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賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Radio Habana Cuba、2023年11月2日、Prensa Latina
キューバが、米国による経済・商業・金融封鎖の終結を求めた決議がきょう、国連総会で187か国の賛成票によって承認された。
この決議は31回目の承認となり、反対票は2票(米国とイスラエル)、棄権票が1票(ウクライナ)だった。
決議は、この封鎖を、米国の60年以上にわたる対キューバ政策の中心要素として改めて確認した。
その影響は1日足りとも終わっておらず、キューバ国民の80%が、封鎖を受けている自国しか知らないほどである。
この政策によって2022年3月1日から2023年2月28日のあいだに生じた損害は、48億6700万ドルに上る。
この数字は、主に観光部門におけるキューバの輸出や、 国の銀行金融業務に対する容赦ない迫害、取引の地理的再配置のためのコスト、国民への生産とサービスへの影響、 進んだテクノロジーにアクセスする際の障害などに関する激化を反映している。
合計で、現在の価格に基づくその経済的損失は、1598億4300万ドルを超えており、国際市場における金の価値に対する米ドルの推移を考慮すると、これは1兆3370億ドル以上になる。
封鎖全体の影響は、月に4億5百万ドルを超え、これは2時間ごとに百万ドルに相当する。
アントニオ・グテーレス国連事務総長によって国連総会に提出された報告書は、キューバに対するこの政策の継続と、テロ支援国リストにキューバを含めることは、法に基づく国際システムと相いれない行為であると認めている。
米国の行動は、開発へのアクセスを含む人権を明らかに侵害する、政治的および経済的権力の行使の明白な表明である。
これらの措置の影響は明らかであり、国際連合憲章や国際法の原則において容認できないものである、と加盟国にも共有された文書は伝えている。
報告書によると、キューバの状況は、主権の権利および人権の実現や「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成を損なう、一方的な強制措置を撤廃する必要性を裏付けるに十分である。
国連は、この意味で、決議に署名した国々に対し、キューバの自決と発展の権利に対する不当な否定を終わらせる努力を継続するよう呼びかけた。
キューバTV 国連決議結果報道(2023年11月2日)
キューバTV 国連でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相演説(2023年11月2日)
国連Youtubeサイト 決議完全版(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その5(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その4(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その3(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その2(2023年11月2日)
キューバTV 決議当日生中継その1(2023年11月2日)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)
Victoria rotunda de Cuba: 187 votos en contra del bloqueo de EE. UU.
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/338253-victoria-rotunda-de-cuba-187-votos-en-contra-del-bloqueo-de-ee-uu
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