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2020年03月01日

意思と自我の違い。

僕はこれまで”自我”について
深く考えたことはなかった。

自分がやりたいと決めたことは
誰に何と言われようとやり通す、
頑固な性格というのは把握していて、
自我が強いんだろうな、くらいに思っていた。

だから今回、カウンセラーさんから
「自我の弱さが心配」と告げられたのは、

自分自身に対する認識が
ひっくり返されたようでとても意外だった。

他人に影響を受けやすく、心が揺れやすい


『前回の検査結果なんですが、
他人にとても影響を受けやすい傾向があり、
自我の弱さが非常に心配ですね。

なので理琉さんの場合、
言葉を交わすカウンセリングだけでは、
その過程で落ち込んでしまう恐れがあります。

そこで、次回からその部分の確立するために
箱庭療法を始めたいんですが、どうでしょう?』



カウンセラーさんからの意外な提案に、
僕の頭に2つの「?」が踊った。

・自我の弱さ
・箱庭療法

自我については、強い方だと思っていたので
真逆の結果が出てきたことへの驚き。

箱庭療法については、不勉強ながら
初耳の言葉だったので調べてみた。

箱庭療法は、心理カウンセラーが見守る中、
自分の心と対面することを目的に行われる心理療法です。

引用元
http://www.counselor-mental.com/kind/sandplay_therapy.html

頭の整理が追いつかないながらも、
詳しく聞きたくなり、引き続き耳を傾けた。

自我とは”自分が自分であることへの確信”


『自分がこだわりを持った物事を譲らないのは
生まれ持った気質に近くて、自我とは違うんです。

自我というのは、自分が自分である、
何者であるという確たる認識です。


他人の言動を気にしたり、
言われたことに強い影響を受けたりして
けっこう簡単に心が揺れませんか?

自分は何者である
=自我という芯がしっかり通っていれば、
本来は簡単に揺れたりしないんです。』



心当たりが次々と思い浮かんだ。

他人のちょっとしたしぐさ、ネガティブな言葉、
果てはイライラや疲労を漂わせた空気感、

それを敏感に感じ取り、感情移入し
巻き込まれるように同化し落ち込む。

他人との境界線のぐらつき、
確たる自分の弱さが目に見えた気がした。

意思を貫くことと、他人に影響されることは違う


僕は自分の考えを貫くことと、
他人の言動に心を揺らされることを混同していた。

確かに僕は、自分で決めたことは
他人に「止めろ」と言われても止めない。

「止めた方がいいのかも」とは思わず、
「いや、自分が決めたことだからやる」と言い張る。

一方で「止めろ」と言われたことに自体に
激しく動揺し、簡単に心が傷つき、自信を失う。

前者は「意思」、後者が「自我」、
今は何となく、そんな理解でいる。

この認識で考えると、僕は自我がすごく弱い。

自分という軸が常に不安定で、他人の感情に巻き込まれる。
特に否定や批判にさらされると簡単に折れる。

意思と自我の違いに、人生で初めて気づいた瞬間となった。

自分と他人の境界線を引く


前回のカウンセリングで、僕はA4用紙を渡され
『家を描いてみてください』と言われた。

結果、僕はせっかくの大きな用紙に、
小さくて線の弱々しい、自信なさげな家を描いた。

屋根、壁、地面との隙間が空いており、
他人の侵入を簡単に許してしまう家だった。

細かい意味合いは他にもあるけど、
ざっくり言うとこれが僕の”自我の弱さ”の一端。

自分の領域があいまいで、簡単に侵犯され、
荒らされている状況。

これから、力強くしっかりした家に変えていく。
自分の領域をはっきりさせ、他人との境界線を引く。

それができた時、僕はどこまで変われるのか
楽しみで仕方がない。


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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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