2020年12月19日
ルイス・フェリペ・リベラ 2000本安打達成 キューバ野球リーグ史上25人目
ルイス・フェリペ・リベラ
Cubadebate、2020年12月19日、Boris Luis Cabrera Acosta記者
イスラ・デ・ラ・フベントゥのベテラン選手ルイス・フェリペ・リベラがきょう土曜日(12月19日)の午後、キューバ野球リーグで2000本安打を達成し、シエンフエゴスのセサル・プリエトはシーズン75試合での最多安打記録に並んだ。この日、サンクティ・スピリトゥスチームは首位に近づき、サンティアゴ・デ・クーバチームが連勝した。
43歳のリベラは、わが国の国内リーグでこの記録を達成した25人目の選手となり、チーム史上ではアレクサンデル・ラモス(2030安打)とミチェル・エンリケス(2026安打)に続く3人目となった。
一方、プリエトは今季115本目の安打を放ち、ビジャ・クララのアマード・サモーラが35年前に記録した1シーズン75試合制での最多安打記録に並んだ。アルネリオ・アルバレス・デ・ラ・ウスによる統計記録による。
スコア イスラ・デ・ラ・フベントゥ対シエンフエゴス(2020年12月19日)
この日、エリエル・サンチェス率いるサンクティ・スピリトゥスチームはつかの間の冬眠から目覚め、グランマに対し猛攻を開始し、本拠地ホセ・アントニオ・ウエルガ球場で9対1で勝利した。
ロドレイシ・モレーノが4打数3安打3打点、ダビエル・ゴメスが5打数で1二塁打を含む3安打2打点、ユニエル・メンドーサが4打数1安打2打点だった。
ユエン・ソカラースは6イニングを投げ5奪三振で、自責点わずか1点と抑え、今季9勝目をあげ、一方レアンドロ・マルティネスは1イニングで5点を奪われ負け投手となった。
グランマチームでは、カルロス・ベニーテスが4打数3安打、ラサロ・セデーニョが適時打となる二塁打1本を放った。
スコア グランマ対サンクティ・スピリトゥス(2020年12月19日)
SNB 60: Luis Felipe Rivera llega a 2 mil hits y César Prieto iguala marca histórica
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/12/19/snb-60-luis-felipe-rivera-llega-a-2-mil-hits-y-cesar-prieto-iguala-marca-historica/
2020年12月18日
フレデリク・セペダ キューバ野球史上初の400二塁打・2000本安打・300本塁打同時達成
フレデリク・セペダ
Radio Habana Cuba、2020年12月18日、PL
サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダが今週水曜日(12月16日)の試合で、キューバ野球リーグで400二塁打、2000本安打、300本塁打を放った唯一の選手となった。
39歳でキューバ野球22年のキャリアを持ち、第1回WBC準優勝や五輪王者のキューバ代表チームメンバーであるセペダは、プレンサ・ラティーナに対し、キューバ野球でいまだプレーしていることを誇りに思う、と述べた。
キューバで最も重要なスポーツ大会である第60期キューバ野球リーグで2位につけているサンクティ・スピリトゥスはセペダをチームの象徴としており、セペダは「このチームはベテランと若手の混合であり、それが鍵となっている、と言わねばならない」、と語った。
近年は外科手術を必要とするケガを含め、いくつかの負傷を経験しているが、セペダ外野手はもっとも恐れられる打者の一人であり続けている。
「重要なことは健康を維持することであり、結果や記録は日々力強く取り組むときに付いてくるものだ。いま大事なことはチームであり、プレーオフに進出し、つねに決勝まで争うことである」、とセペダは話した。
サンクティ・スピリトゥスチームはビジターとして昨季準優勝チームのカマグエイの前に敗れたが、40勝24敗といまだ良好な勝率を示しており、グランマチームが首位に立つ今季リーグで特権的位置につけている。
チームの新人監督エリエル・サンチェスは、「若い選手たちを全面的に信頼しており、ここまでの結果は何も驚くに当たらず、あとは勝利を目指し続けることだ」、と語った。
フレデリク・セペダ、通算400二塁打達成の打席(2020年12月16日)
Cepeda hace historia en el béisbol cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/242544-cepeda-hace-historia-en-el-beisbol-cubano
2020年12月16日
インドゥストゥリアレス5選手に新型コロナウイルス感染判明 スポーツ選手の国内感染は初
インドゥストゥリアレスチーム
Radio Habana Cuba、2020年12月16日
キューバ野球の複数回王者チーム、インドゥストゥリアレスの5選手が新型コロナウイルス陽性と判明し、キューバで同ウイルスに感染した最初のキューバ人スポーツ選手となった。きょう水曜日(12月16日)キューバ野球コミッション(CNB)が、今週初めに同チームの全メンバーに実施した検査結果発表時に明らかにした。
このインドゥストゥリアレスの5選手は、第一線のキューバ人スポーツ選手がキューバ国内で感染した初めてのケースである。その他の例としては、レスリングのグレコローマン五輪および世界大会王者のイスマエル・ボレーロや、バレーボールのハビエル・ヒメーネスら、海外での大会でコロナウイルスに感染したキューバ人スポーツ選手がいる。
キューバ野球コミッションによると、この5選手は国内で定められている衛生規則に基づき、専門治療を受けるため入院し、その接触者は隔離段階を遵守している。
この5選手の感染判明により、キューバ野球リーグで水曜日と木曜日に予定されていたインドゥストゥリアレス対ピナール・デル・リオとの試合は延期が決定した。キューバ野球リーグは、キューバ国内で新型コロナウイルスの最初の感染が明らかになった3月11日以降、国内で実施されている唯一のスポーツイベントである。これ以外の国内スポーツ大会は中止となっている。
この5選手の感染が発表されたとき、インドゥストゥリアレスチーム(現在リーグ9位)はピナール・デル・リオ(現在6位)とのきわめて重要なサブシリーズ3試合を戦っていた。国内最西部の県ピナール・デル・リオは現在新型コロナウイルスの被害が最も甚大な県の一つであり、チームは52日前から本拠地カピタン・サンルイス球場では試合ができていない。
今季キューバ野球リーグは国内15県とイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区の代表合計16チームの出場により、9月12日に開幕し、新型コロナウイルス対策のため特別な衛生措置をとり、大会史上初めて無観客で試合をおこなっている。
一次ラウンドでは12月27日まで全75試合がおこなわれ、そのあと二次ラウンドには勝ち抜いた上位8チームが出場する。
キューバTV(2020年12月16日)
Cinco peloteros de Industriales dan positivo a la COVID-19
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/242374-cinco-peloteros-de-industriales-dan-positivo-a-la-covid-19
2020年12月15日
カルロス・フアン・ビエラとギジェルモ・アビレース メキシカンリーグと契約へ
カルロス・フアン・ビエラ
JIT、2020年12月15日
キューバ野球連盟(FCB)はきょう(12月15日)、メキシコおよびベネズエラのリーグとの新たな選手契約を発表し、また、日本リーグでの契約延長についても明らかにした。
同連盟は一つ目のツイートで、カルロス・フアン・ビエラとギジェルモ・アビレースがメキシコのカニェーロス・デ・ロス・モチスと短期間プレーし、パブロ・ルイス・ギジェンがベネズエラのティグレス・デ・アラグアと同じくプレーする、と発表した。
続いて、イヒニオ・ベレス会長率いる同連盟は、「日本プロ野球リーグでは2021年シーズンに向けたソフトバンクホークスのモイネロ、デスパイネ、グラシアルが承認されている。また中日ドラゴンズのアリエル・マルティネス、ヤリエル・ロドリゲス、コーチのオマール・リナーレスについても同様である」、と明らかにした。
最後の投稿でFCBはまた、「ライデル・マルティネス投手も、日本プロ野球リーグの2021年シーズンに向けて、中日ドラゴンズとの契約が維持される」、と発表した。
キューバ野球はこのように、国内リーグで活躍を示す選手を成長させる目的で、海外リーグでの契約戦略を承認している。
ギジェルモ・アビレース
Confirman nuevos contratos de peloteros cubanos
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=190504
2020年12月10日
キューバ野球コミッション フレデリク・セペダの通算二塁打記録について説明
フレデリク・セペダ
JIT、2020年12月10日
キューバ野球コミッションはきょう(12月10日)、フレデリク・セペダのキューバリーグ通算400二塁打への未到達に関する経緯について説明した。
読者の関心のため、以下に、その全文を掲載する。
キューバ野球コミッションによる声明
キューバ野球コミッションは、12月9日(水曜日)にサンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダが放った二塁打は、同選手のスポーツキャリアでの通算399本目にあたるものであり、複数のマスメディアが報じたような400本目ではない、ということをお知らせする。
この誤りは、同リーグ公式サイト上で12月8日(火曜日)の試合記録が重複したために、技術的問題によって生じた。このときセペダは400本まであと1本となっていた。
われわれの作業チームがこの問題に気付いたとき、残念ながら、サンクティ・スピリトゥス対グアンタナモの試合は終了しており、マスコミはすでに記録到達として報じていた。
今回のことについては大変申し訳なく、同選手やメディアやファンの皆にお詫びする。同じようなことを繰り返さないようすでに対策をとったところである。
ただし、セペダ選手へのお祝いはこれでなくなったわけではなく、きょうか近日中にはこのごくわずかな達成者しかいない記録に到達することであろう。
ハバナ、2020年12月10日
キューバ野球コミッション
Aclaran sobre marca de dobles de Frederich Cepeda
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=190482
2020年12月01日
ラサロ・ブランコ ニカラグアリーグでのデビュー戦で勝利 6回無失点
ラサロ・ブランコ
Radio Habana Cuba、2020年12月1日、PL
ニカラグアのスポーツメディアが、同国のプロ野球リーグでキューバ人右腕投手ラサロ・ブランコのデビューをとりあげている。ブランコは王者チームのレオーネス・デ・レオンがティグレス・デ・チナンデーガに対して1対0で完封勝ちした試合に先発した。
興味深いことに、この試合の唯一の得点は6回、ブランコの同胞アドリアン・モレーノの打撃によるものだった。
モレーノは2007年から2016年まで、キューバリーグのグランマチームでブランコとチームメイトだった。
ブランコは6イニングを投げ、ピンチの場面でも動じず、とりわけティグレスが満塁とした最後の回は、マルビン・マルティネスを三振で切り抜けた。
後半の3イニングは元大リーガーのウィルトン・ロペスが投げ、2安打、2三振だった。
相手チームでは、同じく大リーグ経験があり、試合前時点で防御率トップ(0.79)だったベネズエラ人選手ヨエルビス・メディーナが、7回1/3を投げ8安打、2四球、4三振だった。
この日の他の試合としては、インディオス・デル・ボーエルが、ヒガンテス・デ・リバスの本拠地でビジターとして5対7で敗れ、9連敗を喫した。
この月曜日(11月30日)に試合がなかった新人チームのトレン・デル・ノルテが、9勝2敗で首位に立っている。これに、ティグレス(8勝6敗)、ヒガンテスとレオーネス・デ・レオン(5勝5敗)、ボーエル(1勝10敗)が続いている。
レオーネス・デ・レオン対ティグレス・デ・チナンデーガ(2020年11月30日)
Lázaro Blanco brilla en su estreno con los Leones en Liga de Nicaragua
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/241192-lazaro-blanco-brilla-en-su-estreno-con-los-leones-en-liga-de-nicaragua
2020年11月27日
キューバ野球コミッション 海外チームとの契約選手の加入認める
Cubadebate、2020年11月27日
キューバ野球コミッション(CNB)は今週木曜日(11月26日)に発表した声明で、代表チームを離脱することなく個人の資格で海外チームと契約している選手は、移民手続きが完了次第、自県の事前申し出と、CNB自体の承認により、いつでも加入できる、と発表した。
「第60期キューバ野球リーグ規則1条6項の規定に従い、代表チームを離脱することなく個人の資格で海外チームと契約している選手は、移民手続きが完了次第、県の事前申請とCNBの承認により、いつでも加入できる。この加入手続きの期限は、自チームの60試合目が予定されている日となる」、と第60期キューバ野球リーグ責任者のカルロス・マルティン・アルバレスが署名したこの声明文は述べている。
これらの選手たちは、リーグ開始前にその地区を通じてCNBへ提出された事前登録選手リスト(45人)に含まれていなければならない。
以下に、この手続きを終え第51試合目(2020年12月28日土曜日)から加入予定の選手リストを掲げる。
加入
サンクティ・スピリトゥス、アルベルト・ロドリゲス・ソリ、23番、外野手
カマグエイ、ダミアン・エンリケ・レイバ・アリアス、90番、投手
シエンフエゴス、ホルヘ・エルナンデス・モンテアグード、66番、投手
降格
サンクティ・スピリトゥス、エルネスト・ハビエル・マルティネス・モラ、外野手
カマグエイ、アレクシス・ムラトー・エストラーダ、投手
シエンフエゴス、バルバロ・エレーラ・モンソン、投手
第60期キューバ野球リーグ規則では、キューバ野球連盟を通じて海外リーグと契約している選手はチーム登録選手(34人)に含めることが考慮されており、これらの選手がふたたび加入することを認められるまでは、代わりの選手昇格を行うことが認められている。
マタンサスのダリアン・エンリケ・エルナンデスの加入は、ノエルビス・エンテンサ投手がベネズエラ野球リーグのティグレス・デ・アラグアと契約し降格したことにより召集されたケースである。
(キューバ野球コミッションの情報による)
Comisión Nacional de Béisbol emite circular sobre alta en la Serie a jugadores contratados a título personal en el exterior
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/11/27/comision-nacional-de-beisbol-emite-circular-sobre-jugadores-contratados-a-titulo-personal-en-el-exterior/
2020年11月26日
フレデリク・セペダ 通算出塁数史上最多記録更新 23シーズンで3987回に到達
フレデリク・セペダ(中央)
Juventud Rebelde、2020年11月26日、Norland Rosendo記者
投げられた球をバットで捕獲するその眼力によって、フレデリク・セペダは、これまでキューバリーグで通算最多出塁数を誇ったエンリケ・ディアスを追い抜いた。近いうちに出塁数4000回に到達する史上初の選手になる。
ハバナのエンリケ・ディアスは、野球規則として認められている安打・四球・死球による出塁数を3984回
達成するまで26シーズンを要した。セペダはこれより3シーズン少ない期間で史上最多記録(下記リスト参照)を更新した。安打と死球の数はディアスより少ないが、ストライクゾーンに来ないボールを見過ごすその名人芸的能力による出塁数が群を抜いており、近々、キューバリーグ史上初の1800四球に到達する見込みである。
セペダは、今季198打席において、51安打、62四球、1死球を記録しており、出塁率(OBP)は全選手中トップ(.576)である。
今回の新記録は11月25日にセペダによってビクトリア・デ・ヒロン球場で達成された。この日は野球場においてもディエゴ・アルマンド・マラドーナの死去のニュースで持ち切りであり、ピナール・デル・リオとの対戦で達成されたこの記録に注目する人はほとんどいなかった。サンクティ・スピリトゥスチームにとってはここ最近あまり良い結果が出ていなかった中立の野球場での試合であった。
通算出塁数の史上ベストテンに含まれる現役選手はセペダのほかにダネル・カストロだけである。カストロは27シーズン目だが疲労の兆候を見せることなく、その打撃は投手陣を冷酷に攻撃し、1三振ごとに1四球の割合で獲得している。
史上最多
フレデリク・セペダ 23年、2107安打、85死球、1795四球、3987出塁
現役選手ランキング
ダネル・カストロ、27年、2246安打、114死球、975四球、3335出塁
ルイス・F・リベラ、25年、1974安打、158死球、918四球、3050出塁
ヨルダニス・サモン、19年、2026安打、147死球、693四球、2866出塁
ユニエル・メンドーサ、22年、2098安打、63死球、641四球、2802出塁
史上ランキング
エンリケ・ディアス、26年、2378安打、165死球、1441四球、3984出塁
アントニオ・ムニョス、24年、2021安打、79死球、1556四球、3656出塁
オマール・リナーレス、20年、2195安打、106死球、1327四球、3628出塁
オレステス・キンデラン、21年、2030安打、185死球、1232四球、3447出塁
*数字は記録専門家ベニグノ・ダキンタによる(木曜日11月26日の試合結果は含まず)
サンクティ・スピリトゥス対ピナール・デル・リオ 完全版(2020年11月25日)
サンクティ・スピリトゥス対ピナール・デル・リオ ダイジェスト(2020年11月25日)
Cepeda, nuevo récord de embasado en Cuba
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2020-11-26/cepeda-nuevo-record-de-embasado-en-cuba
2020年11月22日
セサル・プリエト キューバ野球の連続試合安打記録更新 41試合連続に伸ばす
セサル・プリエト
Radio Habana Cuba、2020年11月22日、PL
シエンフエゴスチームの二塁手、セサル・プリエトが、キューバ野球リーグでの連続試合安打記録を破り、従来のレイ・イサークの記録を大幅に超え、41試合連続にまで伸ばした。
21歳のプリエトは、昨日土曜日(11月21日)に再開されたシエンフエゴスとカマグエイとのサスペンデッドゲームでの第一打席で安打を放ち、記録更新を果たした。
この安打によって、才能ある選手プリエトは、すでに達成してきた35試合に加えて、当初のサスペンデッドゲームの前に記録していた他の4試合も追加できるようになり、合計40試合連続とした。このあと、この土曜日のもうひとつの試合でさらに二塁打を放ち、記録を41試合にまで伸ばした。
シエンフエゴスの二塁手プリエトは、26年前にサンティアゴ・デ・クーバのレイ・イサーク外野手(すでに引退)が達成した37試合連続安打の従来記録を更新した。イサークは、ハバナのラサロ・バルガスや、今季米大リーグMVPを受賞したシエンフエゴス出身のホセ・ダリエル・アブレウなどのキューバ野球のスター選手たちの記録を更新していた。
キューバTV セサル・プリエト記録更新のシーン(2020年11月21日)
セサル・プリエト40試合連続安打達成
César Prieto rompe añejo récord en béisbol de Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/240379-cesar-prieto-rompe-anejo-record-en-beisbol-de-cuba
2020年11月21日
セサル・プリエト 連続試合安打記録の更新なるか 現在35試合連続
セサル・プリエト
Radio Habana Cuba、2020年11月21日、ACN
セサル・プリエトはきょう(11月21日)、シンコ・デ・セプティエンブレ球場でシエンフエゴスチームがカマグエイと対戦するサブシリーズの初戦において、キューバ野球で最大の期待を担っている。
プリエトは今季、メキシカンリーグの南部地区のチーム、オルメカス・デ・タバスコと契約していたが、同地での新型コロナ感染の蔓延のため、シーズンが中止になった。
そうして、オルメカスでは自身の実力を発揮することができずに終わった若きシエンフエゴスの二塁手プリエトはきょう、サンティアゴ・デ・クーバのレイ・イサーク外野手が1995年に記録して以降破られていない37試合連続安打というキューバ記録を破る可能性を持っている。
この試合はもともとカンディード・ゴンサーレス球場で行われた両チーム間の最初のサブシリーズで中止となった試合であった。もしプリエトがきょう土曜日(11月21日)に安打1本を打てば、40試合連続安打の記録に到達する。というのは、このカマグエイとの試合が休止になる前に安打を打った4試合が追加になるからである。
この安打を打てなかった場合、才能ある俊敏なシエンフエゴスの二塁手プリエトの連続試合安打は35試合となるが、今後もレイ・イサークの記録を更新する可能性を維持することだろう。
現時点で、プリエトは今季、打率.415、76安打、46得点、106塁打、の打撃4部門でトップに立っている。しかし、これら以外にもすぐれた数字を残してる。長打は17本(本塁打5本、三塁打3本、二塁打9本)放ち、打点は25打点をあげている。
セサル・プリエト インタビュー 今季オールスターゲーム時(2020年11月)
キューバTV 11月1日ダイジェスト(2020年11月1日)
Cienfuegos podría hoy tener al César del jit cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/240308-cienfuegos-podria-hoy-tener-al-cesar-del-jit-cubano