2019年12月04日
学習漫画で育った、言葉への興味。
僕は小学校の頃から人の輪に入るのが苦手で、
いじめを警戒して周りと距離を保つような子どもだった。
言葉を口に出して表現するのが苦手な代わりに、
当時から言葉遊びや、言葉を書いて表現することに
興味を持っていて、
短編詩や俳句、標語などを作ると
なぜか入選する現象が起きていた。
小学3年生の時、
「宇宙」をテーマに書いた短編詩が
どういう経緯か市のラジオ局に知れ渡り、
ローカルのラジオ番組で朗読紹介された。
小学5年生の時、
標語コンクール・テーマ「健康」部門に
「健康は 誰のものでもないけれど
みんなほしがる宝物」
という、
その場の思いつきで作った標語を出したところ、
これがなぜか市長賞か何かに入選し
ショッピングモールの広場で行われた
大々的な表彰式に呼ばれた。
こんな大ごとになったのは、
確か当時の小学校の授業で作品を作り
それをコンクールに応募してみましょう
というような経緯だった気がする。
言葉遊びに興味を持ったきっかけは
たぶん小学2年くらいから読み出した学習漫画。
特に四字熟語と慣用句の学習漫画が好きで、
全ページ、全コマの台詞をすべて暗記したり、
巻末にある用語や意味解説の一覧を
すべて憶えるまで読み込んだりしていた。
この2冊は地図帳と並んで、
小学生の時の愛読書だった。↓
言葉を口で表現することは苦手でも、
「言葉を覚えて、書いて伝えること」に
この頃から楽しさを見つけていたらしい。
この2つのように大ごとにはならなかったが、
小学3年生の時に自由作文で書いた「第三次世界大戦」は
学校内のコンクールで入賞した。
日本が持つ世界的に重要な技術力やノウハウを
他国が強行に奪いにきたことに端を発し、
連合国に日本が攻められるという状況、
僕を含め大人になったクラスの生徒のほとんどは
兵役に従事し、他国の侵攻を阻止するために闘う、
そんな登場人物設定。
多くのピンチを乗り越えながら、
最終的には敵国が強奪を諦め撤退、
戦争以外での解決策を探すこととなり、
何とか日本を守り切って完結。
今こうやって、思い出せる限りで
作文の内容を書いていると、
これが9歳の発想なのか?と疑ってしまった。
言葉を書いて表現するのが好きだった他の要因は
家に「美味しんぼ」が全巻あって、
それを読みふけっていたことで
ストーリーを意識するようになったこと。
美味しんぼは父が集めていて、
仕事部屋にずらっと並んでいた。
美味しんぼの台詞に出てくるほとんどの漢字には
青年漫画雑誌の作品だけあって
フリガナが振られていない。
当時はスマホも電子辞書もなかったから、
読めない漢字は文脈から読み方を考えるか、
それでもわからなければ辞書で調べる癖がついていった。
発達障害、とりわけ自閉症傾向に特有の
「興味の対象が狭く深い」という特性に
言葉遊びが上手くはまる結果となった。
当時は発達障害という概念がなく、
本当に偶然の出会いではあるけれど、
多くの言葉、文字に触れ、
わからない言葉があれば考え、
自主的に調べる癖が早くからついたことは
その後の大きなプラスとなった。
当時は今と違い、字ばかりの本は嫌いだったけど、
学習漫画をたくさん読んでいたことで、
読む、書く、表現することへの興味が育った。
これが現在の漫画好き、
ブックオフ好きにつながったんだと思う。
いじめを警戒して周りと距離を保つような子どもだった。
言葉を口に出して表現するのが苦手な代わりに、
当時から言葉遊びや、言葉を書いて表現することに
興味を持っていて、
短編詩や俳句、標語などを作ると
なぜか入選する現象が起きていた。
小学3年生の時、
「宇宙」をテーマに書いた短編詩が
どういう経緯か市のラジオ局に知れ渡り、
ローカルのラジオ番組で朗読紹介された。
小学5年生の時、
標語コンクール・テーマ「健康」部門に
「健康は 誰のものでもないけれど
みんなほしがる宝物」
という、
その場の思いつきで作った標語を出したところ、
これがなぜか市長賞か何かに入選し
ショッピングモールの広場で行われた
大々的な表彰式に呼ばれた。
こんな大ごとになったのは、
確か当時の小学校の授業で作品を作り
それをコンクールに応募してみましょう
というような経緯だった気がする。
言葉遊びに興味を持ったきっかけは
たぶん小学2年くらいから読み出した学習漫画。
特に四字熟語と慣用句の学習漫画が好きで、
全ページ、全コマの台詞をすべて暗記したり、
巻末にある用語や意味解説の一覧を
すべて憶えるまで読み込んだりしていた。
この2冊は地図帳と並んで、
小学生の時の愛読書だった。↓
言葉を口で表現することは苦手でも、
「言葉を覚えて、書いて伝えること」に
この頃から楽しさを見つけていたらしい。
この2つのように大ごとにはならなかったが、
小学3年生の時に自由作文で書いた「第三次世界大戦」は
学校内のコンクールで入賞した。
日本が持つ世界的に重要な技術力やノウハウを
他国が強行に奪いにきたことに端を発し、
連合国に日本が攻められるという状況、
僕を含め大人になったクラスの生徒のほとんどは
兵役に従事し、他国の侵攻を阻止するために闘う、
そんな登場人物設定。
多くのピンチを乗り越えながら、
最終的には敵国が強奪を諦め撤退、
戦争以外での解決策を探すこととなり、
何とか日本を守り切って完結。
今こうやって、思い出せる限りで
作文の内容を書いていると、
これが9歳の発想なのか?と疑ってしまった。
言葉を書いて表現するのが好きだった他の要因は
家に「美味しんぼ」が全巻あって、
それを読みふけっていたことで
ストーリーを意識するようになったこと。
美味しんぼは父が集めていて、
仕事部屋にずらっと並んでいた。
美味しんぼの台詞に出てくるほとんどの漢字には
青年漫画雑誌の作品だけあって
フリガナが振られていない。
当時はスマホも電子辞書もなかったから、
読めない漢字は文脈から読み方を考えるか、
それでもわからなければ辞書で調べる癖がついていった。
発達障害、とりわけ自閉症傾向に特有の
「興味の対象が狭く深い」という特性に
言葉遊びが上手くはまる結果となった。
当時は発達障害という概念がなく、
本当に偶然の出会いではあるけれど、
多くの言葉、文字に触れ、
わからない言葉があれば考え、
自主的に調べる癖が早くからついたことは
その後の大きなプラスとなった。
当時は今と違い、字ばかりの本は嫌いだったけど、
学習漫画をたくさん読んでいたことで、
読む、書く、表現することへの興味が育った。
これが現在の漫画好き、
ブックオフ好きにつながったんだと思う。
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