2024年11月20日
キューバ メキシコ革命114周年を祝福
(左より)パンチョ・ビリャ、フランシスコ・マデーロ、ベヌスティアーノ・カランサ、エミリアーノ・サパタ
Radio Habana Cuba、2024年11月20日、Prensa Latina
キューバ外務省はきょう水曜日(11月20日)、メキシコ革命114周年を迎えたメキシコ政府とメキシコ国民を祝福した。
「メキシコ革命114周年を記念してメキシコ国民とメキシコ政府に祝福を」、とキューバ外務省はXのアカウントで述べた。
「われわれはこの重要な正義と主権の歴史的出来事を思い起こし、この兄弟国との友好と協力の絆を再確認する」、とキューバ外務省は述べた。
フランシスコ・I・マデーロがポルフィリオ・ディアス独裁を打倒するために武装蜂起を呼びかけて開始されたメキシコ革命のこの記念日を、メキシコ国民は毎年、軍民パレードで祝う。
偉業を想起し、このあと国の政治・社会機構を変革する内戦になった決起の英雄たちを思い起こす国民的感情は、経済・政治・思想の違いを超えて、立ち現れる。
キューバとメキシコは、1902年の国交樹立以来、途切れることなく外交関係を維持しており、さまざまな分野で続けられている協力・交流のプログラムおよびプロジェクトは多数ある。
メキシコ革命114周年記念式典(2024年11月20日)
Cuba saluda aniversario 114 de la Revolución Mexicana
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/370159-cuba-saluda-aniversario-114-de-la-revolucion-mexicana
プレミア12のキューバ代表 苦い反省
Venceremos、2024年11月20日、ACN(Boris Luis Cabrera記者)
第三回プレミア12はキューバにとって同大会史上最悪の結果に終わった。わずか1勝(4敗)で、プエルトリコ、ドミニカ共和国、オーストラリアと同じ勝敗で総合順位11位。オーストラリアは、キューバが今大会唯一勝つことができた(しかも1点差で)チームである。
野球は、グラウンド上で提供されるさまざまなバリエーションと無数の統計により、もっとも複雑で解釈が難しいスポーツの一つであり、いったん27個目のアウトが出たらあらゆる大会での特定のチームの試合やパフォーマンスを論評したり分析したりすることはとても簡単になる。
打者の一振りや、首脳陣の一つの判断が、数秒ですべてを変えうるし、試合中の特定の瞬間に影響しうる主観的要因があり、事前にいくら研究がなされようとも勝利の保証はない。
これらの前提を考慮して、野球にはすぐれた戦略も悪い戦略もなく、多くの場合、誰も制御できずもっとも洗練されたコンピューターでも予測できない要素に依存して、良い結果や悪い結果が出るだけである、という主張が常に擁護されてきた。
そのため、野球において、首脳陣の仕事を評価する唯一の方法はその結果だけであり、とりわけ、そのメンバーのなかに、少なくとも試合のグラウンドで異なるイメージを残すために必要な武器を備えた選手がいる場合はなおさらである。
キューバは、世界野球ソフトボール連盟が各グループへ分配するスーパーラウンドへの出場権2枠のひとつを獲得する本命候補としては決して出場しなかった。ライバルには、堅固なプロリーグを持つ韓国(第一回大会王者)、日本(前回王者)、開催国中華台北の3か国などがいた。
しかしながら、数週間におよぶ長いトレーニングや、時差を解消し確かなレベルのチームとの対戦ができた有意義なアジアツアーを経て、しっかりとしたパフォーマンスへの期待があった。
しかしそうはならなかった。結局キューバ人選手たちは、数名の例外を除いて、期待を大きく下回り、これがさまざまな解釈を生んでいる。
おおざっぱに、ファンが理解しうる言葉で言い換えると、われわれは3つの疑問を持っている。大会をベストな形で迎えるためのトレーニング計画の設計が悪かったのか、メンバーの選抜が悪かったのか、はたまた単純にわれら選手の質が相手選手よりもかなり下回っているのか。
この最後の点については、わたしはそうは思わない。チームのメンバーの数名は他の大会やプロリーグで自らのレベルをすでに示している。
一例をあげると、チームのなかでもっとも上位の4選手(ヨアン・モンカダ、エリスベル・アルエバルエナ、アルフレド・デスパイネ、アリエル・マルティネス)は合計で、長打がわずか2本、3打点、平均打率はたったの.203だった。
そこでこのチームの首脳陣が果たした役割に立ち返ることになる。采配が間違っていたのか、あるいは他の選手であればもっとうまくできたのか、われわれには知るすべがないし、トレーニングの戦略において誤りを犯したともわれわれは断言できないが、そこに結果は存在する。
批判は彼らに強く落ちてくるが、これらの状況のもとでは、アルマンド・ジョンソン監督が会見で言ったとおり、責任を負う以外のことはできない。
倒木から蒔をつくるのは不可能と考える人もいるだろうが、この瞬間から決して起きてはならないことは、生活が通常通りに続き、ページがめくられ、最近の過去にも起きたような不毛な正当化が始まることである。
これを言うのはつらいことだが、とりわけチームの首脳陣には、野球界に残した影響と小国キューバに与えた喜びによって国民に愛されている栄光の野球人たちがいるが、彼らはその責任を負わなければならない。
最後に、今回のプレミア12でのキューバの収穫は、主に経済的テーマに関して数年前からわが国のスポーツを攻撃している他の「悪魔たち」の結果であることも明らかにしなければならないが、それはまた次回に。
キューバTV「ボーラ・ビバ」(2024年11月18日)
キューバ対中華台北 ハイライト(2024年11月18日)
キューバ対日本 ハイライト(2024年11月17日)
キューバ対オーストラリア ハイライト(2024年11月15日)
キューバ対韓国 ハイライト(2024年11月13日)
キューバ対ドミニカ共和国 ハイライト(2024年11月12日)
Premier 12: Amargas reflexiones
https://www.venceremos.cu/guantanamo-deporte-noticias/34693-premier-12-amargas-reflexiones
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2024年11月17日
プレミア12のキューバ代表 メダル無しで姿を消す 日本に6対7で敗れる
Radio Rebelde、2024年11月17日、ACN(Boris Luis Cabrera記者)
キューバはきょう、台北の天母(テンム)野球場で無敗の日本に6対7で敗れ、世界ランキングの上位国が出場している第三回プレミア12でのメダルの可能性はなくなった。
アルマンド・ジョンソン率いるキューバ代表チームは、前回大会王者で世界ランキング1位の日本チームに勝つことができず、1勝3敗となり、グループラウンドであと1試合を残す段階で、次ラウンドへの出場権を獲得するあらゆる可能性を失った。
優勝候補の日本代表チームは合計8安打を放ち勝利し、4戦4勝とし、自国で今月20日から24日にかけて開催されるスーパーラウンドへの出場権を確保した。そのラウンドでは米大陸グループを勝ち抜いたベネズエラと米国が待っている。
先発のライモンド・フィゲレードが相手打者に死球と死球をあたえ、指名打者の佐野恵太には適時打を許した2回以降、井端弘和率いる日本チームは主導権を握った。
3回にハバナの右腕フィゲレードは2安打と1四球で降板したが、日本チームの得点をわずか1点に抑えたのは、2三振を奪ったヘオネル・グティエレスによる見事な救援であった。
左腕グティエレスは4回、2安打で1点をあたえ、5回には代わったフランク・ルイス・メディーナから牧秀悟の適時打でさらに1点が入った。
ついで登板したダリオ・サルドゥイに対し、日本チームはこの試合3個目の犠飛で5点目をあげ、追いつくのが難しいと思われるリードを奪ったが、キューバチームは6回から猛攻を開始した。
キューバは、ヤディール・ドレイク(きょう5打数3安打2打点)の二塁打と、エリスベル・アルエバルエナと代打ヨアン・モンカダによる連打で、一挙3点を奪った。これはすべて日本チームの先発、早川 隆久の自責点となった。
キューバ首脳陣はマウンドにエースのリバン・モイネロ(体調不良に苦しんでいた)を送ったが、安打を打たれ、死球を与え、2四球を許し、このうちの1個は押し出しとなり、相手チームは得点差をふたたび引き離した。
ラッキーセブンと呼ばれる7回、救援投手で勝利投手となった清水 達也による悪送球で2点が入り、キューバチームが同点に追いついたが、日本チームは8回、アルエバルエナの失策と栗原陵矢の犠飛により、敗戦投手モイネロの自責点となる最終的なリードを奪った。
最終回となってもキューバは戦い続け、アルフレド・デスパイネとアリエル・マルティネスの連打と、アルエバルエナの死球により満塁としたが、抑えの藤平尚真はモンカダとアンディ・コスメを連続三振にとり、戦いに決着をつけた。
キューバ代表チームは明日(11月18日)、現地時間18時30分(キューバ時間5時30分)に台北ドームでおこなわれる地元中華台北チームとの試合で今大会に別れを告げる。
キューバ対日本 ハイライト(2024年11月17日)
キューバ対日本 6回〜9回の攻防ハイライト(2024年11月17日)
キューバTV「ボーラ・ビバ」 プレミア12反省会(2024年11月18日)
Cuba se va sin medallas en torneo beisbolero Premier 12
https://www.radiorebelde.cu/cuba-se-va-sin-medallas-en-torneo-beisbolero-premier-12-17112024/
FINCIMEX AISカードとクラシカ・カード向けの新たな機能開始を発表
Cubadebate、2024年11月17日
FINCIMEXの利用者は、支払いゲートウェイの「EnZona」を通じて、自身の「クラシカ」および「AIS」カードの残高を参照できるようになる。これは先日のハバナ国際フェアで発表された新たな機能である。
このサービスは、「Xetid」 との提携により開発された。同社のドブランチ・ヒメーネス・ケサダ銀行技術センター長によると、問題は、EnZonaでのカード登録を国際基準に則りできるだけシンプルにする、ということであった。
支払い(送金、オンライン支払など)プラットフォーム上でバーチャルな形で通常実施されているオプションのこの残り機能は、来年1月には、「クラシカ」および「AIS」カード向けに提供される予定である。
「当初、残高参照機能のオプションは、EnZonaを通じてのみ利用可能であるが、「Transfermóvil」でのこの金融商品提供に向けて、ETECSAのXetidとの統合のための環境がすでにつくられている。その目指すものは、EnZonaとのサイクルを閉じて、そのあとに支払いシステム間での相互運用性を求めることである」、とFINCIMEXのヤミル・エルナンデス総支配人は述べている。
FINCIMEX30周年を機に届けられるもう一つのニュースは、全国の国際金融銀行(バンコ・フィナンシエロ・インテルナシオナル)の全支店での「クラシカ」カードの販売およびチャージのネットワーク拡大と、CIMEXとCaribeの両社が、この製品の販売ネットワークに販売店を加える、という発表である。
FINCIMEX総支配人は、クラシカもAISも、ウェブページ「tocopay.com」を通じて海外から申請でき、72時間後にはハバナのFINCIMEX事務所で引き取ることができる、と説明した。
国内からの申請の場合は、引き取りは10日後になる。
FINCIMEXの幹部たちによると、今年3月以降、カデカ(両替所)の管理を通じて、7万枚以上のこれらのカードが販売されており、米ドル払いの燃料を含む、小売商ネットワークにおける物資・サービスの購買のために求められ続けている。
その特典の中には、観光グループ「ガビオタ」での支払いによる10%割引、Cimex, Tiendas Caribe, Trimagen および Caracolでの5%割引、SASAでの6%以上の割引などがある。このカードにはまた、ハバナ歴史家事務所に関係した一連の文化的特典もある。
また、FINCIMEXは、「クラシカ・エンプレサリアル」カードの利用も可能にしている。これは、国営および非国営の経済主体用の商品であり、すでに70以上の有効な契約を結んでいる。
現時点で、この商品は、米ドル払いの燃料支払いに対応しており、海外からの銀行為替を通じてリチャージでき、コールセンターを通じて所有者への対応は24時間稼働している。
FIHAV2024でのチャンス
ハバナ国際フェアからわずか2日のうちに、FINCIMEXの協定・取引における前進は「当初の見通しを超えた」、と同社総支配人は言う。
同社は、「クラシカ」カードのような、もっとも直近の自社金融商品を市場で売り込み、あらゆる経済主体においてPOS端末の稼働ネットワークを促進する目的をもって、今回のフェアに参加した。
「われわれは、とりわけ、このサービスをふだん使っていない、非国営主体に焦点をあてている」、と同社のアルフレド・マルティネス支配人補佐は説明する。彼の意見では、POSシステムの導入から30年たったあとも、POSはつねに進化をとげており、付加価値を組み込まれ続けているインフラを伴っている。
現在POSは、IPおよび4G接続、短時間での証明、商業活動の種類に適合した省略で運用されている。2025年に、同社のPOSシステムネットワークには、商取引に向けた新たな機能を持つアンドロイド・テクノロジーが組み込まれる。
FINCIMEXの主なチャレンジの中には、国際金融企業との協定でキューバへの送金の流れを増進することがある。
同社は、キューバへの送金窓口の公的な主要源泉であり続けている。安定・安全な形で、tocopay.comのようなチャンネルを可能にし、そこから120か国以上との手続きを維持している。
送金は世界のあらゆる場所から届き、MLC、AIS、USD、クラシカ各カードに数分で入金される。
FINCIMEXは、銀行業務の展開や自社取引の国際化といった国家的目標を優先しながら、利用者の福祉と手続き上の安全に注力し続ける。
Fihav 2024のFINCIMEX展示
Fihav 2024のFINCIMEX展示
Fincimex anuncia novedades para tarjetas AIS y Clásicas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/11/17/fincimex-anuncia-novedades-para-tarjetas-ais-y-clasicas/
2024年11月16日
キューバ代表 オーストラリアに逆転勝ち ヤディール・ドレイク逆転3点本塁打 プレミア12第3戦
逆転3点本塁打を放ったヤディール・ドレイク
JIT、2024年11月17日
キューバ代表チームはオーストラリアに4対3で逆転勝ちし、初勝利をあげ、台北で開催中のプレミア12グループBでの可能性を残した。
オーストラリアは、左腕ダリオ・サルドゥイから2対0のリードを奪い、サルドゥイは初回に2/3イニングを投げただけで降板した。
救援に向かった右腕アンディ・バルガスは、すぐれた球種と制球で、3回2/3を投げ、5三振を奪い、今大会通算10奪三振とし、奪三振部門でトップに並んだ。
「きょうの自分の役割は、できるだけ長いイニングを投げるということで、これに集中するよう努めた。カウントで常に優位にたって、毎回最初のアウトを取ることを基本にした」、勝利投手となったバルガスは話した。
キューバは初回裏に1点をあげ、そのあと3回にヤディール・ドレイク右翼手の本塁打を含む2安打で一挙3点を加えた。
強打者ドレイクは、この本塁打のほかにもう1安打も放っており、オーストラリア首脳陣から警戒を受け、本塁打のあとは2打席連続で敬遠され、この試合で最もすぐれた選手として際立った。
「きょうの試合は、明日の日本戦同様極めて重要な試合だとわれわれ全員わかっていたし、本にまったく同じページはないように、チームが勝ち抜けるようにわれわれは戦い続ける」、とドレイクはコメントした。
キューバチームでは、フランク・アベル・アルバレス(2回)、ヘオネル・グティエレス(1四球で降板)、レオダン・レジェス(1回2/3)も登板した。
超速球投手ライデル・マルティネスがこの試合を締める役割を任され、9回裏に3人の打者に対し、2奪三振を含み、退けた。
偶然、このキューバ対オーストラリア戦は、ライデルが4対3という今回と似たリードを守った前回WBCの再現となった。
この土曜日(11月16日)キューバチームは、それまでのドミニカ共和国戦と韓国戦での合計14安打に対して、
11安打を放った。
キューバのオーストラリア戦での直近の5勝は、すべて1点差である。
このあとも勝つことを考えるほかないアルマンド・ジョンソン監督率いるキューバチームは、、日曜日(11月17日)には前回王者の日本チームと対戦する。
きょう土曜日(11月16日)、グループBでは、現在トップに立つチームの同士の日本対中華台北戦と、ドミニカ共和国対韓国戦が行われる。
二番手で好投したアンディ・バルガス
キューバTV(2024年11月16日)
キューバ対オーストラリア ハイライト
キューバ対オーストラリア 1回途中から試合終了まで *Youtubeサイトへ
Cuba remonta y aún respira en el Premier 12 de beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=898180
2024年11月11日
キューバ東部での地震 負傷者7人と建物被害多数の報告あり
ディアスカネル大統領は各地域当局が住民と軍組織の参加を伴い実施した困難な仕事を評価した
Radio Habana Cuba、2024年11月11日、Prensa Latina
ミゲル・ディアスカネル大統領が主宰する全国防衛評議会(CDN)において国の当局者たちが、この日曜日(11月10日)にキューバ東部で起きた地震における、7人の負傷者と、国および民間の不動産の損傷を報告した。
壁や構造物の倒壊による被害者はグランマ県に居住しており、暫定的には、およそ2,000戸の住居と144の国家機関が一部または全壊の被害を受け、その中には医療施設30軒と教育施設40軒が含まれている。
一方、サンティアゴ・デ・クーバは、住居234戸、学校3軒、病院1軒が被害を受け、現地の国立地震研究所は、マグニチュード6.0と6.9の地震のあと、1300回以上の余震の発生を確認した。
同研究所のエンリケ・アランゴ所長は、同機関の予測によると、地震後に十分なエネルギーが放出されており、数週間以内にこの地域は安定に達するだろう、と説明した。
「現在のところ、この東部地域でも、ピロンからおよそ47kmの震源地が生じた地域でも、異常な地震活動は観測されていない」、と同所長は述べた。
マヌエル・マレーロ・クルース首相や、サルバドール・バルデース共和国副大統領ほか、政府および共産党の主要担当者が出席した今回の会合では、ハリケーン・ラファエルによる損害からの復旧の進展についても確認された。
ハバナでは、電力サービスの96%の復旧が報告され、水の供給と通信の回復に取り組まれている。
一方、マヤベケ県では、利用者の70%が飲料水を利用でき、89%の人たちがすでに電気を利用できている、とキューバTVのニュース番組が伝えた。
今回のハリケーンで最も打撃を受けた地域であるアルテミサは、CDNに対し、水の供給は40%の住民に提供しており、電力網、特に隣県ピナール・デル・リオにも電気を送る高圧線の復旧のために資源と手段を配置している、と報告した。
また一方、10月21日にハリケーン・オスカーの被害を受けたグアンタナモからは、不動産387軒が復旧し、住民の99%が電力を利用し、学校教育を再開し、被災者を支援するための方策がとられたことが発表された。
閉会時にミゲル・ディアスカネル大統領は、各地元当局が住民および軍組織の参加を伴い実施した困難な仕事を、逆境に対する国の団結の表現として、改めて評価した。
キューバTV(2024年11月11日)
Sismos en oriente de Cuba provocan siete lesionados y daños materiales (+Foto)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/369501-sismos-en-oriente-de-cuba-provocan-siete-lesionados-y-danos-materiales-foto
プレミア12のキューバ先発 ドミニカ共和国戦にヨエニス・ジェラ 韓国戦にリバン・モイネロ
ヨエニス・ジェラ
Cubadebate、2024年11月11日、Joel García記者
マタンサスの左腕ヨエニス・ジェラが、プレミア12でのキューバ代表チームの初戦となる13日(水曜日)のドミニカ共和国戦で、キューバの先発投手となる、というアルマンド・ジョンソン監督の確認により、多くのファンが気にかけてきた謎が氷解した。
完全なる決意をもって、キューバ監督は、「合議による、大胆な決定であるが、これは14日の木曜日の韓国戦にリバン・モイネロを残すためにとったものである」、と述べたが、韓国戦は今大会のわれらチームにとって鍵となる試合になる可能性があり、次のラウンドへの進出を決定する可能性さえある。
「われわれは2勝とも目指していく。強化試合では、先発投手が4イニングか最高で5イニングを投げ、そのあと中継ぎと抑えに引き継ぐことを可能にする投手ローテーションを構築してきた」、と語ったジョンソン監督は、いかなる相手チームも軽視することは好まず、そのため、「投手を温存するということではなく、より厳しい試合に最高の投手を起用し、かつドミニカ共和国に対して勝利を争う、ということだ」、と述べた。
チームの出発数日前には、モイネロが初戦に登板することが発表されていたが、この決定はつねにその後の分析次第であり、それは当然一連の強化試合のあとに、相手の両チームの強さを見てからおこなわれた。
ジェラはモイネロ同様、プレミア12には3回目の出場であり、今回は自身にとって大きな献身の機会でありうる。というのも、2015年には韓国戦に登板し、打者1人と対戦し安打を許しており、2019年にも多くの仕事は求められず、同じく韓国戦で1人の打者と対戦し安打を浴び、勝利した韓国チーム7点のうちの1点を献上しているからである。
一方、モイネロは、この大会ではキューバの4勝のうち2勝をどちらも救援であげている。2015年には5試合のうち3試合に登板し、イタリア戦で勝利投手となり(2対1)、このほか韓国戦とカナダ戦でも投げている。その4年後、オーストラリア戦では延長の末、同大会唯一の勝利をあげた。彼の高度な質はいまや平均以上であり、そのため日本プロリーグのチーム「ソフトバンク・ホークス」との契約は豊かなものとなり、ソフトバンクは彼とともに日本シリーズで王者にはなれなかったものの、決勝に進んだ。
今回のプレミア12の他の試合、オーストラリア戦、日本戦、台北戦に向けて、ジョンソン監督も、投手コーチのペドロ・ルイス・ラソも、可能な先発投手陣の言及は避けたが、ダリオ・サルドゥイ、パベル・エルナンデス、レイモノド・フィゲレードらがいるに違いないし、ジェラがふたたび地元チーム戦で登板することも否定できない。
「わたしは準備ができており、やる気十分である。相手はプロ選手がいるチームだが、初勝利を目指し、韓国戦にベストコンディションで立ち向かえるようにしたい」、と語ったジェラは、強化試合でも好投した。
今回の初戦でのスターティングメンバーについて、ジョンソン監督は、アンドリス・ペレスが捕手、アリエル・マルティネスが一塁、ヨアン・モンカダが三塁、エリスベル・アルエバルエナが遊撃、ヤディル・ムヒカが二塁、と内野は2023年のWBCと同じである、と予告した。
外野手は、ロエル・サントスが左翼をカバーするよう配置され、ヨエルキス・ギベルトが中堅手、ヤディル・ドレイクが右翼手、アルフレド・デスパイネが指名打者となる予定である。つまり、WBCで歴史的な4位に輝いたチームとひじょうに似通ったレギュラーのチームとなる。結果に期待しよう。
JIT アルフレド・デスパイネ主将 インタビュー(2024年11月11日)
キューバTV ペドロ・ルイス・ラソ、アルフレド・デスパイネ インタビュー(2024年11月12日)
Premier 12: Yera contra Dominicana, Moinelo frente a Corea
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/11/11/premier-12-yera-contra-dominicana-moinelo-frente-a-corea/
2024年11月10日
サンティアゴ・デ・クーバでM6.0の地震発生 被害の報告は無し
Radio Habana Cuba、2024年11月10日
キューバの南東部の各県で、きょう日曜日(11月10日)、リヒター・スケール(マグニチュード)6の地震が感知された。
国立地震研究所(CENAIS)の観測所ネットワークは、今回の地震は現地時間午前10時50分に、グランマ県ピロンの南東48kmに位置する、北緯19.75度、西経-76.91度、深さ10.0kmを震源とし、マグニチュード6.0の規模の有感地震として報告された、と確認した。
この地震は、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモ、グランマ、オルギン、シエゴ・デ・アビラ各県で感知されたが、物的および人的被害は報告されていない。
これは、今年2024年に感知された13番目の地震となる。
キューバTV(2024年11月10日)
Temblor de tierra perceptible en Santiago de Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/369395-temblor-de-tierra-perceptible-en-santiago-de-cuba
2024年11月09日
リバン・モイネロがキューバ代表チームに合流 プレミア12の強化試合に登板へ
リバン・モイネロ
Radio Habana Cuba、2024年11月9日
左腕のスター投手リバン・モイネロが、プレミア12に向けた準備の終盤において、今週日曜日(11月10日)のキューバ代表チームと中華台北セミプロリーグのチーム「バンコ・コオペラティボ」との強化試合に先発する。
キューバチームの主要先発投手となるモイネロは、厳しい日本リーグでの輝かしい活躍のあと、台北でのキューバ代表の合同練習に数時間前に合流した最後の選手である。
世界第二のリーグとされる日本リーグにおいて、ピナール・デル・リオ出身の28歳のモイネロは、パシフィックリーグの最高防御率投手の栄冠に輝き、日本シリーズ準優勝チームのソフトバンク・ホークスのカギとなる存在となった。
プレミア12へのキューバ通信社特派員ロベルト・ラミレスによると、この左腕は金曜日(11月8日)に台北に到着し、きょう土曜日(11月9日)にペドロ・ルイス・ラソが指揮する投手陣のトレーニングに合流した。きょう野手は余暇日である。
明日日曜日(11月10日)、台北セミプロリーグの「バンコ・コオペラティボ」との試合において、モイネロは初回に登板する。
この試合は、台北の天母(テンム)スタジアムでおこなわれるが、この球場は、11月13日にアジアで開幕するプレミア12のグループBにおいてキューバが対戦する5試合のうち4試合の舞台でもある。
「バンコ・コオペラティボ」との試合のあと、アルマンド・ジョンソン監督率いるチームは、その翌日、最後の強化試合として、プロリーグの味全ドラゴンズ(ウェイ・チュエン・ドラゴンズ)と対戦する。
ここまで、キューバ代表チームは、韓国で数試合を含む遠征をおこない、そこでは3勝3敗の成績を残し、そのあと台湾で2試合をおこない、勝利を重ねている。
キューバTV リバン・モイネロ インタビュー(2024年11月9日)
Estelar Moinelo se estrena el domingo con el team Cuba al Premier 12
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/369352-estelar-moinelo-se-estrena-el-domingo-con-el-team-cuba-al-premier-12
2024年11月08日
キューバ人の死者無し スペイン・バレンシアでの豪雨被害 ブルーノ・ロドリゲス外相が報告
Cubadebate、2024年11月8日
駐バルセロナのキューバ総領事は、バレンシアのキューバ人在住者630人と連絡を取ったが、同地域での豪雨による同胞の死者は報告されていない。
「DANA(上層寒冷低気圧)によって生じた物質的被害はあるものの、われわれの同胞における死者は確認されていない。これら同胞のわれわれの連帯を」、とSNSのXで、キューバのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相は述べた。
No se reportan fallecidos cubanos por intensas lluvias en Valencia, informa canciller
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/11/08/no-se-reportan-fallecidos-cubanos-por-intensas-lluvias-en-valencia-informa-canciller/