2018年01月17日
ラス・トゥナスが逆転勝利 最終戦に持ち込む キューバ野球リーグ準決勝第六戦
最後はホセ・アンヘル・ガルシア(右)が抑えた
Radio Rebelde、2018年1月17日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
ラス・トゥナスがインドゥストゥリアレスに6対3で勝利し、激しい戦いが続けられてきた準決勝にさらに彩りを加えた。当地で長い間語り継がれるであろう逆転劇をふたたび演じた。
この勝利はラス・トゥナスのプレーオフ3勝目であり、3回目の逆転勝利でもある。1回目は同じフリオ・アントニオ・メジャ球場で3対7からの逆転。2回目はあのラティーノアメリカーノ球場で7回を終わって0対3と負けていた試合での逆転。
今回の第六戦で先制したのは地元のラス・トゥナスだった。4回の先制点はいつもは失策などしないフランク・カミロ・モレホンが失策した。一塁に悪送球し、ホルヘ・ジョンソンが本塁に返った。5回にはチームの精神的支柱ダニエル・カストロが適時打で2点目をあげ、球場に集った大観衆を歓喜させた。
試合がラス・トゥナスの流れになっていたとき、インドゥストゥリアレスの逆襲が始まった。ピナールからの補強ブラディミール・バーニョスに2死をとられたあと、アレクサンデル・マジェタとスタイレル・エルナンデスが連続安打を放った。
ここでビクトル・メサ監督はヤヤボ・オルランド・アセベイに代えて同じくサンクティ・スピリトゥスからの補強エリエル・サンチェスを代打で起用した。その打球は暗闇のなかに消え本塁打となり、ラス・トゥナスのスタンドを沈黙させた。冷水を浴びせられるとはまさにこのことである。
追う立場となったラス・トゥナスは8回裏に4連打で猛攻した。アレクサンデル・アヤラがブラディミール・ガルシアから同点打となる適時打を右翼に放った。次いで、ここまでプレーオフでは1打点しかあげてなかったレギュラーシーズンの打点王ラファエル・ビニャーレスが勝ち越し打を放った。さらにヨルダニス・アラルコン三塁手が2打点を追加した。
インドゥストゥリアレスの先発ミサエル・ビジャ(アルテミサからの補強)はふたたび好投した。7回を投げ、自責点は1点のみだった。
今週水曜日(1月17日)、両チームにとって今季最も重要な試合がおこなわれる。勝者はグランマと王座を争うことになる。敗者は今季リーグ敗退となり、来季に向けて備えなければならない。
第六戦のスコア
フリオ・アントニオ・メジャ球場(ラス・トゥナス)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 C H E
IND 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 10 3
LTU 0 0 0 1 1 0 0 4 X 6 10 0
勝利投手:ホセ・アンヘル・ガルシア (プレーオフ1勝0敗、今季通算5勝3敗)
敗戦投手:ブラディミール・ガルシア (プレーオフ0勝2敗、 今季通算9勝8敗)
本塁打:エリエル・サンチェス
ラス・トゥナス勝利の瞬間、マウンドに駆け寄るメンバーたち
ラス・トゥナス3勝3敗のタイに持ち込む
アレクサンデル・マジェタ(インドゥストゥリアレス)、あわや本塁打の当たり
エリエル・サンチェスの本塁打でインドゥストゥリアレスは決定的な打撃を与えたかに見えたが、ラス・トゥナスは甦った
57 SNB: Habrá séptimo juego en el Mella
http://www.radiorebelde.cu/noticia/57-snb-habra-septimo-juego-mella-audio-20180117/
2018年01月16日
ラス・トゥナスかインドゥストゥリアレス グランマにとってどちらが有利か?
2度目の決勝進出を決めたグランマ、相手チームを待つ
CNC TV Granma、2018年1月16日、Osviel Castro記者
1月11日(木曜日)以降グランマはキューバ野球リーグ決勝戦での相手チームを待っている。この時点ではすでに相手チームは決まっているものと多くの人が考えており、彼らはいわゆる「チャンピオン・フラッグチーム」、つまりインドゥストゥリアレスについて話していた。
実際、インドゥストゥリアレスはラティーノアメリカーノ球場でラス・トゥナスとの対決を終えるかにみえたが、しかしラス・トゥナスは第4戦で驚異的な勝利をおさめ、その後の第5戦では敗れたものの、本拠地に戻ってのシリーズ続行を実現させた。
1月16日の火曜日にインドゥストゥリアレスがフリオ・アントニオ・メジャ球場で勝てばグランマの相手が決まることになる。反対に敗れれば、水曜日まで待たねばならず、どちらの場合であっても決勝戦は3日後に開始される。
キューバ東部の県グランマでは多くの人たちが、カルロス・マルティ率いるグランマチームにとってどちらのチームがより戦いやすいか話題にしている。筆者が考えるには、どちらのチームもてごわいが、ラス・トゥナスとの決勝戦のほうがでフェンディング・チャンピオンのグランマにとって比較的やりやすいと思われる。
通常ラウンドでグランマがラス・トゥナス相手に7勝5敗と勝ち越したからというだけの理由でそう書いているのではない。ラス・トゥナスのプレースタイルはグランマチームには与しやすいのだ。
ラス・トゥナスには警戒すべき打撃陣がいるが、インドゥストゥリアレスほど戦術を駆使しない。加えて、準決勝ですでにプレッシャーを受けているかのように見える選手たちがいた。インドゥストゥリアレスに2回勝たねばならないという状況ではその緊張はさらに高まるはずだ。
しかしラス・トゥナスとの決勝戦は、たとえば、投手陣により多くの仕事を課すことになる。ご存じのように休養日が1日だけになるからである。かつグランマチームには数字上投手陣の数がより少ない。そのことは4人目の先発投手の活用も生じさせるが、カルロス・マルティ監督には現在3人の先発陣しかいない。ラサロ・ブランコ、ウルフリード・ガルシア、アライン・サンチェスである。
4人目となるのはヤニエル・ゴンサーレスかもしれない。マタンサスとのプレーオフには登板する必要がなかった選手である。
グランマが通常ラウンドで5勝7敗と負け越したインドゥストゥリアレスは、ラティーノアメリカーノ球場ではとても意欲的で輝いており、その勝利への渇望は試合の進捗とともに増え続ける。ラティーノアメリカーノ球場での4試合がどちらにとってもひじょうに大きなテストを意味することを疑う者はいない。
「3個のバルブの蓋」(注)が対戦結果に影響すると考える人たちもいるが、カルロス・マルティ監督はその瞬間がやってくることに自信を見せた。「選手たちの多くはキューバ代表チームのメンバーであり、最高レベルでプレーしてきた選手たちだ。ラティーノ球場で彼らが慌てるとは考えるべきではない」、と彼は数日前に私に語った。
*注:グランマでの試合数が3試合であることか?
インドゥストゥリアレスは間違いなく最大の強敵だろうが、移動日が2日間になるということも考慮すべきである。その場合は投手陣がより長く休めることになりグランマチームにとっては有利になる。
いずれにしても、アルフレド・デスパイネが言ったように、「心配すべきはほかのチームである。なぜならわれわれはディフェンディング・チャンピオンなのだから」。相手チームがラス・トゥナスであれインドゥストゥリアレスであれ、その王座を争って全力で再度戦うだろう。
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Las Tunas o Industriales, ¿cuál rival conviene más a los alazanes?
http://www.cnctv.icrt.cu/2018/01/16/las-tunas-o-industriales-cual-rival-conviene-mas-a-los-alazanes/
ベラルーシのルカシェンコ大統領 キューバとの関係強化の意志を表明 年内中に訪問も
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、ラウル・カストロ議長に挨拶を送る
Radio Habana Cuba、2018年1月16日、Martha Ríos記者
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は1月16日、ミンスク市で、キューバとの関係発展持続についての自国の意志を表明し、キューバを他のラテンアメリカ諸国との関係を確立するための重要な仲介者とみなした。
独立宮殿で開催された厳かな式典においてルカシェンコ大統領は、キューバを忠実な同盟国と形容した。
これは、ルカシェンンコ大統領がフアン・バルデスから駐ベラルーシ・キューバ大使としての信任状を受け取ったときのことだ。キューバ外務省が報じている。
大統領は、われわれ両国をつなぐ友好を強化するための仕事は近いうちに新たな勢いを持つだろう、という自信を表明した。
また大統領は、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長に挨拶を送るとともに、キューバ革命指導者フィデル・カストロへの大きな尊敬の念を表明した。今年予定されているキューバ訪問の際にはサンタ・イフィヘニア墓地でフィデルへの追悼を捧げたいと語った。
一方、バルデス大使は、両国が多くの経済分野で結びつきを発展させる大きな可能性を指摘し、キューバはこれまでのベラルーシとの伝統的で長年の関係を考慮しながら、二国間関係を拡大することを期待している、と述べた。
Belarús manifiesta voluntad de fortalecer nexos con Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/152727-belarus-manifiesta-voluntad-de-fortalecer-nexos-con-cuba
2018年01月15日
キューバ カリビアン・シリーズ出場に向けてスケジュール調整中 2月2日メキシコで開幕
Radio Rebelde、2018年1月15日、Rodolfo Durán Almeida記者
キューバ野球の技術責任者レオナルド・ゴイレはラジオ・レベルデ放送局に対して、カリビアン・シリーズに向けての準備と、同大会への5年連続の出場について、詳しい情報を提供した。
「今度の1月18日にはマタンサスからと、準決勝の結果次第だがインドゥストゥリアレスもしくはラス・トゥナスからの補強選抜選手たちが加わる」、とゴイレは述べた。
「ルイス・ヒラルド・カサノバやペドロ・メディーナ、レイ・ビセンテ・アングラーダといったキューバ野球殿堂の選手たちや、投手コーチのヘスス・サルガド投手やフィジカル・トレーナーのウンベルト・ゲバラらコーチ陣はすでにラティーノ球場に集まっている」、とゴイレはつけくわえた。
他方、今季キューバ野球リーグの決勝戦についてゴイレは次のように話した。「決勝戦のスケジュールによってわれわれの予定は少々タイトになっており、試合予定の再調整をおこなう予定だ。もしかしたら現在設定されている休養日と移動日で2日間は取らないかもしれない」。
元選手であるゴイレは、カリビアン・シリーズ開催地メキシコのグアダラハラへの2月1日の渡航前には、ユニフォームの受け渡しや、試合球場などについて選手たちと話す準備期間を取らなければならない、とふりかえった。
第60回目のカリビアン・シリーズは2月2日(金曜日)に開幕し、現地時間午後1時(キューバ時間午後2時)にベネズエラとキューバの各王者チームが開幕戦を戦う。
Sobre la preparación para la Serie del Caribe y la final del béisbol cubano
http://www.radiorebelde.cu/noticia/sobre-preparacion-para-serie-caribe-final-beisbol-cubano-20180115/
ETECSA 携帯電話通話料金 秒単位での課金に変更 1月15日より
Radio Angulo、2018年1月15日、Betsy Segura Oro記者
キューバ電信電話会社(ETECSA)は1月15日から、前払い方式の携帯電話による国内通話の受信と発信について、リアルタイム料金体系を適用する。オルギンの同会社通信マーケティング専門家であるイリアナ・フェルナンデスから話を聞いた。
リアルタイム料金体系とはどういったものですか?
リアルタイム料金体系とは、秒単位での課金のこと。現在の(従来の)料金体系は30秒ごとに料金が変わるもので、通話時間が1秒から30秒までの場合は18センタボ、31秒から60秒までの場合は35センタボの課金となる。つまり、5秒間話した場合と29秒間話した場合とでは同額が課金される。
しかし2018年1月15日からは、秒単位で課金されることになり、従来の通話時間の幅はなくなり、通話にかかった秒単位がそのまま課金対象となる。
たとえば、もし私が12秒間話せば、残高からいくら引かれますか?
これまで、携帯電話のユーザーが12秒間の通話をおこなえば、18センタボが残高から引かれていた。しかし今後の新料金体系では、9センタボだけ引かれることになり、11センタボの節約となる。
ETECSAのプロモーションから得た残高の場合も、秒単位での課金対象になりますか?
通常のチャージでも、ボーナスチャージでも、同じように今回の新たな料金体系の対象になる。
通話時間の違いによる旧料金と新料金の比較表の一例を以下に記す。
通話時間 (秒) 支払い料金 (センタボ)
旧料金 新料金 節約分
12 18 7 11
24 18 14 4
36 35 21 14
48 35 28 7
Aplica Etecsa nueva tarificación en tiempo real de la telefonía móvil
http://www.radioangulo.cu/holguin/20667-aplica-etecsa-nueva-tarificacion-en-tiempo-real-de-la-telefonia-movil
ルーカス2017 キューバ音楽ビデオ・クリップの祭典開催 最優秀賞はフランシスコ・セスペデス
フランシスコ・パンチョ・セスペデス「トダビア」、年間最優秀ビデオ受賞
Cubadebate、2018年1月15日、Leysi Rubio A.記者(文), Irene Pérez記者(写真)
キューバ音楽のビデオ映像の祭典、第20回ルーカス賞の授賞式が開催され、年間最優秀ビデオ賞はフランシスコ・パンチョ・セスペデスの「トダビア」が受賞した。この作品を監督したキューバ人映像作家のジョセフ・ロスは、最優秀監督賞も受賞した。
今週日曜日(1月14日)に首都ハバナのカール・マルクス劇場で開かれたルーカス授賞式には320以上のビデオクリップが参加した。
歌手レオニ・トーレスはビデオクリップ「テ・ポンゴ・ア・バイラール」(ジェアンドロ・タマヨ・ルビン監督)で最優秀観客賞を受賞した。この賞は今回の式典でもっとも重要なもののひとつで、観客がお気に入りの作品を投票で決めるものである。
ロベルト・フォンセカは自身の楽曲「アフロマンボ」によって最優秀ストーリー・ビデオ・アーティスト賞と、最優秀ジャズ音楽ビデオ賞を受賞した。一方、最優秀バラード・ビデオ賞はワルドー・メンドーサの「アンヘル」(アシエル・ババストロ監督)が受賞した。
今回の式典では、テレビ番組「クエルダ・ビバ」が放送15年の業績を評価され、ルーカス2017特別賞を与えられた。創設プロデューサーのアナ・マリア・ラバサが賞を受けた。
ステージではパンチョ・セスペデスが「エスタ・ビダ・ロカ」や「トダビア」を披露し、観客を沸かせた。「トダビア」のビデオクリップは、最優秀写真賞や最優秀ビデオ楽曲賞も受賞した。
最優秀アーバンミュージックビデオ賞はヘンテ・デ・ソーナの「シー・ノー・ブエルベス」(ダニエル・ドゥラン監督)に与えられた。最優秀ポピュラーダンスミュージックビデオ賞はアライン・ペレスの「ADN」(ジョセフ・ロス監督)が受賞した。
キューバTVの主要チャンネルは、そのキューバ文化遺産の価値普及を評価し、セプテート・サンティアゲーロに特別賞を授与した。また、オルケスタ・ミゲル・ファイルデは最優秀芸術振興賞を受賞した。
この夜の意義深い瞬間は、テレビ番組「パサヘ・ア・ロ・デスコノシード」の放送20年が評価されレイナルド・タラドリードにルーカス特別賞が授与されたときだった。1998年に第一回ルーカス最優秀観客賞のプレセンターであったタラドリードは、今回レオ二・トーレスに同賞が授与されたキューバ音楽映像の祭典のメインステージに戻ってきた。
キューバ音楽の映像の祭典に集った観客たちは、アルナルド・イ・ス・タリスマンやラ・オルケスタ・ファイルデ、エル・セプテート・サンティアゲーロ、アレックス・ドゥバル、ディバン、ワルドー・メンドーサ、エル・グルーポ・デ・コラソン、アライン・ペレス、レオニ・トーレスたちのステージを楽しんだ。
歌手レオニ・トーレス、ビデオクリップ「テ・ポンゴ・ア・バイラール」で最優秀観客賞受賞
ワルドー・メンドーサ、「アンヘル」を演奏
映像作家アシセル・ババストロ、ワルドー・メンドーサの「アンヘル」で最優秀バラード・ビデオ受賞
アライン・ペレス「ADN」を演奏
年間再最優秀ビデオ賞 フランシスコ・セスペデス「トダビア」
最優秀観客賞 レオニ・トーレス「テ・ポンゴ・ア・バイラール」
Lucas 2017: Fiesta del videoclip cubano celebra su vigésima edición
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/01/15/lucas-2017-fiesta-del-videoclip-cubano-celebra-su-vigesima-edicion/#.WlzaAa91pdg
2018年01月14日
インドゥストゥリアレス3勝目 決勝進出まであと1勝 ラス・トゥナスは地元で2連勝を目指す
エルリス・カサノバ(インドゥストゥリアレス)
Radio Rebelde、2018年1月14日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato 記者
ピナールからの補強投手エルリス・カサノバの好投によってインドゥストゥリアレスはラス・トゥナスに4対2で勝利し、準決勝で優位に立った。フリオ・アントニオ・メジャ球場であと1勝すれば第57期キューバ野球リーグの決勝戦に進出する。
エルリスは無安打無得点で迎えた9回表に、オルギンからの補強のユニオル・パウミエルに右翼に二塁打を打たれ初の安打を許し、続けてパブロ・シビル監督が起用した代打リオニス・フィゲラードに左翼への二塁打を打たれ、初の得点を許した。
インドゥストゥリアレスは4回に2得点を先制した。うち1点はアレクサンデル・マジェタのプレーオフ2本目の本塁打によるもので、時速94マイルに達していたラス・トゥナス先発のヤリエル・ロドリゲスから放ったものだった。
試合後にインドゥストゥリアレスの一塁手マジェタは、本塁打は狙わずミートをこころがけた、いいところに球が来てうまくミートできた、と語った。マジェタは自身のチームにとってのモチベーションについて意味するものを認めた。
一方、右腕エルリス・カサノバはプレーオフで2度目の完投となった。マタンサスを相手に2完投したグランマのラサロ・ブランコに次ぐものである。エルリスは9回を投げわずか3安打で、7三振、2失点だった。
プレーオフの舞台はこれからキューバ東部に移る。地元チームのラス・トゥナスがチーム史上初の決勝進出を果たすには2試合とも勝利しなければならない。一方インドゥストゥリアレスが史上13度目のリーグ制覇の可能性を残すには1勝すればよい。監督のビクトル・メサにとっては異なる3チームで合計15シーズンの指揮を通じて初の制覇となる。
火曜日(1月16日)の夜7時15分から戦いが再開する。補強の2投手、ラス・トゥナスのブラディミール・バーニョスと、インドゥストゥリアレスのミサエル・ビジャによる投げ合いが見られるだろう。
チーム初打点を放ったリオニス・フィゲラード(ラス・トゥナス)
歓喜するインドゥストゥリアレス・チーム
Leones con ventaja al Mella
http://www.radiorebelde.cu/noticia/leones-con-ventaja-mella-20180114/
2018年01月13日
トリニダード・トバゴのカリビアン航空 キューバ・ハバナへの運航開始
カリビアン・エアラインズ
Cubadebate、2018年1月13日、ACN
カリビアン航空はハバナへの就航を開始した。これについてトリニダード・トバゴ政府は、カリブ共同体(カリコム)諸国とキューバとの結びつきを促進するものだと、声明を発表した。
同国のコルム・インバート財務大臣は記者会見において、この新ルートでは同国のピアルコ国際空港から週2回の往復便が運航されると述べた。
インバート大臣はまた、この新たな航空便の就航は、カリコムと世界の他の諸国との観光および商業分野における大きな機会を提供すると強調し、とりわけ中国との結びつきを促進する関心を示した。
大臣の説明よると、今回の運航では、カリビアン航空の最良の旅客機材の利用が可能となる。
プエルト・エスパーニャとハバナ間の運航に使われるカリビアン航空のボーイング旅客機はおよそ160人の乗客を運ぶ容量を備える。
Caribbean Airlines enlaza a Trinidad y Tobago con La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/01/13/caribbean-airlines-enlaza-a-trinidad-y-tobago-con-la-habana/#.WluzSrzibIU
2018年01月12日
キューバは食糧安全保障のお手本である 国連食糧農業機関FAOの駐キューバ代表語る
テオドール・フリードリヒFAO駐キューバ代表
Radio Rebelde、2018年1月12日、Alejandro Rojas記者
国連食糧農業機関FAO(=英語表記:フード・アンド・アグリカルチャー・オルガニゼイション)にはひとつの明確な、しかし簡単ではない使命がある。それは「世界から飢えを根絶する」ことだ。その創設国および加盟国として、革命の初期から同じ目的を持って働いてきたキューバは現在、食糧安全保障の分野における世界的リーダーとなっている。
今回、番組「キューバから、キューバ人から」では、同機関の駐キューバ代表テオドール・フリードリヒをゲストに呼び、これらのことや他のテーマについての彼の印象を聞いた。彼はキューバ人ではないが、キューバでの5年間の活動を経て、キューバを故郷のように感じている。
「私は自分で決めてキューバに来たのです。このポジションが空いていると知ったとき、これは私のものだ、とこっそり思いました。というのはキューバはとても違った国だから内部からしか詳しく知ることができないと思ったのです。」、とこのドイツ人外交官は語った。彼はキューバ滞在が終わるとき、同機関が始めたプロジェクトが形になるのを見る時間があまりないことを残念がっている。
テオドール・フリードリヒFAO駐キューバ代表
ラジオ・レベルデの新しいポッドキャストをダウンロードして聞いてください。今回の討論・会話のテーマは、世界における食糧についてです。
http://www.ivoox.com/audio_rf_23117978_1.html
FAOの使命と米国の経済封鎖に関するテオドール・フリードリヒへのインタビュー動画
FAOの使命とは
封鎖は犯罪的政策である
Theodor Friedrich: Cuba es ejemplo en seguridad alimentaria
http://www.radiorebelde.cu/de-cuba-y-de-los-cubanos/theodor-friedrich-cuba-es-ejemplo-seguridad-alimentaria-20180112/
カルロス・タバーレス ラティーノでの感動的な引退式
カルロス・タバーレス
Cubadebate、2018年1月12日、Roberto Garaycoa Martínez 記者
インドゥストゥリアレスおよびキューバ代表チームの中堅手カルロス・アルベルト・タバーレス・パディージャの現役引退セレモニーに多くのファンがラティーノアメリカーノ球場に集った。本紙はその感動的な瞬間の写真とビデオをお届けする。
ビクトル・メサ監督(インドゥストゥリアレス)との抱擁
ラス・トゥナスのメンバーとのお別れ
カルロス・タバーレス
カルロス・タバーレス
カルロス・タバーレス
著名なコメディアン、パンフィロも登場
児童劇団ラ・コルメニータとの競演
ミュージシャンもタバーレスの引退式を盛り上げる
カルロス・タバーレス、引退式の模様
En fotos y videos, la emotiva despedida en el Latino a Carlos Tabares
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2018/01/12/en-fotos-y-videos-la-emotiva-despedida-en-el-latino-a-carlos-tabares/#.WllJTK91pdg