2019年11月12日
「寒いでしょ、ストーブの温度上げなよ」。
「寒いでしょ、ストーブの温度上げたら?」
「え、ガ、ガス代は大丈夫なんでしょうか…。」
「気にしないの、風邪ひく方がいやでしょ?」
職場での1シーン。
上着を羽織りながら仕事をしていた僕を見かね、
スタッフさんが声をかけてくれた。
この後、ストーブの温度が上がり、
あたたくなった部屋で上着を脱ぎ、
しばらく一人泣きながら作業した。
「嬉しいなぁ…」とつぶやきながら。
めっきり寒くなり、
家ではストーブを点けたくなる。
雪が降るまでは我慢と言いつつ
厚着して耐えている。
無事に生活保護を受けられることになったのだから、
もっと暖房を使っていいはずなのに、
身体に染み付いた節約生活の癖が抜けないのか、
暖房費がかさむことを恐れている。
それは出先でも一緒で、
僕は部屋が寒いとなかなか言えなかった。
本来、遠慮なく言っていいはずなのに。
自分を痛めつけるというわけじゃないけど、
我慢する癖は相変わらず。
あのやりとりの後で流れた涙は、
あたたかい心が嬉しかったことと、
「我慢しなくていいんだよ」と
言ってくれているような気がしたから。
それともう一つ、
人のあたたかい心配りに感謝できる自分を
少し認めてあげられたから。
自分が優しさをもらっていいんだろうか、と
いつもなら考えていたけど、
そうではなくて素直に「嬉しい」と思えた。
ちょっとした変化だけど、
自己肯定には大きな前進。
今日みたいに優しさをもらった時、
これまでの僕はいくつ見逃してきたんだろう。
これからの僕は、いくつ素直に感謝できるだろう。
毎回泣くわけにはいかないけど、
しっかりと感じ取って、素直に感情に出して、
もらった分以上に返していきたい。
「え、ガ、ガス代は大丈夫なんでしょうか…。」
「気にしないの、風邪ひく方がいやでしょ?」
職場での1シーン。
上着を羽織りながら仕事をしていた僕を見かね、
スタッフさんが声をかけてくれた。
この後、ストーブの温度が上がり、
あたたくなった部屋で上着を脱ぎ、
しばらく一人泣きながら作業した。
「嬉しいなぁ…」とつぶやきながら。
めっきり寒くなり、
家ではストーブを点けたくなる。
雪が降るまでは我慢と言いつつ
厚着して耐えている。
無事に生活保護を受けられることになったのだから、
もっと暖房を使っていいはずなのに、
身体に染み付いた節約生活の癖が抜けないのか、
暖房費がかさむことを恐れている。
それは出先でも一緒で、
僕は部屋が寒いとなかなか言えなかった。
本来、遠慮なく言っていいはずなのに。
自分を痛めつけるというわけじゃないけど、
我慢する癖は相変わらず。
あのやりとりの後で流れた涙は、
あたたかい心が嬉しかったことと、
「我慢しなくていいんだよ」と
言ってくれているような気がしたから。
それともう一つ、
人のあたたかい心配りに感謝できる自分を
少し認めてあげられたから。
自分が優しさをもらっていいんだろうか、と
いつもなら考えていたけど、
そうではなくて素直に「嬉しい」と思えた。
ちょっとした変化だけど、
自己肯定には大きな前進。
今日みたいに優しさをもらった時、
これまでの僕はいくつ見逃してきたんだろう。
これからの僕は、いくつ素直に感謝できるだろう。
毎回泣くわけにはいかないけど、
しっかりと感じ取って、素直に感情に出して、
もらった分以上に返していきたい。
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