2020年03月09日
エースが去り、遅咲きが開花する社会人バスケ。
先日、バスケ仲間と食事に行った時、
1人が興味深いことを言っていた。
「中高でエース級だったヤツの多くは
そこで燃え尽きてさ、社会人になった今も
バスケ続けてるヤツ、あんまりいないんだよな。
「逆にその頃は活躍できなかったり、
部活が未経験だったりしたヤツの方が、
ずっとバスケに情熱を注いでることが多いよな」
もちろん、バスケを続けるかどうかは個人の自由。
他にやりたいことができたり、
ケガでできなくなったり、事情はいろいろある。
今も強い社会人のクラブチームで
バリバリやっている人もたくさんいるから、
エース全員が当てはまるわけではない。
だけど、言われてみれば「確かにな」と思った。
社会人バスケをやっていて、いろんな選手に出逢うと、
・学生時代は控えだった選手
・バスケ部を辞めた経験のある選手
・社会人になってから本格的にバスケを始めた選手
少なくとも僕の周りでは、こういう人の方が
バスケに対する情熱がものすごい印象を受ける。
強豪校のチームウェアを着ていて、
すごく上手いな、きっと主力だったんだろうな
と思う選手に話を聞くと、
「数ヶ月ぶり」「数年ぶりにバスケをする」
という答えも多く返ってくる。
強いチームのエース級の選手が
バスケから離れていく理由はいろいろ考えられる。
・ケガ
・仕事や家庭の事情
・他にもっとやりたいことができた
・部活ですべてを出し切り、楽しさを知る前に燃え尽きた
・周りよりも頭一つ抜けていてライバルが少なかった
・能力は高くても実はバスケがそこまで好きではなかった
などなど。
ここでは深く触れないけど、
部活に関しては、つくづく罪深いシステムだなと思う。
多くの大人がバスケの苦しさばかりを選手に刷り込んで、
バスケの楽しさに気づく前に芽を刈り取っているんだから。
バスケを離れる理由はそれぞれだけど、
僕自身に限って言えば、
学生時代に日の目を見なかったことは
結果的に運が良かったと気づかされる。
たらればの話、
もし僕が中学生から地区や北海道選抜に選ばれ、
全道や全国大会で活躍していたら、
今もバスケを続けていたかわからない。
燃え尽きてすっぱり辞めてしまったかも知れない。
マラソンの先頭集団だとすると、
僕みたいな控えや、遅れてバスケを始めた人たちは
マラソンの最後尾に取り残された選手。
最後尾にいたからこそ、悔しさも糧に
少しずつ前の選手の背中に近づき、
静かに1人ずつ追い抜いていける。
僕の周りにいる、
社会人になってもバスケを続けている選手たちからは
そういうハングリー精神がひしひしと伝わってくる。
大人になってもハングリーな選手に囲まれていることで、
僕はもっとバスケが好きになる、好循環の中にいる。
1人が興味深いことを言っていた。
「中高でエース級だったヤツの多くは
そこで燃え尽きてさ、社会人になった今も
バスケ続けてるヤツ、あんまりいないんだよな。
「逆にその頃は活躍できなかったり、
部活が未経験だったりしたヤツの方が、
ずっとバスケに情熱を注いでることが多いよな」
もちろん、バスケを続けるかどうかは個人の自由。
他にやりたいことができたり、
ケガでできなくなったり、事情はいろいろある。
今も強い社会人のクラブチームで
バリバリやっている人もたくさんいるから、
エース全員が当てはまるわけではない。
だけど、言われてみれば「確かにな」と思った。
社会人バスケをやっていて、いろんな選手に出逢うと、
・学生時代は控えだった選手
・バスケ部を辞めた経験のある選手
・社会人になってから本格的にバスケを始めた選手
少なくとも僕の周りでは、こういう人の方が
バスケに対する情熱がものすごい印象を受ける。
強豪校のチームウェアを着ていて、
すごく上手いな、きっと主力だったんだろうな
と思う選手に話を聞くと、
「数ヶ月ぶり」「数年ぶりにバスケをする」
という答えも多く返ってくる。
強いチームのエース級の選手が
バスケから離れていく理由はいろいろ考えられる。
・ケガ
・仕事や家庭の事情
・他にもっとやりたいことができた
・部活ですべてを出し切り、楽しさを知る前に燃え尽きた
・周りよりも頭一つ抜けていてライバルが少なかった
・能力は高くても実はバスケがそこまで好きではなかった
などなど。
ここでは深く触れないけど、
部活に関しては、つくづく罪深いシステムだなと思う。
多くの大人がバスケの苦しさばかりを選手に刷り込んで、
バスケの楽しさに気づく前に芽を刈り取っているんだから。
バスケを離れる理由はそれぞれだけど、
僕自身に限って言えば、
学生時代に日の目を見なかったことは
結果的に運が良かったと気づかされる。
たらればの話、
もし僕が中学生から地区や北海道選抜に選ばれ、
全道や全国大会で活躍していたら、
今もバスケを続けていたかわからない。
燃え尽きてすっぱり辞めてしまったかも知れない。
囲碁界では才能の開花は早くないとダメなように言われていますが早咲きのエースたちを
私は成長のペースは人それぞれだと常々思っています。
人生、遠回りは悪くない。
院生師範 篠田先生
『ヒカルの碁』17巻 より
マラソンの先頭集団だとすると、
僕みたいな控えや、遅れてバスケを始めた人たちは
マラソンの最後尾に取り残された選手。
最後尾にいたからこそ、悔しさも糧に
少しずつ前の選手の背中に近づき、
静かに1人ずつ追い抜いていける。
僕の周りにいる、
社会人になってもバスケを続けている選手たちからは
そういうハングリー精神がひしひしと伝わってくる。
大人になってもハングリーな選手に囲まれていることで、
僕はもっとバスケが好きになる、好循環の中にいる。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9677292
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック