を重ね、なお立ち上がる、
アスリートのような不屈の精神力。
もっと別のことに有効活用できていれば…と、
少し惜しい気もする。
5.脇役・悪役まで目が離せないギリシャ神話
英雄の物語。
当然、主人公のペルセウスや、
妻となるアンドロメダに注目が集まる。
だけど、悪役にもそれぞれの人生があり、思いがある。
結果、やられてしまっても。
彼らが掲げた信念や、行動に駆り立てた思いから
学べるものもあるんじゃないだろうか。
脇役・悪役まで目が離せないギリシャ神話、
知れば知るほどおもしろい。
ーーギリシャ神話をマンガで学ぼうーー
ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー
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