2020年02月11日
暖冬と油断させておいて。
13時の札幌の気温。
暖冬暖冬と油断させておいての真冬日とは。
さらに、
今年は雪も少ないな、
全然降らないなと思わせておいて
一気に攻勢をかけてきた。
家庭によっては
キャタピラ付きの除雪車を持っていて
早朝から自宅前を走らせる音が聞こえる。
石の塀がすっぽり。
除雪を一切せず、
積もるに任せていたら
たぶんいろいろ通行不可になる。
夜中に除雪車が排雪して通った後は
建物の1階がすっぽり埋まる高さまで
雪の山脈ができる。
実はこの雪山の中に僕の自転車がある。
大雪が降った次の日の朝、外に出たら
自転車が並んでいた空間がこんなことに。
今年は除雪車が通ることもなかったので
完全に油断していた。
11ヵ月前、
やはり自転車が埋没したのをせっせと掘り起こして、
サイクリングに出かける記事を書いたことがある。
今年は2月に入っても雪が少ないから
去年みたいに雪山に閉ざされることはなかろう。
と、高みの見物をしているとこうなる。
どうやら今年も自転車を発掘することになりそうだ。
→雪山で遭難した自転車を救出。
「2019自転車デビュー。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/100/0
これだけの豪雪地帯に
200万人近くが住んでいる街は
世界的にも珍しいらしい。
人口10万人以上の都市では
世界第2位の豪雪を誇る(?)とか。
住んでいると
「あぁ、やっぱりいつもの量降ったな」
くらいにしか思わないが、
そんなに珍しい光景なら、
雪祭りで世界中から人が集まるのも納得。
量はともかく、
僕はこの真っ白に閉ざされた雪景色が大好き。
人を寄せ付けない過酷さと、
それによって生まれる神秘的な美しさ。
透明に張りつめたような冷たい空気。
そんな中に佇むと、この大きすぎる自然の前では
自分の悩みはなんて小さいんだろうと思える。
お正月に帰省した時は吹雪に降り込められたが、
あの真っ白くて厳しい雪景色はひたすら美しかった。
→「里帰り、吹雪吹雪、また吹雪。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/412/0
寒さと光熱費の高騰が甚だしいので、
冬がもう少し短ければいいなとは思う。
ただ、それを抜きにしたら
雪まみれでどこか静かになった街の景色は
やっぱり大好きだ。
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