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2020年04月15日

【発達障害】”国旗マニア”を誇れるようになった経緯 〜夢中な人は輝いてる〜。

僕は8歳で世界地図と年鑑に夢中になり、
世界のすべての国旗を当てられるようになった。

結果、
学校で「国旗マニア、キモい」といじめられ、

「何かに詳しくなることは恥ずかしいんだ」
という考えに長らく縛られて生きてきた。



もし今、何か飛び抜けて詳しい知識があることで
いじめられ、悩んでる人がいたら。


僕が辿った

「マニアやオタクでいることは恥ずかしい」
       ↓
「そこまでのめり込む力を誇っていい」

というマインド転換の経緯が参考になれば嬉しい。


ー目次ー
  1. 自閉症スペクトラムの特徴”狭くて深い興味と知識”
  2. 国旗に詳しくても褒められない、いじめられるんだ
  3. 悔しさと嫉妬心、”同じことをしてるのに、なぜあの子は褒められるの?”
  4. 過去の棚卸が教えてくれた、”好きを貫いて、輝いていい”
  5. ”のめり込む力”を誇って生きていきたい

1.自閉症スペクトラムの特徴”狭くて深い興味と知識”

自閉症スペクトラムによく見られる特徴

  • 独特のこだわりがあり、興味や関心の幅が狭い
  • そのため限定的な範囲の知識がものすごく深くなる


  • 僕は世界地図の暗記と、国旗作りに夢中になった。

    画用紙に描いた国旗を切り取り、
    「国旗入れ」と名付けた専用ペンケースに入れて持ち歩いた。

    まるで英単語の暗記用カードだった。



    社会科の授業で先生が国旗の絵を出し、
    「どこの国かわかる人」と挙手を求めた。

    僕はすぐに手を挙げ、授業のたびに即答した。

    先生がマイナーな国旗を持ってきても、
    挙手のスピードは変わらなかった。

    2.国旗に詳しくても褒められない、いじめられるんだ

    毎回の授業で国旗を当て続ける僕は、
    クラスで「すごい」と一目置かれることはなかった。

    むしろ始まったのは、陰口といういじめ。

    「出た出た、国旗マニア」

    教室のどこからともなく、小声で聞こえてきた。



    クラスで「キモい」扱いが露骨になる中、
    僕は次第にこう思うようになった。

    人より地図や国旗に詳しくなっても、誰にも褒められない。
    むしろ、それを見せたらいじめられるんだ。

    いじめられるということは、
    地図や国旗に詳しいことは、恥ずかしいんだ。




    当時、描きかけだったアフリカ諸国の国旗たちは完成せず、
    僕は12歳で国旗作りを辞めた。

    3.悔しさと嫉妬心、”同じことをしてるのに、なぜあの子は褒められるの?”

    数年前、
    僕と同じように世界の国旗を手作りし、
    すべて覚えた小学生が、ニュースで紹介されていた。

    インタビュアーが驚き、褒めたたえる姿を見た僕は、
    悔しさと嫉妬が止まらなくなった。

    それがメディアの、商業目的の台本とわかっていても。

    どうして、まったく同じことをしてるのに、
    この子は「詳しい、すごい」と褒められ、
    僕は「国旗マニア、キモい」といじめられたの?




    もちろん、褒められるためにやってたわけじゃない。

    だけど、悔しさと嫉妬心でいっぱいの自分には、
    「人と比べても仕方ない」という言葉は届かなかった。


    4.過去の棚卸が教えてくれた、”好きを貫いて、輝いていい”

    数年が経ち、
    僕は自分がアダルトチルドレンだと気づいた。

    そこから親との関係を洗い出す中で、
    学校の仕組みや、人間の多様性についても学んだ。

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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