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2021年02月01日

高千穂ノ峯の傳説地 その21

二山峯の義
釋日本紀には、「二上の號未だ詳ならざるか」とあり。
鎌倉時代い於て、之に關する定説なかりしものにてもあるべし。
高千穂の名もと單一なる山岳の稱にあらず。
「ホ」は山の「秀(ほ)」にして、高峯の屹立せるものを意味す。
高千穂とは、蓋し數多の高峯の重疊せる地方の義なるべく、古く「襲」を解して、山岳襲重の貌となすもの其の字義信ずべからずとするも、地形の實際には相當るなり。
中にも祖母山は海抜五千八百尺に達し、實に九州第一の高峯の一なりと稱せらる。
其の山頂に上りて四方を望視すれば、九州各地は固より、四国、中國、亦之を下瞰すべく、西北遠く朝鮮をも一眸の中に收むるの感あり。
久住亦ほぼ之に相如く。
されば天孫の高千穂峯に降り給ひし時に、「此の地は韓國に向ひ、笠狭(かささ)の岬に眞來通(まきとほ)りて、朝日の直刺國(たださすくに)、夕日の日照(ひてる)國」と詔し給ひきと傳へらるるものを以て、これに當てんとする亦其の故なきにあらず。


タグ:二上山
posted by うさぎ at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 高千穂
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