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タグ / 王位簒奪者の槍

記事
王位簒奪者の槍 [2018/03/04 00:00]
ある国に2人の王子がいた。第一王妃の子は賢いが体が弱く陰鬱で、第二王妃の子は頭は悪いが明るく武勇に優れていた。 どちらの王子が正式な後継者か。王はその決定を下さぬままに戦で命を落としてしまう。残された王子たちは当然のごとく継承権を主張し合い、民を巻き込んで対立した。 醜い王位争いの中、王の子を名乗る第三の王子が現れた。それは知勇兼備で王として申し分のない青年。青年は愚かな兄たちを屠ると王位に就き、以降は名君として名を馳せた。 数十年後。王は亡くなる間際に民に告げる。自分..
王位簒奪者の槍 [2017/03/02 00:00]
ある国で王子の影武者をしている男がいた。男は毎日の様に王子の代わりに公務を行っていた。今日も仕事を終えて王子の元へ帰ると部屋に裸の女が寝ている。女は王子の妹姫だった。呆然とする男に、同じ顔の男はへらへら笑いながら行為に誘ってきた。 男は王子の妹姫に恋をしていた。自分を兄として慕ってくれる妹姫も自らを愛してくれていると感じていた。たとえ偽物の姿を通してでも、最低な王子のために命をかける男にとって、彼女は唯一の生きる糧だった。 王子が戦争で指揮を執ることになった。役目のために..
王位簒奪者の槍 [2016/02/06 00:00]
女は娼婦だった。女は娼婦だった。客をすぐに好きになってしまう娼婦だった。だが、女が客に結婚を申し出ると客達はすぐに逃げ出した。女は自分の仕事が疎まれている事すら分からなかった。 ある日、偉そうで不細工な男が女の客としてやってきた。一通りの行為の後、女は男に結婚を願い出た。男は涙を流し始めた。彼は誰にも愛されないこの国の王だった。 王と結婚した女はこの国の后となった。そして結婚式の直後女の前で王は心臓病で突然死んでしまった。莫大な遺産と王権が女の下に転がり込んできた。 金..
王位簒奪者の槍 [2015/04/05 00:00]
長き戦いの末、ついに男は王の心臓に槍を突き刺した。絶命する王。歓声と共に革命軍が、一気に城へなだれ込む。これで…この国は悪政から解き放たれ平和になるだろう。男の顔に、笑みがこぼれた。だが…それもすぐに消えた…。 最後の戦い…どうも腑に落ちない。なぜ王は抵抗せずに死んだのだ。いや、それどころか自ら命を捧げた様子にも見えた…。あれが…国民に悪政を強いてきた王の姿だろうか。悩む彼の元に仲間から王の間に来るように連絡を受ける。 仲間と共に王の間に向かう男。そこには…何者かに拘束さ..
王位簒奪者の槍 [2014/05/01 00:00]
連合王国の亡き後、権力を握り悪政の限りを尽くした皇后を人民からの信頼の厚い将軍が討った。将軍は平民の出で、話はよくある英雄譚。 将軍の出自は平民の中でも最下級、人を殺めることを生業としていた辻斬りである。15人目の標的を殺めたとき、警備兵に見つかり投獄された。 審判はすぐに下った。極刑。しかし将軍の人生を大きく左右した才能、それは美貌であり、その姿が皇后の目にとまることで極刑をまぬがれる。 皇后は将軍への愛情を注ぐが、それは執着へと変わっていく。将軍は皇后を虜にし失脚さ..

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