年越しを　沖でするのか　貨物船　独りポツンと　寂しくないか: 終活の短歌集（詠み人は藤島倉舟）

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2020年12月31日

年越しを　沖でするのか　貨物船　独りポツンと　寂しくないか

母港が他にあると思われる貨物船が港の沖に停泊している。
やがて日没の時間、そのあと数時間で年越しとなる。
コロナ感染が急速に広がる大晦日。
息詰まるような新年を迎える。
呑気に紅白を見ることができるのであろうか。
司会者は快活に進行ができるのであろうか。
出演者は選ばれた嬉しさを素直に表現できるのであろうか。
いつものように初詣に行けるのだろうか。
参拝する方も受け入れる方も今一度立ち止まって考える。

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