バスケ仲間に感謝。: 明日死んでも後悔しない生き方をする

2019年03月10日

バスケ仲間に感謝。

土曜の練習終わりに
近所の行きつけのドラッグストアに寄った。

すると、さっきまで一緒にゲームに出ていた
チームメイトにばったり。

彼とは体育館以外の場所で会うことはめったになく、
談笑の中で、理琉は節約生活してそうだよねという話になった。

チームメイトは家庭を持っている人が多いが、
単身でも割とお金を持ってる人が多い。

生活自体に困窮しているなんて僕ぐらいだ。

だもんで節約せざるを得ないのだが、
どうも僕の生活水準というか金銭感覚は
おかしなように映るらしい。

2月にストーブを一度も点けず、
光熱費を浮かせられたおかげで米が買えたよと伝えたら
苦笑いとも苦笑いとも取れる苦笑いをされた。

※ガス代を節約して浮いたお金で米購入
　「ストーブ点けないチャレンジ。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/70/0

　「【2019.2成績】ストーブ点けないチャレンジ。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/93/0

この話と、値段が三桁のものを買う時は
その値段が残金に占める割合を計算するよという話、

それから、「何グラム入り」というようなものは
1グラムあたりの単価を計算してから
その単価が安いものがないか探した上で
買うかどうか決めるという話をした。

やっぱり苦笑いのような苦笑いをされた。

僕としては、
学生を卒業してからずっとしてきた買い物状況を
そのまま話しただけだが、

予想外にびっくりする彼の表情から、
僕はまあまあ貧乏性なんだなと悟った。

同情も混じっていたかも知れないが、
「そんな理琉にこれを買ってあげよう」と
税込200円もするポカリスエット(1.5リットル)を買ってくれた。

いやいやそんな、
200円もする高級品なんてそんな

と驚く僕に対して驚く彼。

なんにせよ、
ありがたくてあたたかい瞬間にお礼を言った。

発達障害、僕を含めASD傾向のある人は
社会性、コミュニケーションに困難を生じ孤立し易い。

僕も学校や仕事関係では
その例に漏れず、ことごとく孤立してきたが、

空気や字義の裏が読めないながらも
バスケの仲間だけは失いたくなくて
僕なりにやれることをやってはきた。

好きなことが共通するからかも知れないが、
結果的に僕には大勢のバスケ仲間ができた。

それ自体にはもちろん、
計り知れないほど救われている。

そしてこの日、
僕のために快くお金を遣ってくれる仲間の優しさが、
その場では泣かなかったが泣きたいほど嬉しかった。

学校では、仕事では、
血の繋がった者同士の同居生活では、

僕は容赦なく孤立した。

だけど、バスケ仲間はこんなにいた。