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2021年01月24日

黄金の左手 - The Golden Left Hand

昔、ポプラ並木の歩道で、TVリポーターが、ある程度の距離感からカメラに向かって歩きながらリポートしたいと、ディレクターからの要望に応えました。

それは予想を超えるカメラワークであり、まず、約20m離れたリポーターに超望遠レンズで寄りピントを合わせました。

そして、中指と親指でズームリングに触れ、人差し指はアイリスリング、薬指はフォーカスリングと触れスタンバイしました。

ディレクターの5秒前からのカウントダウンが始まり、リポーターが歩き初めると同時にリポートを開始しました。

ENGカメラマンとして、まず、やることはフォーカス送り(フォローフォーカス)で、そのままのサイズだと極端なアップになってしまうので、少しづつズームアウト(ズームバック)します。

次に、ピーカン(晴れ間)だったので、ポプラの下を通るとフェイスが暗くなり、アイリスを調整します、

これを、3本のポプラ並木を通過するので、3回繰り返します。

そして、カメラの1m 手前で止まり、締めコメントを言い終わります。

この間、ずっと再生モニターを観ていたディレクターの第一声が、「このカメラワークを出来るカメラマンは、東京には、もういない。」と言っていただき、リポーターもOKなので、撮影終了いたしました。

後で聞いた話ですが、ディレクターは安心したのか、新幹線では熟睡して帰社されたそうです。
posted by shiningsea at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮り方

2021年01月21日

バレエ映像カメラマンのランク付

◎上級レベル:手動ズームが出来るカメラマン

寄り過ぎず引き過ぎずで、常に心地よいサイズで撮れるカメラマンです。


◎中級レベル:電動ズームでしか撮れないカメラマン

正確な構図での連続撮影が出来ない為、ダンサーを小さく映しがちになります。

または、寄り過ぎてるので、急な手上げやジャンプに対応できず、画面上に切れてしまいます。

上級レベルも、うっかりミスで切らしますので要注意です。


◎初級レベル:オン・タリー・ズームが出来ないカメラマン

録画中の滑らかなズーム操作が出来ない為、画面サイズの修正が出来ません。

これは、海外の動画で観ました。

男性ダンサーが、女性ダンサーを軽くリフトする度に、顔が画面から切れていました。

信じられないです。
posted by shiningsea at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮り方

2021年01月09日

私の裏技撮影用語「リアルタイム色温度変換」とは

舞台照明では、本番中に色合いをコロコロ変えることがあり、カメラの色合い(CCフィルター)を、オープニングのタングステン光(3200K)にしていた場合、クセノンのデーライト光(5600K)のピンスポットを当てられると、その人物だけが真っ青に映ります。

そこで、「仕方ない」と何も対策を講じない業者が多いですが、当方は最初から対策を講じています。

さて、本物の業務用カメラには、必ずフォーカス・ズーム・アイリスと三つのリングがあります。

そして、アイリスリングはF値表示付です。

この三つで撮影技術を「3」とすると、色合い調整は第4の撮影技術です。

当方のカメラは、それが出来るカメラであり、それを操作出来るカメラマンです。

その価値・意味を知っているカメラマンです。

例えば、「くるみ割り人形」で紗幕の前でクララと天使が踊っています。

その時は、ソフトピンスポットで5000Kですが、紗幕の奥の出演者はタングステン光(3900K)で赤いです。

紗幕がゆっくり上がりクララのピンスポットがゆっくり消え全体がタングステン光になります。

このタイミングにあわせ色あいをゆっくり調整しますので、客席で観たイメージのままDVDを鑑賞することが出来すごく綺麗です。

改めて、このハイビジョンカメラを選択して良かったと思いました。

【スワンレイクの動画で検証】

動画サイトで調べると2010年頃を境に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整されている動画を観れる様になった気がします。

それまでは、リアルタイム色温度変換できるカメラが無かったからかも知れません。

現在は当方が所有しているようにリアルタイム色温度変換できるカメラが数少ないですが発売されています。

そして、この重要性を知っているバレエ団の動画が、すごく色合いのきれいな動画として公開されております。
posted by shiningsea at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮り方

2021年01月07日

私の裏技撮影用語「オン・タリー・ズーム」とは

ちゃんとしたスイッチングシステムで組んだカメラのファインダーの中には、「今、自分のカメラの映像を生中継している」ということが分かるように赤いランプが点くようになります。

そう、録画ランプと同じものです。

逆に言うと、オフ・タリー中に構図やピント合わせやアイリスも調整すると、スイッチャーは各カメラのモニター映像を観ているので、採用してくれます。これがオン・タリーであり、採用されている中でのズーム操作を「オン・タリー・ズーム」と言います。

さて、本論ですが、このオン・タリー・ズームは、プロでも出来るカメラマンが少ないのです。

言い換えると、電動ズーム操作は出来るが、手動ズーム操作が出来ないカメラマンが凄く多いと言うことです。

簡単に申しますと、これによりカメラマンの上手い・下手が分かってしまうのです。

つまり、手動ズームだと可変速ズームが出来たり、決めたい構図に容易く変更できますが、電動だとレバー操作になり、押し加減で寄りすぎたり、寄りが足りなかったりするのです。

極めつけは、芸術的で感情移入した可変速ズームをすることで、例えばダンサーの「魂の演技」も、感動的に撮れる映像表現なのです。

もう分かりましたね。

電動ではプロフェッショナルズーム操作ができません。

ありがとうございました。
posted by shiningsea at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮り方
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ビデオグラファーです。映像とは構図が命であり、放送局用ENGカメラのように超広角から超望遠までを映画の絵コンテのように撮るフォトムービーを推奨しています。これにより、動画はもちろん写真も撮り、画面比も撮り分けて納品しています。そして、全域F2.8の旅用4K動画カメラ(25mm〜720mm)として、1台でこれが出来るのはPanasonic DMC-FZ300だけです。
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