2023年11月08日
キューバ野球エリートリーグ開幕
ヨルダニス・サモン
Granma、2023年11月8日、Oscar Sánchez Serra記者
第二回キューバ野球エリート・リーグが開幕し、最初の3試合がおこなわれたが、本塁打はなく、各試合で合計5失策を喫した。またホームチームのなかでは、唯一サンクティ・スピリトゥスチームが勝利で発進し、2試合では21安打、残り1試合では18安打が放たれたが、そのうち長打は10本だけだった。
悪い守備で苦労したのが王者ラス・トゥナスで、2対5で敗れたが、その投手陣が許した自責点は1点のみだった。つまり守備陣の3失策が開幕戦の勝利を妨げた。
その試合でインドゥストゥリアレスの右腕レイモンド・フェゲレロが5イニングで5三振を奪い、2死球を献上し、4安打を許したが、勝利投手となり、対する先発投手の左腕ダリエル・ゴンゴラは制球に難があり、同じく5イニングで5四球を許した。
マタンサスチームは、サンティアゴの投手陣から17安打を放ち、そのうち7本をアリエル・サンチェス(4本)とヨルダニス・サモン(3本)が占めた。サモンはまた、安打3本のうち二塁打2本を放ち、1打点を記録した。ヨエル・モヘナは、6回を2安打7奪三振で無失点に抑え、8対1の試合で勝利投手となった。
サンクティ・スピリトゥスの試合はもっとも接戦(7対6)となり、アルテミサの失策が、最小点差で敗れる試合を決定づけるものとなったが、相手チームの2得点は球場の悪い管理によるものだった。
ラス・トゥナス対インドゥストゥリアレス(2023年11月7日)
Samón y Mojena abren en modo Élite
https://www.granma.cu/deportes/2023-11-08/samon-y-mojena-abren-en-modo-elite-08-11-2023-00-11-05
米国のネイション誌 キューバのミゲル・ディアスカネル大統領への独占インタビュー掲載
ミゲル・ディアスカネル大統領(左)と、米国ネイション誌の記者2人(右)
Cubadebate、2023年11月8日、DD GUTTENPLAN記者 + KATRINA VANDEN HEUVEL記者(The Nation)
米国メディアとの初のインタビューで、キューバ大統領はキューバ社会主義の将来、米国の封鎖、キューバが直面する経済的困難についての考えを語っている。
9月下旬、The Nation の編集者 D.D.ガッテンプランとカトリーナ・バンデン・ヒューベルは、キューバのミゲル・ディアス=カネル大統領とニューヨークで独占インタビューをおこなった。
ディアス=カネル大統領にとって米国でのインタビューは初めてである。二人は、キューバが直面している経済危機、社会主義モデルの将来、そして米国政府が敵対を続けていることの影響について聞いた。
DD ガッテンプラン(以下 DDG):あなたは、革命後に生まれた最初のキューバ大統領です。 革命は、今日どのような意味を持っていますか?
ミゲル・ディアス=カネル(以下 MDC):まず、第78回国連総会へのキューバ代表団の一員として訪問した機会に、このようなインタビューに応じていただいたことに感謝します。米国民、特に米国に住む何百万人ものラテン系およびキューバ人に向けてお話しできることを、感謝します。
私の世代は、革命とともに生まれました。私は、1960年に生まれ、プラヤ・ヒロンでの勝利の翌日に1歳の誕生日を迎えました。革命の誕生とその生涯は、私の世代に大きな影響を与えました。
私たちは、幼い頃から、革命が、私たちに与えてくれたあらゆる機会に参加することに、動機を感じました。それは、自分自身を向上させ、知識を身につけ、文化や科学、スポー ツに参加し、医療へのアクセスを享受することでした。私たちは、また、権利を享受するだけでなく、国が直面する課題に対応する義務を果たす必要性も意識していました。
もちろん、革命は、さまざまな段階を経てきました。私の子供時代の記憶は、非常に困難な時代でした。その後、1970年代から1980年代にかけては、社会主義陣営、特にソ連との関係が緊密化し、経済的にも平穏な時期が続きました。その後(1990年)、「非常時」が訪れましたが、これもまた困難な時代でした。
2000年以降は、経済成長の新たな段階に入り、展望も良くなりました。しかし今日、私たちは、あなた自身が「困難」と表現したような状況に置かれています。このような不確実な世界、特にパンデミックによる問題で、国際関係は複雑です。
私は、政治生命と政府の責任を担うようになった全世代の代表として、革命、キューバ国民、そして先見の明のある指導者であったフィデル(・カストロ)とラウル(・カストロ) に対する多大な責任を感じています。
私たちは、直線的な継続の世代ではありませんが、自分たちを継続の世代と定義しています。それは弁証法的な連続性であり、私たちが、社会を変革し、進歩させ、最大限に改善しようとする一方で、可能な限り最善の社会正義をもって、わが国に社会主義を建設するという信念を捨てないということです。
それが、私たちの生涯の責任であり、ビジョンです。そのためには多大な努力と成果、そして無私の精神が必要であり、特に困難な状況においては、私たちに多くのことを要求し ます。
カトリーナ・ヴァンデン・ヒューベル(以下KvH):現在キューバには、多くの若者がいます。その中で、あなたは、キューバ経済の将来をどのように想像しているのでしょうか。封鎖は、もちろん残酷ですが、若者の間には、変化がなければ、キューバに自分の未来はないかもしれないという思いもあります。
MDC:今現在では、何か特別なものがあります。私たちは、生まれてからずっと封鎖の下で生きてきました。例えば、私の世代、1960年代の世代は、封鎖とともに生まれまし た。私たちの子供たちや孫たち(私には孫がいます)は、封鎖の下で育ってきました。しかし、封鎖は 2019年後半に大きく変わりました。以前よりもさらに厳しくなったのです。
新たに厳しくなった封鎖は、2 つの要因の結果でした。ひとつはトランプ政権が243以上の措置を実施したことで、封鎖を国際化し、ヘルムズ=バートン法第3章を初めて実施することで封鎖を強化しました。そうすることで、外国資本、交換可能通貨、送金へのアク セスを遮断しました。米国人は、キューバを訪問できなくなり、キューバと取引のある銀行や金融グループに金融圧力をかけました。
さらに、トランプ大統領は、2021年1月に大統領を退任する9日か10日前に、キューバをテロ支援国家という虚偽のリストに載せました。世界中が、キューバの人道主義と平和への貢献を知っています。キューバは、軍隊を派遣せず、医師を派遣しています。それで も、私たちが、医師を海外に派遣し、世界の他の地域に連帯してサービスを提供すると、米国は、私たちが実際には人身売買に関与していると主張します。
同時に、経済状況が悪化していたキューバでは、他の地域と同じように新型コロナが猛威を振るいました。しかし、新型コロナの大流行中、米国政府は、凶悪にも封鎖を強化しま した。私は、米国政府のことを言っているのであり、アメリカ国民のことを言っているのではありません。なぜなら、私たちは、アメリカ国民に深い尊敬と友好の念を抱いているからです。
米国政府は、革命が、あの時を乗り切れないと考えたのでしょう。パンデミックは、キューバで非常に高いレベルに達し、2021年いっぱいまで続きました。2020年に始まったときは、まだワクチンもなければ、ワクチンを手に入れる可能性すらありませんでした。
その後、キューバの医療用酸素プラントが、故障しました。酸素が足りなくなり、米国政府は、カリブ海や中米の企業に、キューバに酸素を供給しないよう圧力をかけました。また、集中治療病棟を拡張しなければならなかったのですが、米国政府は、人工呼吸器を製造・販売する企業に、キューバに供給しないよう圧力をかけました。
状況は、危機的で、キューバ革命を貶める大規模なメディアキャンペーンが展開されました。そこで私たちは、効率的で、無料で、質の高い、医療を権利とみなす医療制度に訴え、科学者、特に若い科学者に訴えました。科学者たちは人工呼吸器を設計し、5種類のワクチン候補を開発しました。それが国を救ったのです。しかし、私たちは、パンデミックから抜け出しましたが、多くの問題を抱えたままでした。
医薬品、食料、燃料の不足。長引く停電は、国民を苦しめ、特に若者の生活に直接影響を与えます。私は、私たちの教育過程が、私たちが、経験している状況の重要性を若い人たちに印象づけたと信じています。それは、キューバの若者たち、つまり「非常時」の時代に生まれ、経済的にも社会的にも本当に困難な状況の中でずっと生きてきた若者たちが、革命や国そのものとのイデオロギー的な断絶に繋がらないようにすることです。
他の時代に比べて、移民が多いのは、事実です。しかし、これは、キューバと米国の歴史において定期的に起こってきたことです。移住が最も激しくなるのは、米国が、キューバの経済状況を悪化させるような攻撃的な政策をとった時期と常に関連しています。1966年のキューバ人地位調整法やその他の措置を通じて、米国はキューバ人の不法、危険、無秩序な移民を優遇してきました。
パンデミックを克服したとき、私は、多くを学びました。キューバ人の抵抗の仕方を、創造的な抵抗の一形態として理解するようになったのです。創造的な抵抗とは、単にその場 に留まることで抵抗するのではなく、逆境を克服するために国民の才能と力を創造し、活 用することで前進することです。その一例が、ワクチンです。世界でワクチンを開発できたのはわずか 5か国で、そのすべてが、先進国です。キューバは、それができた唯一の発展途上国であり、0.76という印象的な死亡指標を持っています。キューバは、パンデミックの間、どの国よりも多くのワクチンを国民一人当たりに投与しました。
キューバは、国民の90%以上が、新型コロナ・ワクチンを接種した 20か国のうちの1つです。また、2歳以上の小児にワクチンを接種した、世界で 2 番目の国でもあります。このような創造的な抵抗の形は、私たちの努力、才能、仕事によって封鎖を克服するために、現在、経済や社会生活の他の分野に敷衍されています。
その取り組みに若者を巻き込み、社会参加の場を提供することが、増えています。その結果、若者たちは、革命によって擁護された社会的プロジェクトと一致する人生の目標を持 つことが可能であることを、知ることができるのです。もちろん移住する人もいますが、若者の大半は、キューバにいて、私が挙げた分野やその他の分野で、働いています。彼らは、私たちの科学的発展をリードしているのです。若者は、キューバの主要な生産活動や経済活動に携わっています。彼らは社会のデジタル変革を推進し、社会的、政治的、組織的コミュニケーションの担い手です。彼らは、革命の継続のために働く必要性を私たちに確信させてくれる人たちなのです。
DDG:大統領がおっしゃったことを2つ取り上げたいと思います。ひとつは、あなたがキューバからの移住と呼ぶものの周期的な性質と、あなたの見解では、それが制裁強化に対応しているということです。バイデン政権に何かできることがあるとお考えですか?
MDC:バイデン政権で何かが変わるとは、あまり思っていません。キューバには、米国 大使館があり、米国にはキューバ大使館があります。関係はオバマの下で再確立されまし たが、これはトランプが実施し、バイデンが維持しているものとはまったく異なる政策でした。なぜなら、キューバに最大限の圧力をかける政策を実施したのは、共和党の大統領でしたが、その政策を維持しているのは民主党の大統領だからです。
直接的、間接的なチャンネルを通じて、私たちはバイデン政権に対し、米国への移民を含む諸問題について、話し合う意思があることを伝えました。しかし、それは平等、尊重、無条件の立場から行われなければなりません。米国からは、何の返答もありません。従って、この政権側に私たちと協力する意思があるとは、感じられません。
しかし、私たちは、イデオロギーの違いにかかわらず、両国間の成熟した関係を望んでいます。その時が来るまで、私たちは、自分たちでその状況を打開する努力を続けます。私たちは、若者たちが、利用可能な機会について惑わされたり、操作されたり、誤った説明を受けたりしないように取り組んでいます。若者は、合法的にキューバを出国し、米国への移行の過程で違法となっただけで、完全に無秩序で違法な移住の流れに巻き込まれ、人身売買のスキームに陥ってしまいます。
キューバ人の移住、特に若いキューバ人の移住について話題になることが多いですが、実際には移住はすべての国に影響を及ぼし、移住する人々は、一般的に夢を持った若くて健康な人々です。
KvH:キューバでは、小さな商店や個人経営のホテル、レストランが見られますが、社会主義の枠組みの中で、このプロセスは、どこまで進むことができると思いますか?
MDC:私たちは、最大限の社会正義を保証する社会主義経済を目指しています。私たち は、不確実性と複雑性に満ちた世界、貧富の差が拡大し、南の国々が多くの不利益を被っている世界の状況を忘れることなく、この社会主義経済を構築し、強化し、発展させなければなりません。
それでも、私たちは社会主義の理想を決してあきらめません。しかし、封鎖やキューバ国 内の問題など、現在の状況を考えると、どうすればいいのでしょうか?私たちは、より大きな社会正義を実現する方法として社会主義経済を擁護すると同時に、社会主義国営企業、すなわち私たちの社会的経済モデルにおける公営企業の、より高い効率性、より大きな自主性、より優れた業績を提起しています。
私たちはまた、国営部門を補完するものとして、経済の民間部門と非国営部門を開放してきました。一方では、単一の企業システムがあり、そこには、今日、主要な生産手段を所有・管理する国営企業という1つのアクターが存在し、また、国の発展やGDPに貢献し、労働力の一部を吸収する 2つ目の非国営アクターが存在します。
最近、私たちは、非常に興味深い動きを目の当たりにしています。たとえば、封鎖された状況下では、国営企業は、その生産能力を十分に発揮することができません。しかし、封鎖されているにもかかわらず、輸入の可能性をより多く持っている非国営企業は、その国営企業と連携し、最終的に国民の利益となる生産活動やサービスを共に開発しています。
私たちは、キューバ国民に、長年にわたって封鎖に抵抗してきた英雄的行為にふさわしい繁栄を与えたいと願っています。それをどのように行ったらよいのでしょうか? 国営部門と民間部門を含む社会主義建設の概念で、でしょうか?難しい課題ですが、私たちはそれを成し遂げるでしょう。
KvH:アラルコン元外相が亡くなる1週間前に幸運にもお会いすることができましたが、彼が、最も心を奪われていたのはラテンアメリカ地域の変化でした。つい先日、ルーラが、 キューバで重要な会議に出席しました。この地域は、よりピンク色で右翼的でない方向に動いているようですが、キューバに変化をもたらす余地、あるいは新しい時代の非同盟運動の再構築をもたらす可能性はあるのでしょうか?
MDC:私たちは、ラテンアメリカとカリブ海地域の統合という原則を擁護しています。また、ラテンアメリカとカリブ海は、平和地帯であるべきだという原則も擁護しています。 私たちは、ラテンアメリカおよびカリブ海諸国のすべてと関係を持っています。
医療使節団や、工学などの専門家など、私たちの専門的・技術的サービスを要請してきた数カ国と協力・連携しています。私たちは、貿易関係の発展に努めています。さらに、協力の事業に参加することで、それらの国々について学ぶことができ、私たち自身の発展にも役立っています。
ラテンアメリカは、極右の潮流がこうしたプロセスを弱体化させようとしているにもかかわらず、進歩的な運動にとって非常に好ましい場所です。私たちはベネズエラ、ニカラグア、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンと強い関係を築いており、その関係はますます強まっています。ブラジルは、ラテンアメリカの中でほとんど大陸のような存在であり、最も重要な経済国のひとつです。ルーラ政権、そしてジルマ政権のもとで、私たちは、広範な貿易と二国間交流を行ってきました。これらのような進歩的な政権が誕生すれば、私たちの国にも新たな可能性が開けるでしょう。
キューバは、コロンビアの和平プロセスを支援し、大陸全体の平和に貢献しました。その和平プロセスの最終合意は、数年前にハバナで調印されました。キューバは、他国との協力と協調、そして利他的な形での共有に基づく一貫した外交政策を発展させてきました。新型コロナが到来したとき、私たちは、カリブ海諸国やラテンアメリカ諸国の要請に応じてワクチンを提供しました。
DDG:大統領、あなたは、海外のキューバ人について話されました。もちろん、キューバ人医師が世界中で医療を提供してきた長く輝かしい歴史は、周知の通りです。しかし、最近ウクライナでキューバ人が、戦場に駆り出されているという見出しを目にし、驚いた米国人もいます。この状況に対する政府の対応を説明していただけませんか?
MDC:まず第一に、ウクライナの戦争に対する私たちの立場は、私たちは、平和愛好の国であるということです。私たちは、国際法と国連憲章を支持します。戦争は、好みません。私たちは、戦争を祝福しませんし、戦争を支持しません。どちらの側で人命が失われても、私たちの心は痛みます。この戦争を終わらせるためには、対話と外交的解決策を追求すべきであると、私たちは信じています。
私たちは、ウクライナの戦争には加担していませんが、私たちの調査によって、違法なネットワークが、ロシアに住むキューバ人やキューバに住む何人かを雇い、ロシア側で戦わせていることを知りました。わが国の刑法は、傭兵を禁じており、私たちは、これを傭兵行為であると同時に人身売買であると考えています。そのため、今回の捜査で、すべての 証拠を集めた時点で、関係者に報告し、今回の事態を公に糾弾しました。ロシアとの緊密な関係のおかげで、双方は、傭兵に仕立て上げる違法な人身売買の撲滅に取り組むことができました。キューバは、戦争に加担していませんし、今回のような違法な人身売買ネットワークが再び発見されれば、それを糾弾し、阻止するために行動すると断言します。
KvH:ウクライナ戦争に対するキューバの立場を明確にするために、停戦の申し出に役割を果たそうとしましたか? ウクライナ戦争に対するキューバ政府の立場を教えてください。
MDC:私たちは、あらゆる国際的なメカニズムと対話の場を利用することを主張しています。問題は、現実を歪曲し、ねじ曲げられた枠組みを押し付けようとしていることです。私たちにとっては、米国政府は、ロシアの不満や、NATOの国境がロシアに延長されることによってもたらされる危険についての警告に耳を傾けなかったことで、戦争を引き起こしたのです。私の考えでは、米国は、状況を操作したのです。この紛争は、多くのヨーロッパ諸国も巻き込んでおり、ウクライナとロシアの戦争ではなく、NATOとロシアの紛争と言えるほどです。
この戦争の費用は、誰が負担するのでしょうか?戦争に巻き込まれた国の予算から捻出されているので、支払うのは、その国の人々です。しかし、戦争に関与していなくても、この戦争の結果を目の当たりにしている人々にも打撃があります。穀物輸出や食糧市場の問題は、このことが世界にどのような影響を及ぼすかを示しています。私たちは、また、紛争では人命が犠牲になるという、人道主義的信念に基づき、戦争に反対しています。
しかし、私たちは、米国がこの紛争において大きな責任を負っていると信じています。彼らは戦争の本質を歪め、そして自分たちこそが正しい立場にあるかのように装ってきました。私は、戦争を終結させるための正しい答えは、外交的手段であると信じています。すべての側に安全が、客観的に保証されなければなりません。知性と感受性があれば、戦争をあおり、紛争の火種を増やすのではなく、解決策を追求することを支援できるのではないでしょうか。
DDG:先ほど社会主義の建設についてお話になりました。民間部門と国家との間の将来 的なバランスはどうなるのか、という質問について少し述べたいと思います。「非常時」の期間中、基本的にソ連からの補助金は打ち切られ、特に封鎖されていたキューバの人々にとっては非常に困難な状況でした。しかし、キューバでも社会主義建設の問題は解決していませんし、中国でも日常生活水準を上げるために民間部門を拡大せざるを得ませんでした。今後、民間部門と国家のバランスはどのように考えていますか?
MDC:社会主義経済において民間部門が存在するという事実は、社会主義を否定するものではありません。マルクス主義の古典、あるいはソビエト革命におけるレーニン自身の 実践でさえ、社会主義建設の中に民間部門が存在する過渡期があると考えられています。 私的部門を認めることは、決して社会主義を放棄することではありません。なぜでしょうか?なぜなら、大多数のまた大規模の基本的な生産手段は、依然として国家の手中にあるからです。
これらの生産手段は、国営形態と非国営形態を組み合わせた形で運営することができます。例えば、キューバでは土地の80%以上が国家によって所有されています。しかし、私たちの土地の約80%は、民間の農業協同組合によって長年にわたって運営されてきました。これは、私たちが社会主義の建設をやめたという意味ではありません。
経済に関しては、私たちは、現在の経済の達成状況に不満を持っていますが、キューバ経済の現実は、どうだったのでしょうか?世界最強の国による封鎖に直面しなければならなかった戦争経済でした。封鎖がなかったら、何が達成できたかを見なければなりません。もちろん、私たちは、自分自身を改善する方法も見つけようとしています。キューバ経済の達成状況に不満があるというのは、国民に完全な繁栄をもたらすような商品やサービスをいまだに生産できていないという事実を指しています。しかし、国家が補助する質の高い医療や教育、文化やスポーツへの自由なアクセスを保証してきたのは、同じ戦争経済なのです。キューバの専門職は、たとえ移民であっても、資本主義国の労働市場において競合力があります。
キューバには、誰一人取り残されたり、庇護されなくなることのない、驚くべき社会保障 制度があります。無料で受けられるなら、国の負担はないのでしょうか?これらの費用は、一方では封鎖によって大きな打撃を受けながらも、他方では資本主義国や先進国が達成できなかったような重要な社会的成果を上げてきた経済によって賄われているのです。封鎖が強化されたにもかかわらず、キューバの医療と教育の指標は世界の先進国と比較することができます。
私たちは、どこに向かうのでしょうか?私たちは、国際情勢に、より少なく依存するようにしなければなりません。そのために、私たちは、キューバ国民の創造的な抵抗に、私たち自身の努力と才能を賭けているのです。私たちは、インフレや外貨交換市場、物価の歪みに対処するためのマクロ経済安定化計画を含む経済・社会発展モデルに取り組んでいます。
私たちは、政権運営の柱として科学と技術革新に賭けています。パンデミックのときに私たちがしたことを、見てください。主権を主張するためには、キューバ産ワクチンが必要だと考え、科学と技術革新に基づく統治システムを設計しました。このアイデアは、新型コロナの間にテストされ、今では経済の他の分野にも拡大しています。
そのひとつが、食料主権です。キューバが、食料を輸入したり、外部供給源に依存したりする必要がないように、私たちは科学とイノベーションに焦点を当てて食料生産を促進しています。また、化石燃料への依存を減らし、再生可能エネルギーの利用を拡大するために、国のエネルギー構成を変えようとしています。私たちは、2030年までにエネルギーの24%以上を再生可能エネルギーでまかなうことを目指しています。
困難な状況の中、私たちは、社会的弱者や家族を支援する社会プログラムを開発しています。また、デジタル変革プロセスにも着手しています。これらの行動を組み合わせることで、より安定した現在と未来が生まれるでしょう。
KvH:デジタル変革ついて、インターネットへのアクセスという点で、キューバは、どのような状況にありますか?米国やヨーロッパの企業との合意が失敗し、デジタル変革への動きが止まってしまったと、私は理解しています。 人々はどのようにメディアを入手しているのでしょうか? 毎朝、情報番組を受け取っているのでしょうか?どんなメディアを見ているのか、興味があります。
MDC:私は、ツイッターで、とても積極的に活動しています。確かではありませんが、 キューバの誰よりもフォロワーが多いと思います。
KvH:フォロワー数は?
MDC:ツイッターのフォロワーは、76万人くらいだということです。私たちは、社会のデジタル化のためのプロジェクトを始めました。基本的に二つの分野に集中しています。ひとつは、電子商取引や電子政府といったデジタル・プラットフォームを発展させることで、国民と政府機関やサービスとの相互関係を強化し、国民の民主的な参加を促進することです。また、電子商取引をめぐる法的枠組みの整備にも取り組んでいます。なぜなら、 デジタル社会に移行するためには、財源と技術が必要だからです。そのため、デジタルインフラの基盤を独自に構築しなければなりません。
中国の援助によって、私たちは、テレビのデジタル化に進むことができました。インターネットに関しては、近年重要な進展がありました。すでに700万人以上のキューバ人が、携帯電話を通じてインターネットにアクセスしています。キューバでは、特に若者の間では、誰もがソーシャルネットワークに接続し、活発に活動しているのをよく見かけます。しかし、封鎖の結果、アクセスできないサイトやプラットフォームもあります。
アプリケーションをアップデートしたり、サイトにログインしようとしたり、科学者が研究データベースにアクセスしようとすると、「あなたの国ではこのサイトにアクセスできません」というメッセージが表示されることがあります。しかし、私たちは前進しています。国内のすべての大学に情報プログラムがあります。また、「アプクリス」というキューバのアプリケーション・ショップを開発し、キューバ独自のアプリケーション・システムも開発しています。「情報科学大学」が開発したオペレーティングシステムは、中国との共同プロジェクトで開発しているノートパソコンやタブレット、携帯電話で使われてい ます。
若いキューバ人のチームが、情報プログラミングの国際イベントに参加し、優れた結果を出しています。キューバでは、経済活動人口が少なく、私たちの社会計画のおかげで平均寿命が延びると同時に高齢化が進んでいるため、より多い非経済的活動人口を支えなければなりません。
つまり、キューバは、低開発国でありながら、先進国の人口動態を有しているのです。生産とサービスに直接従事する人口が減少しているため、より効率的な成果を達成しなければなりません。このような目標を達成するために、私たちは、いくつかの人気プログラムを開発しました。たとえば、「ヤング・コンピューター・クラブ」プログラムです。そこでは、子どもたちが幼いうちからコンピューターやその他の通信技術を学ぶことができます。高齢者向けのコースもあり、デジタル変革のプロセス全体から排除されることはありません。
もちろん、キューバ人は、ソーシャルネットワークにも積極的です。ソーシャルネットワークは、人類にとって非常に重要な知識を管理する道具になると、私は、信じています。私たちは、人々が物質的な所有物によって区別されるのではなく、精神性や社会や文化に 貢献するものによって区別されるような国を作りたいと願っています。私が、ソーシャルメディアについて非難するのは、低俗さ、凡庸さ、そして特に若者の間で多くの害をもたらすネット上のいじめのようなものの現れです。
また、世界は、インターネット・ガバナンスに対して、より包括的で統一されたアプローチを必要としていると思います。サイバーセキュリティの問題は、今や世界の大きな課題であり、キューバは、独自のサイバーセキュリティ・プラットフォームを開発しています。人工知能の課題は、技術的なものだけでなく、社会的・倫理的に重要な結果をもたらすこ とは言うまでもありません。私たちは、グローバルなインターネット・ガバナンスを実現する必要があります。バーチャルとフィジカルが、それほど離れておらず、インターネットが人々の問題に対する答えを見つける手助けになるような、解放的で包括的な世界を構築する必要があります。
DDG:文化についてですが、キューバが、音楽、文学、ダンスの分野で文化大国であることは誰もが知っています。デジタル文化が、国境を尊重しないことを考えると、おそらく、キューバに住んでいなくてもキューバ人であることに誇りを感じているキューバ人に対するキューバ政府の態度に違いや変化はありますか?
MDC:私が、アメリカに来たのは、5年前と今回で2度目です。いずれも国連総会の会期に参加するためです。これらの訪問では、いつもアメリカ文化の代表者と会う機会をもうけてきました。例えば、昨日の午後は、まさにこの場所で、米国のアーティストや学者と、 キューバと米国を拠点とするキューバのアーティストとの会合がありました。
あなたと同じように、私もキューバと米国のミュージシャンがステージを共有することで生まれるハーモニーを経験してきました。ハバナのジャズ・フェスティバルでは、キューバ人と米国人のミュージシャンを組み合わせたオーケストラでいつも幕を閉じます。キューバ人ミュージシャンは、アメリカン・ジャズの原初的な力とその妙技に、ある種のラテン性をもたらします。
このような時は、人が、新たな精神的幸福のレベルに達する時です。今日、文化は、キューバと米国の間に壁ではなく橋を架けることができる分野のひとつです。文化交流を通じて、国境は取り払われ、私たちの国民は、団結します。私たちの国民は、自分たちの歴史と文化の価値を共有することができるのです。
数年前、オバマ大統領の時代に、ケネディセンターがワシントン DC でキューバ文化の展覧会を開催しました。それは素晴らしいイベントでした。そこでは、私たちのアーティス トたちはとてもよい居心地を感じました。私たちは、ケネディセンターのプロジェクトを 通じて米国のアーティストをキューバに呼びたかったのですが、トランプ大統領の規制のためにすべて失敗に終わりました。まだ多くの接触が、維持されています。例えば昨日、 長年米国に住んでいるキューバの重要なミュージシャンたちに会いました。彼らは母国との関係を捨てていませんし、彼らの成功は、キューバ文化の成功でもあると感じています。
KvH:バイデン政権との対話は、続いていますか?また、バイデン政権が再選された場合、米国とキューバの関係についてどのようなことを期待しますか?
MDC:バイデンに聞いてみなければわかりません。今は、外交関係があります。いくつかのテーマについて、対話を維持しています。しかし、バイデン政権側にキューバと異なる関係を築こうという意志は、見られません。
私たちは、引き続き、私たちの観点を主張します。社会主義建設を諦めるつもりはありません。しかし、私たちはキューバと米国の成熟した正常な関係を望んでいます。しかし、その関係を築くためには、私たちは腰を落ち着けて話し合う必要があります。意見が異なる問題、同意できる問題、同意できない問題をすべて評価し、前進を図る必要があります。そうすることで、より良い関係が築かれ、私たち国民にとって、関係改善の可能性や潜在力が高まるのではないでしょうか。しかし、今のところ、米国政府がそのような態度をとっているとは思えません。
KvH:最後の質問ですが、映画「バービー」や「オッペンハイマー」は、見ましたか?
MDC:「オッペンハイマー」はまだ見ていませんが、見るように薦められたので近いうちに見るつもりです。「オッペンハイマー」を見ることには興味があります。「バービー」は、それほど興味がありません。「バービー」はとても軽薄のように思えます。
*この記事は、The Nation紙2023年11月13・20日号に「質問と回答:ミゲル・ディアス=カネル」の見出しで掲載された。
(スペイン語翻訳:Cubadebate)
EXCLUSIVE Interview with Cuban president Miguel Díaz-Canel
Presidente cubano Miguel Díaz-Canel se sienta a conversar con The Nation
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/11/08/presidente-cubano-miguel-diaz-canel-se-sienta-a-conversar-con-the-nation/
2023年11月07日
ノラ・ジョーンズ 来年2月にキューバで2公演 文化教育交流でのツアー実施
ノラ・ジョーンズ
Radio Habana Cuba、2023年11月7日、Prensa Latina
米国の歌手・作曲家・ピアニストで女優のノラ・ジョーンズが、きょう火曜日(11月7日)、文化教育交流の一環として来年2月にキューバを初めて訪問することに興奮していると語った。
「あの国の豊かな音楽的遺産をさらに学び、2月17日と18日のマルティ劇場という歴史的な場所での2公演を通して、私の音楽を共有したい」、とジョーンズはネット上での声明において話した。
「ノラ・ジョーンズはハバナで息づいている:音楽と冒険の4昼夜」と題して売り出された来年2月15日から19日までのツアー・プログラムは、首都ハバナにある国立芸術大学(ISA)の学生たちに向けたジョーンズによるレッスンクラスも含まれる予定である。
また、「ファブリカ・デ・アルテでの伝説的キューバ音楽グループ、シンテシスのファブリカ・デ・アルテでのコンサート」を体験し、「キューバでもっとも重要なサルサバンドのリーダー、アライン・ペレスのコンサート」を味わうことも、含まれている。
このツアー募集に際して、公式サイトnorahinhavana.comは、キューバへの個人・観光旅行は禁止されている、と特記しており、これは米国政府によるキューバへの60年以上前からの経済・商業・金融封鎖によるものである。
ただし、「教育文化交流のためのグループ旅行は許可されている」と述べている。
キューバ音楽協会のインディラ・ファファルド会長は、プレンサ・ラティーナとの最近のインタビューのなかで、両国民間に架けられた文化の橋は、いかなる封鎖もこれを壊すことはできない、と述べた。
1979年3月30日にニューヨークに生まれたジョーンズは、ジャズ、ブルース、ソウル、カントリー、ポップの要素を組み合わせた自身の音楽を生み出し、グラミー賞を9個受賞し、歌手として4千万枚を超える売り上げを誇っている。
ノラ・ジョーンズの声明
Cantante estadounidense Norah Jones emocionada por viaje a Cuba (+Foto)
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/338740-cantante-estadounidense-norah-jones-emocionada-por-viaje-a-cuba-foto
2023年11月05日
オマーラ・ポルトゥオンド 最新盤「ビダ」のプロモーションで米国ツアー中
オマーラ・ポルトゥオンド、米国ツアー会場の様子
Cubadebate、2023年11月5日、Prensa Latina
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの女神オマーラ・ポルトゥオンドが、米国の各都市を周る盛大なツアーを続けている。10月14日にシカゴから始まり、そのあと8公演を成功させてきた。
このツアーは、多くの愛情と親愛を持っておこなわれてきている、と代理人のアリエル・ヒメーネス・ポルトゥオンドは語った。
ラテン系と米国人の観衆による歓迎はひじょうに熱烈であり、これからピッツバーグ、ミネアポリス、そしてニュージャージーでの2公演がまだ残っている、とアリエルは話した。
この著名な歌手オマーラは、シアトルでの公演があった10月29日に93歳の誕生日を迎え、その3日後には、クリーブランドで公演し、伝説的ボーカリストとして自身のアーティストとしてのキャリアを見せつけた。
オマーラは、米国ではとても有名であり、この国では1940〜50年代から頭角を現していた、と「フィーリンの恋人」オマーラの息子でもあるヒメネス・ポルトゥオンドは語った。
ツアーはコロナ禍のあいだに録音されたアルバム「ビダ」(人生)のプロモーションであり、このアルバムでは、ガビ・モレーノ(プロデューサーでもある)、スサナ・バルガス、ナタリア・ラフォウルカデ、ルベーンブラデス、カルロス・リベラ、アマウリ・ペレス、アレクサンデル・アブレウ、そしてアンディ・モンタニェスらとコラボレーションしている。
アルバム「ビダ」は、コロナ禍での困難な録音プロセスを経て、グラミー賞の最優秀鳥ピカルアルバム賞部門へのノミネートという顕彰を受けている。
オマーラのボーカルは、コロナ禍のあいだ、サウンド・エンジニアのオレステス・アギラのサポートによって、ハバナの彼女の自宅でほとんど録音された、と代理人は説明した。
その作業の成果は、米国ツアーにも反映しており、これまですでにウィスコンシン州ミルウォーキー、ミシガン州トラバース、ニューメキシコ州サンタフェ、ワシントン州シアトル、オハイオ州クリーブランド、そしてニューヨークを周ってきた。
またわれわれには、ドラムスのラムセス・ロドリーゲス、パーカッションのデグニ・ボフィル、ピアノのホセ・ポルティージョといった非常に才能あるキューバ人ミュージシャンがついている、と代理人は話した。
音楽シーンにおける数十年にわたる活躍により、オマーラは、2006年のキューバ音楽大賞や、スペイン文化スポーツ省による芸術功労金メダル、英国の雑誌ソングラインズのワールド・パイオニア賞(2021年)、ラテンレコーディングアカデミーの最優秀音楽賞などの顕彰を受けてきている。
くわえて、ラテングラミーにおける、2009年の最優秀トロピカルコンテンポラリーアルバム賞や、2019年の音楽功労賞受賞が傑出している。
オマール・ポルトゥオンド シアトル公演 Silencio(2023年10月29日)
オマーラ・ポルトゥオンド NY公演 LAGRIMAS NEGRAS (2023年11月3日)
オマーラ・ポルトゥオンド 最新アルバム「VIDA」
Omara Portuondo prosigue su gira de lujo por ciudades de Estados Unidos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/11/05/omara-portuondo-prosigue-su-gira-de-lujo-por-ciudades-de-estados-unidos/
2023年11月04日
キューバ人ボクサー ロニエル・イグレシアス メキシコでのプロサーキットで4戦全勝
ロニエル・イグレシアス
JIT、2023年11月4日
プロボクシングにおけるキューバ選手ロニエル・イグレシアスの4勝目は、各方面で好評なコメントを受けた。
メキシコのアグアスカリエンテスで、五輪二大会覇者のイグレシアスは、地元のマウリシオ・グティエレスをTKOで破り、自身の無敗記録を更新した。グティエレスは、148ポンド級8回戦の第五ラウンド開始を自身のトレーナー陣に阻止された。
ウェブサイト「ESPNノックアウト」のレビューは、ボディへの攻撃で相手をキャンバスに沈めた最初のラウンドから安定していた、2009年世界選手権王者でもあるイグレシアスの働きを称賛した。
そのあとも、イグレシアスは試合を支配し続け、これを同メディアの専門家たちは、力強さ、パンチ、スピード、スキル、頭脳と関連付けた。
鼻に大きなダメージを負ったグティエレスは、第四ラウンドから先に進むことができず、今回のサーキットで8戦して2敗目を喫した。
「破壊的なキューバ選手のパフォーマンス、打撃の雨あられで、"ブル"は大きなダメージを受け敗れた」、とJITによって参照されたこの文書は結んでいる。
Triunfo y elogios para Roniel en boxeo profesional
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=708638
2023年11月03日
キューバ女子 4×100mリレーで26年ぶり2個目の金メダル パンアメリカン競技大会陸上
4×100mリレーで優勝したキューバ女子チーム
Radio Habana Cuba、2023年11月3日、Alejandro García記者
報道陣や専門家はきょう金曜日(11月3日)、サンティアゴ・デ・チリで開催されているパンアメリカン競技大会での女子4×100mリレーでのキューバの活躍を称賛している。
若き女子選手4人組によって、キューバは、26年ぶりにこの壮観な種目で表彰台の頂点に復帰し、ここサンティアゴ2023大会でキューバ陸上界の忘れがたき記録の一つをきざんだ。
サン・サルバドール2023(中米カリブ選手権)大会で優勝したときに達成した43秒17のタイムは上回ることはできなかったが、もっとも重要なことは、王座につくことだった。
これまでキューバのリレーチームがこの種目で優勝できたのは、ウィニペグ1967大会が唯一であった。ホセ・フェリシアーノ・ビリルス(エル・ビリ)率いる女子選手たちの活躍は大いに楽しませるものであり、繰り返すが、ライバルたちがあまり考慮に値しなかったのは確かなため、結果の評価はおいておくが、成長が見てとれた。
ラウラ・モレイラ、エニス・ペレス、ヤリーマ・ガルシア、ユニスレイディ・ガルシア・アブレウの4選手は、パンアメリカン競技大会での4×100mリレーにおける二番目のキューバ人王者チームとして歴史に名を残し、これで今大会のキューバのメダル獲得数は現時点で10個(金2個、銀7個、銅1個)になった。
きょうの達成以前にこの種目で表彰台のトップに立っていたのは、26年前のマルシア・ガルベイ、ビオレタ・ケサダ、クリスティーナ・エチェバリア、ミゲリータ・コビアンのみであった。
また、パンアメリカン競技大会で最後に表彰台に上った女子4×100mリレーチームは、サントドミンゴ2003大会で銀メダルを獲得した、ダイネルキ・ペレス、ロクサナ・ディアス、ビルヘン・ベネビデス、ミスレイディス・ラソであった。
女子4×100m決勝 パンアメリカン競技大会
Relevo 4x100 (f) de Cuba sorprende con su oro en Santiago 2023(Audio)
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338397-relevo-4x100-f-de-cuba-sorprende-con-su-oro-en-santiago-2023audio
2023年11月02日
ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相国連演説 キューバに封鎖のない生活を!
ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相
Cubadebate、2023年11月2日、Bruno Rodríguez Parrilla外相
キューバ共和国ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外務大臣の演説
決議案 A/RES/78/l.5「アメリカ合衆国による対キューバ経済・通商・金融禁輸措置の解除の必要性」の提出に際してのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ、キューバ共和国外務大臣の演説。ニューヨーク、2023年11月2日
議長閣下、閣下各位、
各国代表の皆様、
封鎖は、すべてのキューバ人の生命、医療、教育、福祉に対する権利を侵害しています。私たちの家族は、商店の品不足、長蛇の列、物価の高騰、賃金の低下を通じてそれを感じています。
政府は、標準的な家族の基礎配給食料を保証するために多大な努力を払っています。これは、すべての需要を満たすには十分ではありませんが、例外なくすべての家族の必要不可欠な需要を満たすものであり、特別に補助された価格です。
今年、そのために必要な資金は、16億ドル以上です。2022年3月から 2023年2月までの封鎖による損害額のわずか3分の1でもって、これらの費用は余裕をもって賄えたはずです。
封鎖は、農業機械、家畜飼料、設備や産業の部品やスペアパーツ、その他食糧生産に必要 な消耗資材を購入するための資金を、国内の産業から奪い、深刻な影響を及ぼしています。
厳格な許可の下、キューバは、米国から農産物を貿易で購入することができますが、普遍的に受け入れられている国際貿易と航行の自由のルールに違反する過酷で差別的な押し付けを受け、前払いで購入し、米国船で輸送し、出発の港に空で帰港することが義務付けられています。
世界中の貿易が双方向であるのに対し、キューバは米国への輸出が禁止されており、民間金融機関でさえ、また多国間金融機関からでさえ、信用を得ることができません。
キューバの一般家庭は、時には耐え難い停電に見舞われ、エネルギー・鉱業部門の場合、この期間の損害額は、年間4億9100万ドルを超えます。この損害の主な内訳は、まさに国の電力システムであり、その総額は2億3900万ドル以上に上ります。
この資金があれば、停電を回避し、電力産業の機能を確保するために、不可欠な予備部品だけでなく、供給や定期保守を保証することができたはずです。
子供、高齢者、妊婦を含む病人は、がんや心臓病の治療薬を含む病院で使用される医薬品の不足や不安定さに困っており、人々はインスリン、抗生物質、鎮痛剤、血圧降下剤、その他の基本的な必需品を適宜に入手することにおいて、日々困難に直面しています。
私たちの国は、基本的な医薬品リストの 60%以上を生産する能力がありますが、この極度の封鎖強化の期間中、私たちの財政への無残な打撃により、その水準は保証されていません。
家族の同意を得て、わずか6歳のキューバの少女、マリアが頭蓋内にできたグレード4の 腫瘍を部分的に摘出する手術を受けた状況を、深い悲しみとともに皆さんにお伝えします。彼女は、腫瘍と闘うために化学療法という代替治療を受けていますが、中枢神経系に影響 を及ぼすこの種の高悪性度腫瘍に対する他の第一選択薬とともに、最も効果的な治療法である米国の薬であるロムスチンの投与が、封鎖のために入手できません。
現在、この小さな患者は再発し、救援化学療法を受けています。彼女にとっても、他のキューバの子どもたちにとっても、封鎖は生死を分かつものなのです。
ヤディエルとアベルは14歳の少年です。彼らは脳性麻痺を患っています。この疾患は痙縮を引き起こし、運動機能が制限され、不随意運動をコントロールできず、日常生活を送ることが困難です。
長年にわたり彼らに付き添ってきた教師やその他の専門家の献身的な努力のおかげで、彼らは可能な限り高い運動機能、知的機能、コミュニケーション機能を獲得し、最大限の社会的参加を達成することができました。
しかし、もし彼らが、痙攣を防ぎ、このタイプの患者に有望な結果をもたらす注射薬である、A 型ボツリヌス毒素を米国市場で直接入手することを妨げられていなければ、彼らの人生はどれほど違っていたことでしょう。
他の多くの同様のケースと同様に、彼らは、残酷なキューバ包囲網の直接的な犠牲者なのです。
封鎖は、医薬品や医療機器の入手を妨げていないと主張する米国政府は、嘘をついています。
Covid-19パンデミックの感染者数がピークに達し、集中治療室が手いっぱいになった最も困難な時期に、キューバは、ヨーロッパの供給業者が米国企業の子会社であるという口実で、肺呼吸器の輸入を阻止されました。このことは、疑いもなく残酷な非人道的な行為であると同時に、通商の基準と国際法の粗暴な侵害です。
キューバは、独自の形式の肺呼吸器の国内生産を開発しなければなりませんでした。
この封鎖の残酷さは、キューバにおけるCovid-19の患者がピークを迎えていたときに、主要な医療用酸素製造工場が故障したときに、残酷なまでに証明されました。
米国企業2社が、キューバに医療用酸素を供給しようとした際、パンデミック時であっても米国政府から特定のライセンスが必要であることが証明されました。
キューバはまた、中南米2か国の外国企業による医療用酸素のキューバへの販売を阻止しようとする米国政府機関の工作の証拠も持っています。
この封鎖は、特にキューバ産ワクチンの工業化に必要な、ウイルス対策に不可欠なその他の医療品や医療機器の輸入やわが国への到着に困難と遅れをもたらしました。
パンデミックの間、米国政府は、一方的な強制措置やその他の制裁の犠牲となった国々に対し、一時的な人道的免除措置を適用しました。
お聞きします。なぜキューバは、この一時的な人道的救済から除外されたのでしょうか?
現実には、米国政府は、キューバに対する敵対政策の同盟国として、ご都合主義的にCOVID-19を利用したのです。
この封鎖は、「ジェノサイドの防止及び処罰に関する条約」の第2条b項及びc項に明確に規定されているジェノサイドの犯罪に該当します。
この感染症の流行期に封鎖を前例✰ない方法で強化し、パンデミックから派生した世界経済危機に乗じてキューバの不安定化を促進するという悪質な決定は、この政策の残酷で非人間的な本質を明らかに示しています。
このような困難な状況下で同胞の命を救い、守るという偉業は、数十年にわたり、すべてキューバ国民が無料で利用できる、深く人道的で質の高い科学と医療✰強固な制度を構築するために、政府が一丸となって取り組んできた努力によってのみ説明することができます。
人間への配慮がキューバ政府の最優先事項であり、今後もそうあり続けるという事実にもかかわらず、封鎖が生活の質や国民に提供されるサービスに与える影響は否定できず、痛ましいものです。
議長閣下、
60年以上にわたり、キューバは冷酷な経済・通商・金融封鎖に抵抗してきました。現在の人口の80%以上は、封鎖されたキューバしか知りません。
米国政府は、我が国から必要不可欠な財政収入を奪い、国民の生活水準を低下させ、食料、医薬品、その他の基本物資の継続的な不足を押し付け、経済破綻を誘発する試みを止めて いません。
悪意と外科的な正確さで、経済の最も敏感な部門が攻撃され、キューバの家庭に意図的に最大の損害を与えようとしています。
封鎖は、平和時における経済戦争という行為であり、国民のニーズを満たす政府の能力を麻痺させ、統治不能の状況を作り出し、憲法秩序を破壊することを目的としています。
これらの目的は、1960年4月6日付レスター・マロリー国務次官による悪名高い覚書に明確に記されています。引用します。
「飢餓、絶望、政府転覆を誘発する目的で、名目賃金と実質賃金を引き下げるためにキューバへの資金と物資を拒絶することによって、経済生活を弱体化させるために(中略)あらゆる可能な手段を速やかに実行に移さなければならない」。
引用を終わります。
これが、その起源から今日に至るまで、米国の現政権がキューバに対して行っている経済的強制と最大限の圧力政策の本質であり、目的なのです。
米国の行為は、まったく一方的で不当なものです。私たちの国には、米国に害を与え、その強力な経済部門や貿易活動に損害を与えるような措置や行動は一つもありません。
キューバには、米国の独立や国家安全保障を脅かしたり、米国の主権を損なったり、内政に干渉したり、国民の福祉に影響を及ぼすようないかなる行為もありません。
小国に異質な政治体制を押し付け、その資源を再び支配するために、一国の政府が何十年にもわたって絶え間ない経済戦争を強いることは、合法的でも倫理的でもありません。平和、自由な自決権、発展、人道的進歩の権利を国民全体から奪うことは容認できません。
違法で残酷かつ非人道的な政策の恐ろしい結果に苦しんでいるのは、キューバ国民だけではありません。1960 年にフィデル・カストロ・ルス最高司令官がこの壇上で糾弾したように、「戦争の哲学」をもたらす「収奪の哲学」の犠牲となっているのは、世界の他の多くの人々も同じです。
この悲劇的な時に当たり、私は、今日、不法に占領された自らの土地で虐殺されている兄弟たち、パレスチナの人々に対するキューバの全面的な支援と連帯を改めて表明します。この蛮行を押しとどめるべきです。
議長閣下、
米国当局は、キューバ政府の非能率性と我々の制度の失敗という考えを植え付けようとしてきました。
彼らは「キューバ国民を支持する」と厚顔無恥に言い、一方的な強制措置は家族には影響せず、国民経済の困難の重要な要因でもないと国民に信じ込ませようとしています。
もちろん、ミゲル・ディアス=カネル大統領が言っているように、封鎖は今日私たちの国が直面しているすべての問題の原因ではありません。しかし、その非常に深刻な影響を否定し、それがキューバ家庭の収奪、不足、苦しみの主な原因であることを認めない人は、真実を述べてはいません。
封鎖が、すべての国民の人権に対する大規模かつ明白で組織的な侵害であり、私たちの発展に対する最大の障害であることを否定すれば、それは嘘でしょう。
事実を見て、データを確認しましょう。
2022年3月1日から今年2月28日までの封鎖による損害と損失は、控えめに見積もっても48億6700万ドルと推定されます。
これは1か月に4億500万ドル以上、1日に1300万ドル以上の損害に相当します。封鎖がなければ、キューバのGDPは2022年に9%成長した可能性があります。
現在の価格で計算すると、60年以上の累積効果は1590億ドルを超えます。金の価値で計算すると1兆3370億ドルに達します。
これは世界のどの経済にとっても異常な数字ですが、私たちのような小さな島国で発展途上の経済にとってはなおさらです。
もしキューバにこのような資源があったとしたら、現在のキューバはどうなっているでしょうか?
2019 年下半期以降、米国政府は、私たちの国に対する包囲網を極端な次元にエスカレートさせ、さらに倒錯的で有害なものとし、キューバへの燃料供給を阻止しようとする戦時措置を採用し、キューバの国際医療協力に対する攻撃を強化し、第三国市場での商取引や金融取引に対する嫌がらせを強化し、ヘルムズ=バートン法タイトルIIIの米国裁判所での域外適用により、他国の投資家や貿易団体を威嚇することに乗り出しました。
また、私たちの企業のほとんどに影響を与える「キューバ企業制限リスト」や、不思議なことに世界で唯一の「禁止宿泊所リスト」など、多くの禁止事項や制限事項があります。
グローバル化した国際経済において、あなた方の国で生産された製品に10%以上の米国製部品が含まれている場合、キューバへの輸出を禁止し続け、あなた方が代表する国で生産された製品にキューバ産の原材料、無形資産、部品が含まれている場合、米国への輸出を禁止することは、不合理であるだけでなく、犯罪的です。
富裕国であっても、同様の条件を課された場合、その国の経済はどうなるのでしょうか?
議長閣下、
米国は、銀行・金融分野におけるキューバ包囲網を強化しています。ドルの使用禁止を維持し、他の通貨での金融取引、貿易、投資に対する迫害は絶え間なく執拗です。
この迫害は、国務省の一方的なテロ支援国リストにわが国が恣意的に掲載されたことで、さらに強化されました。これは共和党の前政権が、ホワイトハウスを去るわずか9日前に科した致命的な措置でした。民主党の現大統領がその気になれば、署名ひとつで明日にでも修正できたはずです。
米国政府は、何の根拠もなくキューバを非難することで、嘘をつき、テロと闘う国際的な努力に多大な損害を与えています。
キューバがこの偽リストに掲載され続けることに、有効で合理的な論拠はひとつもありません。特に、キューバは、テロの犠牲者であり、今日でさえ米国領土からの暴力やテロ行為の処罰されない扇動に苦しんでいる国であり、テロのいかなる形態や現れに対しても断固として拒否し、迫害しているその行為は申し分がなく、認められている国です。キューバに対して、この「ような行為は許されません。
この影響は、相互接続、相互依存がますます深まっており、そしてなによりもワシントンが支配する金融権力のセンターの支配下に置かれる国際経済の現状では、とりわけ有害です。
この恣意的な言いがかりを隠れ蓑に、米国政府当局は、世界中の何百もの銀行や金融機関を恐喝し、米国と✰関係を続けるか、キューバとの関係を維持するかの二者択一を迫っています。
2021 年 1 月から 2023 年 2 月までの間に、外国の銀行がキューバへのサービス提供を拒否した件数は合計909件ありました。
各国の首都にある数十のキューバ在外公館は、従来の銀行との関係を失い、今日では銀行口座も金融サービスもありません。このような事態は、わが国と友好的かつ協力的な関係を築き、一貫して封鎖を拒否している国々でさえも起きています。これらの国も、米国の敵意の域外適用権力、国際金融制度における有害かつ不釣り合いな影響力、キューバ経済を包囲しようとする欲望の犠牲になっているのです。
この虚偽の格付けにより、いわゆる「カントリーリスク」は指数関数的に増大し、キューバは国際市場でいかなる商品も2倍の価格を支払うことを余儀なくされます。
米国政府が恥知らずに支援すると主張するキューバの起業家は、多く✰場合、ペイパルや Airbnbのような決済や電子商取引のプラットフォームの利用を拒否されています。キューバ人であるという理由だけで、個人的な銀行口座の開設さえ妨げられています。第三国では、封鎖の影響による銀行取引制限や差別を受けています。
学問や科学の進歩でさえ、この不条理な政策の影響から逃れることはできません。エベリオは、25歳のキューバの若者で、現在コンピュータサイエンス工学の学位を取得するために勉強中です。
大学の支援を受けて、エベリオは、自分の科学研究成果を他国の学生と共有することを決意し、2023年4月4日から6日までイギリスのウォーリック大学で開催される国際科学イベント、世界学生研究大会(WorldCUR)に直接参加することを選びました。
彼の研究の質が評価され、参加者として認められました。しかしその直後、キューバが制裁対象国リストに含まれたため、本人参加のための資金援助を取りやめると主催者から通告されました。
彼は、封鎖が解除されることを希望しています。なぜなら、他の何千人ものキューバの若者も同じように、この政策によってキューバ人は排除され、差別され、学術界、科学界、学生社会で対等に交流することができないからです。
差別を受け、時には嫌がらせを受けるキューバのスポーツ選手や芸術家は、メダルや受賞に伴う当然の収入を取得しなければなりません。
議長閣下、
封鎖は、米国に住むキューバ人の権利を制限し、ビザや通常のメカニズムによる家族の再会を妨げ、キューバでの旅行ビザ発給を認めず、送金を妨げています。また、高度な資格を持つ若者の家族でさえも、不安や他国での自己実現の探求を誘発しています。
しかし、キューバ人移民の増加は、家族にとって痛ましい犠牲を伴い、国にとって人口統計学的・経済学的に不利な結果をもたらすものであり、封鎖の強化に直接関連しています。また、厳密には政治的な理由から、どのようなルートで到着したかにかかわらず、米国国境に到着したキューバ人に特権的な待遇が与えられています。
キューバを不安定化させ、才能を略奪し、キューバの信用を失墜させるために利用されているこれらの要因の重さを考慮することなく、この地域の国々を経由して米国に向かうキューバ人の移動の本質を理解することは不可能です。キューバ人移民がこの地域の国にいて、非公式移民となり、安全でない危険なルートを利用したり、組織犯罪の犠牲となった りすることは、この地域のいくつかの国々においても不幸な影響であることは明らかです。
キューバは、公式で安全かつ秩序ある移民の流れを常に提唱していきます。公式・非公式を問わず、キューバ人の移住の構造的原因を修正するのは、あなた方の政府、米国政府の手に委ねられています。
しかし、封鎖は逆説的に、米国市民✰キューバへの渡航の自由を抑制し、情報の自由と自らの意見を形成する権利を妨げています。
また、ESTA として知られる自動ビザ制度を、キューバを訪れたという事実だけで、その特権を享受している他国の国民から奪い、差別し、威嚇しています。
議長閣下、
経済的な包囲網の強化は、キューバに対する持続的なメディアとコミュニケーション・キャンペーンを伴っています。
新しい情報技術やその他のデジタル・プラットフォームは、封鎖によって引き起こされたモノ不足を利用し、キューバの現実についてまったく誤ったイメージを植え付け、キューバを不安定にし、信用を失墜させるために利用されています。
主に米国に資金を提供し、米国を拠点とする有害なプラットフォームからのメディア攻撃は、落胆と不安を煽り、国内の政治危機の認識を作り出し、政府の制度を弱体化させ、封鎖された経済の課題を克服するために国が行っている多大な努力を挫くことを目的としています。
これは、米国政府が公然と、そして悪名高く数十億ドルの連邦予算と、秘密裏に巨額の資金を投入している、非通常の認知戦争です。
彼らの計画は倒錯しており、彼らが提唱しているとされる民主主義、自由、情報への権利とは相容れないものです。
議長閣下、
米国の現政権は、ドナルド・トランプ大統領の時代に実施された非人道的な政策を継続し、逆説的ですが、それを自分たちのものにしています。
実際には、最も敵対的で非人道的なも✰を含め、この政策を支持し、実効性を与える法律や規制をそ✰まま維持し、厳正に適用しています。
極限まで強化された封鎖は、引き続き、米国の対キューバ政策を規定する中心的要素でしょう。
封鎖の域外適用の影響は、代表の皆様が代表するすべての国の主権を害するものであり、各国の国内法を侵害し、米国の裁判所の判決に服従させ、各国企業の利益を損ない、ビジネスマンに制裁を科し、市民の自由を制限するものです。これらはすべて国際法に違反するものです。
本総会が毎年、対キューバ封鎖の中止を要求し始めてから30年以上が経過しました。
しかし、国際社会の表明された意思は、最大の経済大国、金融大国、軍事大国である米国政府によって軽視され、無視されています。
国連で最も民主的で代表的なこの総会の決議を平然と無視することは、許されることではありません。
私はキューバ国民を代表し、本会議の一般討論で44か国の首脳および政府高官が、封鎖を拒否する声明を発表したことに感謝します。そのうちの21か国が、一方的で不正なテロ支援国家リストにキューバが恣意的に含まれたことを明確に非難しました。
昨日および今朝の会議で、この立場を表明した多くの代表団に対し、深い感謝とお礼を申し上げます。
また、私たちの同胞の、また、キューバと連帯する広範かつ普遍的な運動、そして世界各地にいる多くの友人たちの友愛に満ちた声明と支持にも深く感謝します。
私たちは、封鎖の解除を求める世界中の善意の人々の支持が高まっていることに勇気づけられています。
米国政府の敵意にもかかわらず、私たちは世界のすべての人々と同様、米国の人々との架け橋を引き続き築きます。
海外に居住するキューバ人との絆を益々強化しましょう。まもなく、キューバ政府と同胞との対話の深化に寄与する「第 4回国家と移民会議」を開催する予定です。
議長閣下、
巨大な試練も、私たちを怯ませることはありません。キューバ国民は、自由で主権ある祖国を称え、高め、守るという決意を止めることはありません。
私たちは、アメリカ帝国主義が私たちに科している包囲からの脱出を模索して、また社会的正義を伴う繁栄に向かって前進し、私たちの社会変革を支持し、社会計画を維持し拡大する道を模索して、引き続き、私たちは変革と革命の努力を継続します。
私たちは、キューバの政治的、経済的、社会的、文化的プロセスにおいて、青少年をはじめとするすべての市民の参加が拡大するように努めていくことを保証します。
こ✰ような状況下で、超大国による組織的かつ長期的な侵略✰もとで、開発計画に取り組まなければならなかった国民は他にありません。
しかし、キューバは、主権、独立、社会主義、民主主義、繁栄、持続可能な国家の建設において、自らを引き続き更新します。
議長閣下 各位閣下、
代議員の皆様、
まもなく行われる投票において、皆様はキューバとキューバのすべての家族にとって重大な関心事を決定するだけではありません。
提出された決議案に賛成票を投じることは、理性と正義を支持する表明であり、国連憲章と国際法を支持する行為でもあります。
私たちは気高く、尊厳をもつ、連帯的な国民を代表して言いますが、私たち国民は、ずっと以前から自分たちの歴史と未来の主人になることを決心しました。
何百万人ものキューバ人男女を代表して言います。キューバは、最も残酷で長期にわたる一方的な強制措置制度に直面し、日々抵抗し、信念を貫いています。それは、いかなる国に対してもこれまで適用されたことのないもので、すべての人のために、きっぱりと廃止されなければなりません。
私は、皆様方に、決議案 A/RES/78/L.5「アメリカ合衆国がキューバに対して科している経済・通商・金融禁輸措置を解除する必要性」に賛成票を投じるよう、謹んでお願いいたします。
封鎖はない方がいい! ジェノサイド封鎖の廃止を!
キューバに封鎖のない生活を!
ありがとうございました。
ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相 国連演説(2023年11月2日)
キューバTV(2023年11月2日)昼のニュース
Cuba continuará renovándose, en la construcción de una nación soberana, independiente, socialista, democrática, próspera y sostenible
http://www.cubadebate.cu/opinion/2023/11/02/cuba-continuara-renovandose-en-la-construccion-de-una-nacion-soberana-independiente-socialista-democratica-prospera-y-sostenible/
キューバ野球連盟 インターコンチネンタル・ベースボール・シリーズの出場辞退を発表
フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長
Juventud Rebelde、2023年11月2日、Prensa Latina
キューバは、2024年にコロンビアで開催されるインターコンチネンタル・ベースボール・シリーズについて、主催者に求められた条項に不同意のため、出場を辞退した、とキューバ野球ソフトボール連盟(FCBS)のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長が発表した。
ペレス・パルド会長は、FCBSが同大会に招待されていて、申し入れを検討する分析の一環として、大会主催者のレンテリア・グループと交渉をおこなった、と認めた。
最終決定は、2024年の大会には出場しないということであった。カリビアンシリーズのような他の大会への参加を排除する5年契約への調印を求められたからである、と会長は説明した。
会長はまた、インターコンチネンタルシリーズは、野球ソフトボール世界連盟(英語略称WBSC)、MLB、コロンビア野球連盟(FCB)、コロンビアプロ野球リーグ(LPBC)の競技日程に属さないトーナメントである、と説明した。
ペレス・パルド会長は、同主催者は各国に王者チームか連盟に属するチームを用意するよう求めているが、これらの条件をまったく満たさない招待国がある、と言い添えた。
インターコンチネンタル・シリーズは、キュラソー、米国、日本、韓国、インドネシア、メキシコ、開催国コロンビアに加え、FCBSとの結びつきがなく米国在住のキューバ人プロ野球選手によって創設された連盟「Fepcube」のチームの出場を予定している。
同大会は、2013年から2019年まで開催されたラテンアメリカ・シリーズを更新し、他地域のチームを含めるために名称変更したものである。
フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長の声明
¿Por qué Cuba no va a la Serie Intercontinental de béisbol? (+Video)
https://www.juventudrebelde.cu/deportes/2023-11-02/por-que-cuba-no-va-a-la-serie-intercontinental-de-beisbol
ぺレス・パルド会長がキューバ野球エリートリーグの詳細を説明 中日ドラゴンズとの4人の契約も発表
キューバ野球連盟のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長
JIT、2023年11月2日、Tony Díaz Susavila記者
第二回キューバ野球エリートリーグが、11月7日に国内の3球場で開幕する、とキューバ野球の全国コミッショナー兼連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドがきょう発表した。
会長は、午後6時30分からサンティアゴ・デ・クーバでマタンサスチームが、ラス・トゥナスでインドゥストゥリアレスチームが、サンクティ・スピリトゥスでアルテミサチームが、それぞれ開幕戦を戦うよう、準備はすべて整った、と述べた。
「この開始時間は、全試合に適用するよう原則合意した」と会長は、選手たちが午前中にトレーニングできるという効果を考慮して表明した。
毎日曜日には、午後1時30分から試合がおこなわれ、この時間は、現在照明設備のないアルテミサの7月26日球場でも同様に試合がおこなわれる。
ペレス・パルド会長は、同リーグの運営プロセスの詳細を説明した。準決勝進出チームは、予選脱落したチームから2選手を補強し、決勝戦進出チームは、敗退した4チームから1人の選手を補強するという、新たなルールを設けた。
9月21日に、補強選手12人を選ぶための監督会議が開催された。選択要請のあと、20人がチームから降格し、32人の選手を持つことになる。
金曜日に、リーグの監督会議が開催予定で、予選ラウンドは12月25日まで延長されるだろう。休止試合や中断試合の再開は、12月27日から29日にかけてとなるだろう。必要な場合は、1月3日から続けられる。
準決勝は、1月4日から12日にかけて、予選ラウンドの上位4チームにより、7試合制(4戦先取)でおこなわれる。決勝戦は、1月15日から23日まで、同様の形式で争われる。全体の試合スケジュールは4試合のサブシリーズ制が予定されており、1日1試合である。サブシリーズ終了の翌日は移動日となる。
きょうの専門記者との会見では、各チームが、ラス・トゥナスが優勝した第62期キューバ野球リーグと同様に、野球ボールも提供しているメーカー「Teammate」のユニフォームを着る、ということが話題となった。
30試合目から40試合目まで、各チームは、第62期キューバ野球リーグの選手または外国に居住しているキューバ人野球選手による昇格・降格が3回まで可能となる、と説明された。
外国在住の選手は、補強選手の誰かの代わりに加入できる。第62期キューバ野球リーグの参加選手の昇格・降格は、その属性による。予選敗退した県チームの選手による補強の場合。20人のあいだに選ばれた選手の一人により、勝ち上がった県の所属の場合。
海外リーグでの契約選手に関する話題は、ペレス・パルド会長によって「つぶさに説明」された。会長は、それらの選手たちは負傷のため活動できていないという理由を説明した。
会長は、リバン・モイネロ(ソフトバンク)、ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)、ユリスベル・グラシアル(ベナードス・デ・マサトラン)、エリスベル・アルエバルエナ、ヤディル・ムヒカ、カルロス・フアン・ビエラ各選手の回復状況について話した。
ドミニカ共和国も出場する、プエルトリコでのアンティジャーナ・カップに、第2回エリートリーグの王者チームが出場するという話題が紹介された。19世紀にスペイン軍に対して共同戦線を張って戦った、わが国のホセ・マルティら英雄たちへの賛辞となることだろう。
ニカラグアへのU23代表チーム
ペレス・パルド会長はまた、11月25日から30日にかけてニカラグアで開催されるU23世界大会のキューバ代表チームの出場についても説明した。
キューバはBグループでベネズエラ、パナマ、コロンビア、キュラソー、コスタリカと戦う。Aグループにはメキシコ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、アルゼンチン、ホンジュラス、そして開催国ニカラグアがいる。
この大会では、来年に世界のベストチームが集まり中国で開催される世界リーグへの出場権4枠が争われる。キューバ代表メンバーは、第2回エリートリーグから大半が選ばれる。まず11月16日から23日にかけてハバナで合同練習がおこなわれる。
シウダ・デポルティバでの記者会見の終わりに、オマール・リナーレスと、フランク・アベル・アルバレス投手が、中日ドラゴンズとの各自の契約の延長に調印した。
また、クリスティアン・レアンドロ・ロドリーゲスと、カルロス・アントニオ・モニエル・トーレスの、中日ドラゴンズとの契約も発表された。
ペレス・パルド会長(左)と、オマール・リナーレス(右)
フランク・アベル・アルバレス投手(左)と、ペレス・パルド会長(右)
La Liga Élite del Beisbol comenzará el 7 de noviembre
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=708616
国連でのキューバ経済封鎖中止要請決議 187対2 圧倒的多数で可決 反対は米国・イスラエルの2国のみ
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賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Radio Habana Cuba、2023年11月2日、Prensa Latina
キューバが、米国による経済・商業・金融封鎖の終結を求めた決議がきょう、国連総会で187か国の賛成票によって承認された。
この決議は31回目の承認となり、反対票は2票(米国とイスラエル)、棄権票が1票(ウクライナ)だった。
決議は、この封鎖を、米国の60年以上にわたる対キューバ政策の中心要素として改めて確認した。
その影響は1日足りとも終わっておらず、キューバ国民の80%が、封鎖を受けている自国しか知らないほどである。
この政策によって2022年3月1日から2023年2月28日のあいだに生じた損害は、48億6700万ドルに上る。
この数字は、主に観光部門におけるキューバの輸出や、 国の銀行金融業務に対する容赦ない迫害、取引の地理的再配置のためのコスト、国民への生産とサービスへの影響、 進んだテクノロジーにアクセスする際の障害などに関する激化を反映している。
合計で、現在の価格に基づくその経済的損失は、1598億4300万ドルを超えており、国際市場における金の価値に対する米ドルの推移を考慮すると、これは1兆3370億ドル以上になる。
封鎖全体の影響は、月に4億5百万ドルを超え、これは2時間ごとに百万ドルに相当する。
アントニオ・グテーレス国連事務総長によって国連総会に提出された報告書は、キューバに対するこの政策の継続と、テロ支援国リストにキューバを含めることは、法に基づく国際システムと相いれない行為であると認めている。
米国の行動は、開発へのアクセスを含む人権を明らかに侵害する、政治的および経済的権力の行使の明白な表明である。
これらの措置の影響は明らかであり、国際連合憲章や国際法の原則において容認できないものである、と加盟国にも共有された文書は伝えている。
報告書によると、キューバの状況は、主権の権利および人権の実現や「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成を損なう、一方的な強制措置を撤廃する必要性を裏付けるに十分である。
国連は、この意味で、決議に署名した国々に対し、キューバの自決と発展の権利に対する不当な否定を終わらせる努力を継続するよう呼びかけた。
キューバTV 国連決議結果報道(2023年11月2日)
キューバTV 国連でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相演説(2023年11月2日)
国連Youtubeサイト 決議完全版(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その5(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その4(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その3(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その2(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その1(2023年11月2日)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Victoria rotunda de Cuba: 187 votos en contra del bloqueo de EE. UU.
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/338253-victoria-rotunda-de-cuba-187-votos-en-contra-del-bloqueo-de-ee-uu
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Radio Habana Cuba、2023年11月2日、Prensa Latina
キューバが、米国による経済・商業・金融封鎖の終結を求めた決議がきょう、国連総会で187か国の賛成票によって承認された。
この決議は31回目の承認となり、反対票は2票(米国とイスラエル)、棄権票が1票(ウクライナ)だった。
決議は、この封鎖を、米国の60年以上にわたる対キューバ政策の中心要素として改めて確認した。
その影響は1日足りとも終わっておらず、キューバ国民の80%が、封鎖を受けている自国しか知らないほどである。
この政策によって2022年3月1日から2023年2月28日のあいだに生じた損害は、48億6700万ドルに上る。
この数字は、主に観光部門におけるキューバの輸出や、 国の銀行金融業務に対する容赦ない迫害、取引の地理的再配置のためのコスト、国民への生産とサービスへの影響、 進んだテクノロジーにアクセスする際の障害などに関する激化を反映している。
合計で、現在の価格に基づくその経済的損失は、1598億4300万ドルを超えており、国際市場における金の価値に対する米ドルの推移を考慮すると、これは1兆3370億ドル以上になる。
封鎖全体の影響は、月に4億5百万ドルを超え、これは2時間ごとに百万ドルに相当する。
アントニオ・グテーレス国連事務総長によって国連総会に提出された報告書は、キューバに対するこの政策の継続と、テロ支援国リストにキューバを含めることは、法に基づく国際システムと相いれない行為であると認めている。
米国の行動は、開発へのアクセスを含む人権を明らかに侵害する、政治的および経済的権力の行使の明白な表明である。
これらの措置の影響は明らかであり、国際連合憲章や国際法の原則において容認できないものである、と加盟国にも共有された文書は伝えている。
報告書によると、キューバの状況は、主権の権利および人権の実現や「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成を損なう、一方的な強制措置を撤廃する必要性を裏付けるに十分である。
国連は、この意味で、決議に署名した国々に対し、キューバの自決と発展の権利に対する不当な否定を終わらせる努力を継続するよう呼びかけた。
キューバTV 国連決議結果報道(2023年11月2日)
キューバTV 国連でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相演説(2023年11月2日)
国連Youtubeサイト 決議完全版(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その5(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その4(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その3(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その2(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その1(2023年11月2日)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Victoria rotunda de Cuba: 187 votos en contra del bloqueo de EE. UU.
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/338253-victoria-rotunda-de-cuba-187-votos-en-contra-del-bloqueo-de-ee-uu