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2018年12月02日

音が全部入ってくる。

発達障害には多くの場合、
特定の感覚過敏が伴うと言われています。

どの感覚かは個人差があるものの、
僕はどうやら「視覚」と「聴覚」が過敏らしく、
情報量の多い場所が苦手なんですね。

苦手エピソードはたくさんありますが、
今回は聴覚過敏についてのお話を1つ。

音にならない音まで、逃さず拾う


ヒトには入ってきた情報の内、
必要なものとそうでないものを
無意識にフィルターにかけて

不要な情報は聞こえなかったかのように
選別する能力があると聞いたことがあります。
(↑要出典)

僕にはこれが無いらしく、
その時その場所で鳴ってる音が
全部入ってきます。

自分から遠いか近いか、
音量が大きいか小さいかを問わず、
新規発生の音に注意が行くというか、
逃さず拾ってしまいます。

目の前で会話していても聞き取れていない


よくある状況としては、バスケをしていて
チームメイト何人かと会話していたとします。

ボールの跳ねる音、バッシュのスキール音、
遠くにいる他の選手たちの話す内容、
体育館で発生した新しい音たち、

すぐ目の前で話しているのに、
それらの音で上書きされて、
途中から内容が聞き取れていない、
なんてことは日常です。

僕の感覚としては、
話を聞いていないつもりはまったくなく、
むしろ聞き逃さないように必死です(汗)

前半しか聞き取れていないから、
それと違うことをやらかす、

「あれやってって言ったでしょ(笑)」

だいたいこのパターンです。

話を聞いてないわけじゃなくて、むしろ必死


チームメイトにはこのことを
ある程度打ち明けているので、
「やらかしたw」くらいの笑い話で済んでますが、

学校や仕事だといつも

「指示と違うことばかりする」
「話聞いてないの?」
「やる気あるの?」

と怒られてきました。

指示を出した側からしてみれば、
目の前で全部言ったのになぜ?と

不可解な現象に思えるのも
今ならすごくわかります。

本のページをめくる音、
誰かが動いた時に風の流れが変わる音、
電灯の明度が変わった時の電波(?)の音、

なんというか、
音にならないような空気や電波の音も
どうしても全部拾ってしまうんですよね。

入ってくる情報量を絞れる環境は大切


1回2回くらいなら
すみません、後半聞き取れませんでした
と言えば済みますが、

これが毎日、毎時間となってくると、
さすがに指示を出す側に
うんざりさせてしまうんですよね。

そうなると質問しづらくなって
指示内容を理解していないことに
向こうが更にイラっとする、
という悪循環が生まれて居づらくなります。

対策としては、
細かくメモしたり聞き直したりも大事だけど、
余計な音が入ってこない環境に身を置くのが
すごく大切と感じてます。

いくら優しい人でも、
目の前で言ったのに何回も同じことを聞かれたら
さすがにちょっと…ってなりますしね。

僕は現在、自宅で仕事をしてるので、
今のところはこの環境作りに成功してはいます。

今生では就職する気はまったくないけど、
もし今後アルバイト等をする場合には
可能な限りの閉鎖空間を求めようと思ってます。

大好きなネットカフェの個室空間で、
暗く閉ざされたままできる仕事を見つけたら

きっと喜びます。


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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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