ついにオンナを自分の自宅に入れました。
部屋に招き入れたのですが、とにかく照れくさい。
そして、私の部屋はテレビがないので、退屈させないか心配でした。
そんなことはお構いなく、その子は自分のことをいろいろ話し始めました。
中学では不登校だったこと、高校は北海道だったこと。
非行少年少女を受け入れる有名な高校だったこと。
親から大事にされなかったこと。
レイプされたことを苦に自殺した友人がいること・・
その子は煙草を吸いながら、重い話を聞かせてくれました。
そのうち、もう眠くなってきたから寝ようとなりました。
ここで未解決案件だった「布団がひとつしかない問題」が浮上します。
その子は、一緒の布団で寝ようと言ってきました。
私は添い寝をするもんだと思い、一緒に横になりました。
そして消灯。
目を閉じてしばらくすると・・・
私の唇に、生温かくて柔らかくタバコ臭いなにかが覆いかぶさりました。
その女性の唇でした。
私は襲われたのです。
こんな状態で、私のファーストキスは奪われたのです。
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