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タグ / 槍

記事
四◯式戦術槍 [2020/10/24 18:12]
■【機密】ヨルハ8B・22B・64B捕縛及び破壞命令 差出人:司令官 受信者:オペレーター6O
機械生命体の槍 [2018/03/09 00:00]
僕ノ名前はプラトン1728。僕ア、出来損ナイの機械ダ。戦ウ為ニ作られたノニ怖クテ武器を使エナイんだ。ミンナには馬鹿にサレルし生イキテテもイイ事はナイ。 僕ア、ノロマな機械ダ。戦場で迷ッテシマイ何かの工場ニ迷い込ンダ。ソコには廃棄サレタ小さな人形が沢山イタ。コノ世界に居場所ガナイ物同士ダトオモッタ。 僕ア、間抜けナ機械ダ。ソノ日の戦場は例ノ工場ダッタ。そこに横タワル人形はドレもコレも壊レテイタ。仲間達と敵ハ、人形を踏ミナガラ戦争、戦争、戦争をシテイル。 僕ア、武器を起動サ..
黒の倨倣 [2018/03/08 00:00]
その黒く醜い槍を作ったのは、美しい女刀鍛冶だった。その刃先を誰もが褒め称えたが、嫉妬した若い弟子の少年によって女は殺された。槍の行方は誰にも判らなくなったと言う。 二番目の持ち主は人形を操る傀儡子だった。彼の最高傑作は美しく何でも出来る少女のからくり人形。傀儡子が人形に槍を持たせると、見事な槍さばきで傀儡子を切り刻んだ。 三番目の持ち主は生まれたばかりの王子。後継者の証として槍を与えられた女城主は、その後すぐに亡くなってしまう。葬儀の夜、王子の部屋から槍は消え、赤子の遺体..
白の矜持 [2018/03/07 00:00]
その白く美しい槍を作らせたのはある国の暴君だった。美しい妻への贈り物として装飾された武器。妻は暴君と共に寝所に赴き、親の仇である暴君の腹を三十回槍で突き刺した。 二番目の持ち主は勇猛なる女戦士だった。彼女は何人もの野盗を斬り殺し、英雄となり、街の長となり、年月を経て老婆となり、月の夜に若い野盗に囲まれ、全てを奪われ、殺された。 三番目の持ち主は商売人の女だった。彼女は強欲で、人から金を奪うように生きていたが、やがて誰も近づかなくなり首を吊る事になる。飾られていた槍は一度も..
三式戦術槍 [2018/03/06 00:00]
飾り気のない槍は、機械のように正確に急所を貫いては、鈍い刃で相手の骨を削り取る。その際に鳴るごりごりとした音とありえない程の苦痛の悲鳴を、傭兵の女はとても好んでいた。 今日も今日とて至上の音楽を聴く為に、女は戦場を駆け巡る。あの巨漢は脂肪がブルブルと鳴りそうだ。ああ、あの痩身は程良い骨の音を鳴らすだろう。さて誰から貫こう? いくつもの戦場を渡り歩いて、いくつもの体を貫いて。理想とする叫びと骨の音を求めた女は、いつしか疲れ果てていた。ちょうど良い塩梅に、柔らかい肉と骨はない..
四◯式戦術槍 [2018/03/05 00:00]
ハーイ!ヨルハ部隊のアイドル!北部12C防衛本部の広報担当42Sでーす!今日からガンガン戦況を報告しちゃうから、ヨルハ部隊のみんながんばってくださいね! 戦場の皆さん!いつも放送を聞いてくれてありがとう!戦況は決して楽観視は出来ないけれど、衛星軌道基地群からの増援も予定されているから絶対に諦めないでくださいね!人類に栄光あれ! こちら北部12C防衛本部!!誰か!誰かこの放送を聞いていませんか!?僕は広報担当の42S!現在、私達の本部施設が多数の機械生命体に囲まれて…… ..
王位簒奪者の槍 [2018/03/04 00:00]
ある国に2人の王子がいた。第一王妃の子は賢いが体が弱く陰鬱で、第二王妃の子は頭は悪いが明るく武勇に優れていた。 どちらの王子が正式な後継者か。王はその決定を下さぬままに戦で命を落としてしまう。残された王子たちは当然のごとく継承権を主張し合い、民を巻き込んで対立した。 醜い王位争いの中、王の子を名乗る第三の王子が現れた。それは知勇兼備で王として申し分のない青年。青年は愚かな兄たちを屠ると王位に就き、以降は名君として名を馳せた。 数十年後。王は亡くなる間際に民に告げる。自分..
草原の竜騎槍 [2018/03/03 00:00]
ボクは夢を見ていた。カレと会った日の事を。 カレは、小さく弱かった。 ボクも、世界が嫌いだった。 ボクはカレを助けた。 カレもボクを助けた。 気づくとボク達は友達になっていた。 もちろん、全部が上手くいった訳じゃない。 きっとどこかで間違えていたんだろう それでも、ボク達は友達だった。 この草原の風は青く、イイ匂いがする。 カレに頬を寄せると、くすぐったそうに身を捩る。 ボクは羽を広げ、カレを乗せて大空に舞い上がった。
百獣の双槍 [2018/03/02 00:00]
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三女は世界一醜いと評判でしたが、とても心の優しい少女でした。 人の役に立ちたいと願う三女は野に下り、民に救いの手を差し伸べます。けれど、その手は弾かれ好意を受け取って貰える事はありません。それどころか人々は少女を疎み遠ざけます。 三女が拒まれるのは醜いからだと、ある人が言いました。しかし少女は自分の尽くす心が足りないからだと思い、毎日無償で奉仕を続けました。毎日毎日毎日毎日―― ある日、三女は路地裏で小さくなって死んでいま..
不死鳥の槍 [2018/03/01 00:00]
とある戦士の伝説があった。その戦士は屈強で何者にも劣ることなく、さらに不死鳥から不老不死の体を授かったという。戦士は力を振るう場所を求め、何十年も戦場をさすらった。 止まることのない争いは、やがて戦士を孤独にした。死ねない体を持て余した戦士は、手にした槍で何度も己を貫いた。しかし傷はたちどころに癒え、痕すら残すことは無い。 崖から身を落とし、火の中に飛び込み、濁流に身を投げても、その身は滅びることはない。いつしか戦士は意識を閉じた。そして数百年の後、その傍に一羽の美しい小..
愚者の盟約 [2017/03/10 00:00]
これは悲しい王子のお話。遠い昔にあったある王国の物語。闇の軍勢に攻め寄せられたその国は、赤き目をした人外の兵と空を覆う黒き竜の大群によって一夜の内に崩壊する事となった。敵の侵入を許した王の城では王と王妃が見るも無惨に黒竜の爪によって腹を引き裂かれ、あたり一面は血の海の様になったと言われている。王子と妹姫は辛くも生き延びる事が出来たが、惨劇を目にした王子はその衝撃故に復讐の鬼となってしまう事になる。 これは恐ろしい王子のお話。遠い昔にあったある戦いの歴史。憎き敵兵を殺す事に執..
迷宮の息 [2017/03/09 00:00]
その女はどうしようもなくのろまだった。不器用で何をするにも人の3倍以上の時間がかかる。歩くのもゆっくり。話すのもゆっくり。瞬きするのもゆっくり。水汲みひとつ満足に出来ない有様だった。子供達に「ウシ」と呼ばれて嗤われてもエヘラエヘラと笑い返すばかり。 その女はどうしようもなく鈍かった。転んで血を流してもボンヤリしていた。頻繁に金を落とすくせに一度も取り戻せた事は無かった。目の前で誰かが女の悪口を言っていてもそれが悪口だと判るまでに半日以上の時間がかかった。子供達は女を見ると喜..
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