雲の道　是れ風の道　龍の道　大陸からの　万里の道: 終活の短歌集（詠み人は藤島倉舟）

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2020年12月31日

雲の道　是れ風の道　龍の道　大陸からの　万里の道

縄文末期から弥生初めには稲作という当時のハイテクを携えた人々が大陸から海を渡って列島にやってきた
船は嵐に遭えば簡単に転覆するようなシンプルなものだっただろう
危険な海を渡ってまでも列島に来るにはそれなりの理由があったのだと思う
未発達の航海技術でも渡れるこの距離は「風」にしてみればほんの「一跨ぎ」
当たり前のことだけど、そして変な言い方だけど、空は繋がっている
そして風にも道みたいなものがある
と、思っている
昨日はいつもの処に、
大陸からの風の道に、帯のように一直線に棚引く雲があった

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