2023年11月05日
オマーラ・ポルトゥオンド 最新盤「ビダ」のプロモーションで米国ツアー中
オマーラ・ポルトゥオンド、米国ツアー会場の様子
Cubadebate、2023年11月5日、Prensa Latina
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの女神オマーラ・ポルトゥオンドが、米国の各都市を周る盛大なツアーを続けている。10月14日にシカゴから始まり、そのあと8公演を成功させてきた。
このツアーは、多くの愛情と親愛を持っておこなわれてきている、と代理人のアリエル・ヒメーネス・ポルトゥオンドは語った。
ラテン系と米国人の観衆による歓迎はひじょうに熱烈であり、これからピッツバーグ、ミネアポリス、そしてニュージャージーでの2公演がまだ残っている、とアリエルは話した。
この著名な歌手オマーラは、シアトルでの公演があった10月29日に93歳の誕生日を迎え、その3日後には、クリーブランドで公演し、伝説的ボーカリストとして自身のアーティストとしてのキャリアを見せつけた。
オマーラは、米国ではとても有名であり、この国では1940〜50年代から頭角を現していた、と「フィーリンの恋人」オマーラの息子でもあるヒメネス・ポルトゥオンドは語った。
ツアーはコロナ禍のあいだに録音されたアルバム「ビダ」(人生)のプロモーションであり、このアルバムでは、ガビ・モレーノ(プロデューサーでもある)、スサナ・バルガス、ナタリア・ラフォウルカデ、ルベーンブラデス、カルロス・リベラ、アマウリ・ペレス、アレクサンデル・アブレウ、そしてアンディ・モンタニェスらとコラボレーションしている。
アルバム「ビダ」は、コロナ禍での困難な録音プロセスを経て、グラミー賞の最優秀鳥ピカルアルバム賞部門へのノミネートという顕彰を受けている。
オマーラのボーカルは、コロナ禍のあいだ、サウンド・エンジニアのオレステス・アギラのサポートによって、ハバナの彼女の自宅でほとんど録音された、と代理人は説明した。
その作業の成果は、米国ツアーにも反映しており、これまですでにウィスコンシン州ミルウォーキー、ミシガン州トラバース、ニューメキシコ州サンタフェ、ワシントン州シアトル、オハイオ州クリーブランド、そしてニューヨークを周ってきた。
またわれわれには、ドラムスのラムセス・ロドリーゲス、パーカッションのデグニ・ボフィル、ピアノのホセ・ポルティージョといった非常に才能あるキューバ人ミュージシャンがついている、と代理人は話した。
音楽シーンにおける数十年にわたる活躍により、オマーラは、2006年のキューバ音楽大賞や、スペイン文化スポーツ省による芸術功労金メダル、英国の雑誌ソングラインズのワールド・パイオニア賞(2021年)、ラテンレコーディングアカデミーの最優秀音楽賞などの顕彰を受けてきている。
くわえて、ラテングラミーにおける、2009年の最優秀トロピカルコンテンポラリーアルバム賞や、2019年の音楽功労賞受賞が傑出している。
オマール・ポルトゥオンド シアトル公演 Silencio(2023年10月29日)
オマーラ・ポルトゥオンド NY公演 LAGRIMAS NEGRAS (2023年11月3日)
オマーラ・ポルトゥオンド 最新アルバム「VIDA」
Omara Portuondo prosigue su gira de lujo por ciudades de Estados Unidos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/11/05/omara-portuondo-prosigue-su-gira-de-lujo-por-ciudades-de-estados-unidos/
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