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2020年10月20日

『ドン・キホーテ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥの動画撮影

まず、中の袖幕サイズで映す。

キトリとバジルの上手奥からの登場を、見える瞬間から寄りで撮る。

センターに移動しながら最初のリフトをキトリの手が画面から切れることなく計算された空間で撮っているので、なんなくクリア。

そして、心地よいサイズに詰める。

2回目のリフトもサイズを緩めてなんなくクリア。

3回目も同じようにクリア。

2人が少し離れても引き絵に逃げることなく、軽やかなズームアウトでフレーム内に撮り続けます。

さらに離れるも直ぐに回転してセンターに近づくも、軽やかズームイン・アウトで心地よくフォロー。

4回目・5回目とリフトをクリア。

その後、離れるも滑らかズームアウトで引きに逃げることなく2人がフレームに入っています。

バジルが軽くジャンプし手を差し伸べ、キトリとバジルが手をつなぎセンター移動も滑らかズームインでタイトフォロー。

2人が離れても、もちろんフレームに収まったままの連続構図です。

近付けばタイトな構図に修正。

次の曲が流れ演技をタイトフォロー。

そして、バジルが上手前、キトリが下手奥に離れても、広い映像に逃げることなく軽やかズームアウトで構図に入ったままです。

一歩・二歩・三歩と近付くも、アクションに合わせて構図修正。

さらに近付き手を取り合うもタイトな構図になっています。

バジルが一周しキトリが一瞬手を放し、さらに演技が続く。

二人をセンターキープで安定した映像を撮り続ける中、最初の本格的なリフトは、キトリが背中になるので、バジルの足も入る全身サイズです。

もちろん、引き過ぎずキトリの上げた手も、中の安全フレームに収まっています。

再び対角線に離れバジルがジャンプして右膝をつきキトリに近付くもアクションに合わせたズームインでタイトな構図にしています。

しばらく、2人の接近した演技が続き、再度大きく離れるも、滑らかズームアウトで構図に入ったままです。

そして、センターで近づき、手をとり軽くアラベスク、キトリが正面になり右脇腹と左足太腿て持ち上げる、最も華麗なリフトをタイミング合わせて上がるキトリのタイトショットにズームイン。

寄っているので、キトリの成功笑顔がよく見えています。

そして、直ぐにフィッシュ・ダイヴするので、全身サイズに戻し、完全決めポーズまで時間があるので、ゆっくりズームインでタイトショットにします。

演技が続き、また、離れるもアクションに合わせたズームアウトで二人はフレームに入ったままです。

また、近付きセンターでの演技の後、少し離れて決めポーズ。

拍手の後のレヴェランスは二回するので、最初はキトリのみの上半身サイズ、礼で引いて、次はバジルを入れたキトリの上半身サイズにし頭が下を向くので二人のショットにズームアウト。

キトリの上手退場をバジル込みで見せ、動くバジルにズームイン。

暗い下手奥に移動したバジルを明るさ調整し、バジルの連続ジャンピングアクションを、カッコよく見えるよう微妙にサイズ修正しながら、アクティブカメラワークを続けます。

センターでの左膝深くつく決めポーズにもなめらからズームインし、静止した時には、トリミングした構図のように上あき構図にならない、タイトな構図になっています。

拍手の後、立ち上がると共に上半身にズームイン、そして、レヴェランスカメラワークの後、上手退場を見せながら、中の袖幕サイズにし、緊張を和らげた後、上手から登場するキトリにズームイン。

一連の演技をセンターキープで安定的に撮り続け、上手中の袖幕前で演技が終わり退場しますが、挨拶の為、ちょっとの間の後、再登場しますので、その位置で待つように構図を保つとキトリの登場がタイトのまま構図に入り、そのままフォローしてレヴェランスカメラワークを撮り、上手退場を見えなくなるまでタイトフォロー。

奥の袖幕サイズでバジルの登場を待つ。

上手奥からのバジル登場を見えた瞬間から寄って撮っています。

しばらく、バジルのアクティブ演技をタイトフォローし、下手前からの大回転ジャンピング演技をタイトフォーローする中、3時の位置(上手奥の袖幕に近付く)で、キトリの登場を映すため、上手奥の袖幕を残したままま、バジルをフォローしていると、登場するので二人の構図をキープする。

バジルの上手前の袖幕退場を見せ、直ぐにキトリに寄り連続ピルエットをタイトで撮る。

そして、バジルが登場しフレームに入ってくる。

演技終わりのキトリが上手奥に移動する中、バジルの演技が始まるのでズームインタイトショットにする。

バジルの演技終了とキトリの演技開始が重なるので、奥の袖幕サイズに切り替える。

直ぐに、タイトツゥショットで二人をフォローする。

キトリの移動しながらの連続ピルエットを見せつつ、バジルの前を通りすぎる時からキトリのみのタイトショットにし、キトリが下手前で右手を上げる時には、バジルも右手を上げるので、絶妙のタイミングでズームアウトし二人を映す。

キトリがセンターのバジルに近づき、2人が膝つき決めポーズもタイミングを合わせてタイトショットにしているので、上あき構図にならない心地よいサイズで撮れています。

拍手の後、何時ものレヴェランスカメラワークをし、トリの演技なので2人が後ろに下がり、緞帳が下りる中、しばらく寄っているが、緞帳がかぶる前に中ロングショットで暗転にしています。

以上
posted by shiningsea at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮り方
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ビデオグラファーです。映像とは構図が命であり、放送局用ENGカメラのように超広角から超望遠までを映画の絵コンテのように撮るフォトムービーを推奨しています。これにより、動画はもちろん写真も撮り、画面比も撮り分けて納品しています。そして、全域F2.8の旅用4K動画カメラ(25mm〜720mm)として、1台でこれが出来るのはPanasonic DMC-FZ300だけです。
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