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鯛カブラバラシ対策 実釣の部 セッティング編

鯛カブラバラシ対策 実釣の部 セッティング編


さて、鯛カブラバラシ対策。
タックルの部、カブラの部と私の経験を元にお話を進めさせていただきました。
いよいよ ここからが最重要でございます。
せっかく掛けた鯛を絶対にバラしたくない"あなた!"じっくり読み進めてくださいませ。


鯛カブラにおいて、最重要はタックルでもカブラでもございません。
はっきり言ってセッティング。
あ、もちろんタックルもカブラも大事なことは間違いないですよ、
セッティング、ロッドの構え(後日)など、トータルバランスが大切なのです。
私と同じようにしていただけたならきっと満足な釣果になりますからね。
※ロッドがこれだと完璧でございます。
 DAIWA SALTIST X’treme Bay Jigging Super Metal Top


で、セッティング。
リールのドラグの調整ですね。
これは人に言うと「何でそこまですんねん」って、理解に苦しまれると思います。
答えは釣果が物語りますから、ね。
他人は他人ほっときましょね。
信じる者は救われる、斜に構えてる人は読まないでね。


えらい自信持って書いてますけど、自信有りますねん。^^。
このセッティングで満足してもらった人増殖中ですから。
※初めて鯛カブラで釣りを始めた初心者からぼぶちゃんまで。


さて、ドラグはカタログでは◯kgとかいう数値で書かれてますね。
この釣り方オンリーで考えた場合何キロでもかまいません。
だって、ホントにずるずるですからね。
テンションを掛けるのは親指だ!
ただ、細かく調整できて精度の高さは必要だと思っています。
機能として欲しいのは段階調整の細かく出来るスタードラグ。
無段階調整の物は毎回ドラグ値が変わりますので、短期習得には不向きかな?


ドラグの調整ですが、私は次の通りにしていますよ。
まず、カブラをいったん着底させて数回巻き上げます。(根掛かり防止のため)
ここでドラグを調整します、潮の力とカブラの重さでラインが出て行く程度まで緩めます。
次に細かくドラグを閉めていきますが、その力はリーリングをしてやっとカブラが上がってくる程度。
あまりにスリップして上がってくるのは緩すぎます。
基本そんな程度。
これよりドラグを強くすると鯛への鈎掛かりが悪くなりますので。


では、なぜそんなにドラグが緩いのか?
これは鯛の捕食方法を考えた結果です。
鯛の口の中の様子、えらの様子を観察しましてね、
きっとこう食べているはず!っていうのを考えました。
鯛は青物のように強く吸い込みはしませんよね。
海底にある甲殻類なども食べたりしますよね。
だったら、チヌのようにガツガツ食いついてあの強力な歯でかみつぶそうとするわけですよ。
その食べ方にヒントを得たセッティングなんです。


カブラに鯛が食い付いたとき、フックの周辺を噛んでいるはずですよ。
何でそんなことがいえるのか?って?
カブラは小魚なんかを模していますが、ベイトを食べるときはまず弱らせる行動をとりますよ。
別にグーでどついてる訳ではないので、口でアタックしますよね。
どこに食いつけば相手が弱りやすいか?
猪木さんならご存じですよ、そう、延髄。
カブラ全体を見てください、カブラヘッドの根元ら辺が延髄あたりでしょ?
そのあたりにフックを持って行けば掛かりやすいですね?
そして食いついたときに変な方向の力が掛かっていると鯛が違和感を持ちますよね。
だからドラグをゆるゆるにして鯛に違和感を持たせないようにしています。
違和感を持たなければドンドンカブラを攻撃しますよね。
何度もガツガツっと。
このガツガツが手元に伝わるわけですよ。
そして魚信だけで終わった場合は違和感を持って止めたと言うわけ。
で、極力違和感を持たせないようにすると何度もガツガツをしてくれますね。
そうしているうちに鯛の口の中や、口の周りにフッキングされるわけです。
1本だけじゃなく暴れてくれれば2本とも掛かりますよ。


これは鯛の食い方を利用してフッキングすることも考えてのセッティングなんですね。
なのでフック編でご紹介した「ちょっと刺さりにくいけど刺さると抜けない」鈎が有効なわけですね。


ドラグのセッティングは"ずるずる"でなければなりませんよ。


補足
鯛のあたり方で鯛カブラのネクタイの先っぽからくちゅくちゅ噛んでくるって言われる方がいらっしゃいますが、
あれは間違いですからね。
なんでだ?っていうと、理由はこうですよ。
陸上で実験してみれば解りますね。
竿先から真っ直ぐ20mラインを出して、ネクタイの先っぽを伸びるだけひっぱてみてください。
何の反応も出ませんから。
陸上でこれですから潮の抵抗を受ける海中だと言うに及ばずですよね。
20mラインを出せない方は足下で実験しても結果は同じなのでおためしください。
鯛は相当に獰猛な魚なのであたってくるときは結構攻撃的なことしてます。


以上、セッティング編でございました。




よよよよ、さらに厳しくなってございますよ。
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鯛カブラ カブラの部 アシストライン編

鯛カブラ カブラの部 アシストライン編


アシストラインってなんでしょうか?
フックを結ぶあのヒモです。


さて、あのヒモですが、ノーマルのビンビン玉で使用されているのはまさにヒモ。
あれ、切られたことないですか?
去年さんざん切られましてね。
切られるって事はそれなりの大きさの鯛ですよ。
さんざんグイグイやって「おっほ〜でかいよ〜」って楽しませておいて、
”ぷつん”って切られておしまい。


これ、くやしいですよ。
ほんとにくやしぃ〜ですよ。


ならば対策!っと。
で、切られないようにするにはどうするか。
強化するしかないですよ。
自作フックではよくシーハンターを使いますが、
同じシーハンターで太い物にするとか、
しましたけど結果は同じでしたね。(TT)
じゃぁ素材を替えましょうかっと。


じゃぁ同じように使える物はないでしょうか?
それでいて真鯛のあの歯に勝てる物。
ありました。
サワラなんかにも有効なあれですよ。
ザイロン。
これなら切れないよ。
結果切られてないですよ。
なので、おすすめはこれです。


ザイロンX 15号

シーハンターから来れに替えて「食いが落ちるかな?」って心配しましたが、
たんなる取り越し苦労でございますよ。
全く関係ないですね。
だったらとっとと強化しておきましょう。


ですが、ちょっと問題が。
シーハンターに比べてえらい高価ですよね。


シーハンター 15号 5m 420円
ザイロンX 15号 5m 1020円


約2.5倍の高級品。
でもね、これをおすすめしますよ。
あの悔しさ、それに比べりゃぁねぇ。



以上、アシストライン編でございました。




ジリジリと厳しくなって参りました。
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鯛カブラ カブラの部 スカート編

鯛カブラ カブラの部 スカート編


人によっては"ビラビラ"と称する方もいらっしゃいます。
鯛カブラに付いているあのほっそ〜いラバー集団。
あれのことをスカートと言いますね?言いますよ?
それについてでございます。


これは季節によって、またベイトによって使い分ける方がよろしいかなって思います。


これからの季節、明石海峡周辺では鰯がだんだんと多くなってきまして、
この鰯がたくさんの魚たちのベイトとなりますよ。
鯛ももちろん鰯が大好き。
この頃になると、有る特定のスカートが人気ですよ。


どんなスカートでしょうか?
え?短い方が良いって?そんな・・べたな。。。^^;


え〜、ズバリOFTシリコンラバーレイヤーズ ですね。
カラーはコットンキャンディ。



ピンクのスカートにブルーのラメがなまめかしぃ。
鯛ちゃんはこいつが相当お気に入り。
これではまった日にゃ、あぁた、爆釣しますねんですよ。
そりゃもう、周りで釣れて無くてもこいつだけには反応する!ってことが!
去年も何度もありましてね。
良い思いをさせていただきましたよ。


なので、釣行の際には必ずお持ちになりますように。


あと、鰯に似せたようにカラーをした物とか、ベーシックにオレンジ、レッドとか。
この辺りもお気に入りで決めてもらえばいいですが、
日により「やたらと釣れるカラー」ってのが存在しますのでお含み置きくださいませ。


早い話が、「いろいろ持ってけ!」ってことでございますよ。


ところが!
スカートなし!って方々もいらっしゃいます。
いやん!って感じですが、スカートなしの方が都合が良い?って。
たぶんネクタイの動きがスカートに邪魔されることなくアクションが良いってことだと思いますよ。


私も彼らに習ってビンビンノースカート作戦をやったところ、
これまた、好調なんですよ。
この日はスカートなしに分があったんですよね。
これも「日により」ですよ。


その日に鯛が好むパターンを見つけることが出来るように、
いろいろと用意なさることをおすすめでございます。


さきちゃん的お気に入りスカート。
ビンビン玉ノーマルスカート。
OFTシリコンラバーレイヤーズ コットンキャンディ。
ノースカート。


以上、スカート編でございました。





まだがんばっておりますよ。
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鯛カブラ カブラの部 ヘッド編

鯛カブラ カブラの部 ヘッド編


いろんなメーカーからいろんなアイテムが発売されていますね。
形状、材質、ネクタイスカートの取り付け方の違い、フックの違い。
皆さんそれぞれお気に入りの逸品が有ることだと思います。
もちろん私にも有りますよ。


ここではまずヘッドの材質についてさきちゃん流の考え方なぞ。
よろしければお付き合い下さいませ。


このブログをいつもお付き合いいただいている方ならご存じの通り、
ジャッカルのビンビン玉を中心に使っております。
他には、
シャウト アンサー
ハリミツ ラバラバ
デュエル ソルティラバー


この辺りがお気に入り。


ま、今年に入ってはほぼビンビン玉になっていますけど。


その理由はヘッドの素材ですね。
タングステン。
これがなかなかに重宝しますよ。
鉛に比べて比重の重いタングステン。
同じ重さでも鉛とタングステンではヘッドの大きさが変わります。
もちろん比重の重いタングステンが小さくなります。


基本鯛カブラはヘッドが小さいことが有利とされることが多いですよね。
それは少しでも鯛に与える違和感を減らすのが目的です。
タングステンなら鉛に比べて小さくて済みます。


じゃぁ、タングステンにするメリットは他に何があるの?ってことですが、
比重が重い分鉛よりも着底するスピードが圧倒的に速くなります。
かるく聞いていると”あ・そ”な感じしますけどこれが超重要。
この釣りは基本底をどれだけ取り直せるかが鯛に出会える重要なファクターとなりますよね。
鉛と比べた場合2−3回底取りを繰り返すだけでもその速度差を体感できますから、
これを1日通した場合ではその差は歴然。
その差はチャンスの数と比例しますよ。
つまり底取りが早いほうが断然有利。
じゃぁ、鉛でデッカイの付ければ言いやん、って?
ヘッドは出来るだけ小さい方が良いですから、それは私的に却下でございます。


着底を見逃さないのもタングステンの得意技ですね。
浅場でも潮流の状況によれば底取りに苦労することが有りますけど、
タングステンなら着底を見逃さずに済みますよ。
底にあたった瞬間の感覚も鉛より優れています。
底取りに失敗するとそれは即根掛かりにつながりますよね。
鯛カブラは高価ですので、1日に何個もなくすとかなりブルーです。
鉛は安いけど底取りが難しい状況ならロストする数はタングステンよりも多いですよね。


この差はキャスティングを行うアングラーにはさらにシビアな現実として現れますので、そのへんもお忘れ無く。


さて、じゃぁ鉛は何でもかんでもわるいのか?っていうとそんなことはありません。
優れた商品=鯛に好かれる商品も多くあるのは事実です。
事実、ビンビン玉不発の横でラバラバ大爆釣ってのも有りましたからね。
何より安いですよ、半額程度で買えるものも多いですし。


でも、初心者に何を勧めるのかっていうと、ビンビン玉ですね。
やっぱりビンビン玉。
なんせ根掛かりなんかのトラブルが少ない。
なれない人にも確実に解る底取り。
これ、重要でしょ?
トラブルがたくさん出ると、釣りがイヤになりますからね。
せっかく釣りに来てるんだから楽しまなくちゃ。


あとビンビン玉なのは他のカブラに比べてあたりの日は釣果がグンっと伸びることがありますよ。
もちろんその逆もあるけど、シーズンおしなべて見てもビンビン玉は優れてますね、これは間違いないでしょう。


ビンビン玉の形状ですけど、
これはジャッカルのテスターさんに聞いた話で、
「ビンビン玉の形状により出来た水流はネクタイを上手に動かすんです」って。
納得ですね、カーリーテール付けたときなんかはさらに良い動きですからね。
ビンビン玉のスペアパーツでカーリーテールも出るようですしね。


ま、そんなこんなで、素材はタングステンがよろしいかな?っと。
形状はお好みで。


以上、ヘッド編でございました。



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鯛カブラ タックルの部 リーダー編

鯛カブラ タックルの部 リーダー編


リーダーの役割は何でしょうか?
鯛カブラに直接結ぶラインですね。
そして、鯛のガンガン引くパワーを吸収する役割も持ちます。


必要でないものは何でしょうか?
基本、"鯛"と考えた場合、根ずれに対してはさほど神経質にならなくても良いでしょう。


もっとベタな話として。
「なんでリーダーが必要ですか?」って話がありますね。
結論から言えば「必ず必要」だってこと。
そのわけは諸説有りますが、第一にこれを付けなきゃ鯛は釣れません!ってこと。
これは経験済みで、
ボート仲間みんなが鯛をゲットしているときに一人だけ、
「わし釣れへんけどなんでやろ?」って。
システムを見るとPEに直接カブラを結んでいましたよ。
「リーダー付けたら釣れるよ♪」って。
そしたらいきなり釣ってましたね。
それも好調、あっという間に数枚ゲットしてました。


なので、リーダーは必要です。


他の理由としては、PEはスレに弱いので底付近に直接持って行くのはどうか?っと。
根回りを攻めるときにちょっとずつPEが痛んで高価なカブラといつの間にかさよならするのはとっても寂しいですよね。
また、PEに直接カブラを結んだものに鯛が食ったとしても、
反転したときにPEが魚体にふれたりするとPEが切れてしまったりすっごくいたみますから、確実に鯛を捕るにはリーダーを結びましょうね。


なので、リーダーは必要です。


じゃぁどんなのが?ってことですが、
正直”お気に召すもので”結構ですよ。^^


ただ、止めといた方が良いのは有りますね。
やたらと堅いもの。
これはとある漁師さん説ですが、「鯛はな、極力めだたんようにせな釣れへんぞ!テグスもな細すぎるのはあかんけど、できるだけ柔らかくて細いのがええねん」
そんな教えを頂戴しましたよ。
なのでやたらと堅いものはダメでしょう。
エギング用のがちがちに堅いのは向きませんって事です。
一般的なフロロカーボンであれば良いと思いますよ。
あまり高価なものは必要ないです。


目立たない方が良いのならとことん細い方が良いのか?って事ですが、
目立たないっと言うことなら正しいでしょうね。
でも相手が鯛ですので、その辺は考慮に入れましょうね。


あとはPEにマッチングするものにしましょうね。
根掛かりするとPEに勝ってしまうほどの強度だとまずいですよ。
いちいちリーダーからくくり直さないと行けないし、
PE買い直すのもちょっとイヤだしね。


リーダーも何が良いのかいろいろと変えてみましたよ。
がまかつの高っかいものから一般的なものまで、数種類。
私のPEではMAX4号くらいまで、でも高切れの心配があるので、
3号なら大丈夫、もう少しがんばって2.5号ってとこですね。


なので今はこのラインに落ち着いてますよ。
シーガー 130 2.5号


以外にお安いところでしょ?
これで78cmあげてますから十分に使用できます。


後はどのくらいの長さにするかですね?
まぁ1mは最低つけといたほうがいいでしょうね。
さっきも書きましたが鯛の大きさより小さいとPEがダメージを受けますんで、
このあたりが最低ラインでしょうか?


私は2ヒロ程度ですね。
カブラ交換を数回すればどんどん短くなっていきますから、
私の使い方ではこのくらいが好きな長さです。
リーダーが長いと潮に流されるって話もありますが、
私のフィールドではせいぜい30mぐらいですからまったく問題ないですね。




以上、2010前半 リーダー編でございました。




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鯛カブラ タックルの部 PE編

鯛カブラ タックルの部 PE編


PEに求めることは何でしょうか?


もちろんアングラー個別に想いはお持ちでしょうね。
私ももちろん持ってます。
それは苦い経験から・・・。


さて、鯛カブラ。
この釣りでは細いPEが良いとされていますよね。
それはどの釣りでも同じと思われますよ。


細いと言うことはどういう事なのか。
細ければ潮の影響を受けにくい。
この受けにくいとはどういうシチュエーションでしょう?
それは、キャスティングですよ。
キャスティングではその飛距離が出れば出るほど、ラインは斜めになりますよ。
それは同じ水深でもラインは余計に必要になる、潮の影響を受ける範囲が広くなる、ということ。
潮の影響を受けると言うことは、小さな魚信を逃すということ。
気付かずにそのままやり過ごしてしまう。
それはとっても不幸なことでしょう。
ならばどうするのか?
少しでも潮の抵抗を低く抑えること=PEラインを細くすること。
もちろんPEの強度が弱くなっては本末転倒。
何せ相手はあの真鯛だからね。
その相対で一般的に言われるラインは0.8号。
強度的にも大型真鯛でも大丈夫。


私の真鯛レコードは78cm。
このときのラインシステムはこうでしたよ。
PE0.8号 リーダー2.5号。
なのでPEは0.8号で行けるだろうと。
私のホームグラウンドではこれ以上の真鯛はそうそうお目にかかれませんからね。
あ、もちろんこれ以上の真鯛が頻繁にかかるのであればそれに合わせてくださいね。


さて、0.8号とはいうものの。
各社によってその太さはまちまち、強度もまちまち。
SUNLINE、バリバス、よつあみ。
各社、試しましたよ。
これは乗合船の船長からのアドバイスや、釣具屋さんのアドバイス。
でもね、上記メーカーのこの釣り用のものは"弱い"んですよ。
こう書く理由は、”ライン強度の所為でたくさんのカブラをなくしたから”なんですよ。
金額にすれば鯛カブラ数万円分になりますね。(T.T)
もちろんバーチカルで使用すればこのレポートの範囲ではないですよ。
その辺は免責としましょうか。


私の鯛カブラは、キャスティングとバーチカル両方を言います。
そのためPEラインに求めるものは必然的に強度が重要になります。


そう、このとき悩んでたんですね。
「金、掛かりすぎちゃうん?この釣り」って。
キャスティングを繰り返すとPEがジャムリがちになりますよ。
それでもキャスティングが有利であればそれで攻めますよね、
そうすると空中でお気に入りの鯛カブラとおさらばせねばならんことになります。
こりゃ悩みますよ、一度や二度じゃないんだからね。


PEを太くすれば多くの意味で不利、現状では金額的に不利。


そんな時、仲良しの釣具屋店員さんに教えてもらいました。
強度のある0.8号PEがあることを。
ちょっと高いんですが、強度が段違いにあるんですね。
おかげでキャスティングでミスってもカブラと空中さよならはなくなりましたよ。
つまりロスとしにくくなったと。
だったら安くつくラインですよね。
鯛カブラロスト以上に高いPEラインなんて存在しないですからね。

どのくらい気に入ってるの?って?
今では3つのベイトリールに巻いてますね。
そのくらい信用しています。
だってホントに切れないんだから。




そのPEはこちら。
DAIWA UVF Emeraldas Sensor+Si 150m
エギング用ですね。
人によっては"これ、太いじゃん、1号ぐらいあるよ"って。
でもね、他のメーカーで1号でもこんなに強くないよ。
だったらこれ使うのが「正解じゃ!」っとな。


これを使うようになってから、ビンビン玉どれほど助かったことか。
余裕で数万円分は助かってますよ。
バーチカルでも所謂"高切れ"って事も有りませんしね。


そうそう、高切れですけど、釣具屋さんでPEをリールに巻いてもらうときに、
"じゅるじゅる"を使って巻いてくれたりしますよね?
これはダメですからね。
PEが弱くなってしまいます。
大体半年ぐらいで強度がみるみる落ちてきます。
なので"じゅるじゅる"を見つけたら「使っちゃいやん!」って言いましょね。


若干のマイナスポイントはあります。
このPEはエギング用ですからね、カラーマーキングがね、ちょっとね。
どこを切っても金太郎飴。
10mごとに色を変えてくれてれば良いんですけど、どこも同じカラー。
水深の目処が付きませんね、これが唯一の欠点。
ま、エギング用だから仕方ないんですけどね。


これ以外は全く問題ないどころか、全く持って不満はございません。


迷っている「貴方!」これをおためしくださいませ、でございますねん。



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鯛カブラ タックルの部リール編

鯛カブラ タックルの部リール編


鯛カブラを1日通してやるのなら、どんなものが良いでしょうか?
そりゃ軽い方が良いですよ。
軽いというのはそれだけで重要なファクターになりますね。


"軽い=疲れにくい=集中力が持続する=釣果に結びつく" だと私は信じておりますよ。


そして手のひらにすっぽりと収まるような小型のもの。
私の好みはロープロファイル。
全高の低いものですね。
ロッドにセットして、パーミングした際にすっぽり収まるもの。
これもラクに釣りが出来るものです。


"ラクにもてる=疲れにくい=集中力が持続する=釣果に結びつく" だと私は信じておりますよ。


続いてドラグ性能。
これは良いに越したことはございません。
力的には4〜5kg程度有れば十分。
ドラグずるずるでやる釣りですのでね、
大きなパワーよりは繊細に調整できるものが良いようですよ。


鯛カブラ釣りは出来るだけ真鯛に違和感を与えずフックアップする(してもらう?)。
これが重要だと考えておりましてね。
海底付近でカブラのフックをくわえた鯛が、
遠慮無く「ハムハム」してくれるように、
出来るだけ違和感を与えたくないんですよね。


そしてファイトに持ち込んだときでも、まともにドラグがちがちで勝負すると、
そりゃぁおもしろい・・、もとい、フックは何付けてても伸ばされますよ。
つまり、バレておしまい。
こりゃ悲しいですよね。
この辺りは去年思いっきりたくさん経験済みなので、
間違いございませんはずでございます。


めでたく真鯛が掛かったなら、基本的に好きなだけ走り回ってもらって大丈夫。
根に潜るなんてそうそう無いですよ。
そして、ちょっとずつ真鯛との間合いを詰めるとき、
ドラグを"カチ・カチッ"と閉めていきます。
この辺りの繊細な力加減に応えてくれるドラグが大事ですよ。
掛けた真鯛を確実に捕るためには重要でございます。


次にキャスティングですね。
これは、やる人、やらない人、分かれるところだと思います。
キャスティングをするならそれを視野に入れたリールを選びましょう。


で、鯛カブラ用のリールを選ぶときには、もひとつ大事なことが。
実際に手にとって、すべてのブレーキをゆるゆるにして、
クラッチを切ります。
そしてスプールを指で思いっきり回します。
指で弾くように思いっきり回しましょう。
このとき、どれだけ回っているかが超重要でございます。


すぐに止まってしまうものはダメですからね。


その理由は、鯛カブラは何度も何度も、それこそ1日中底取りを繰り返します。
底取りがこの釣りの命と言っても過言ではございません。
この命に関わる部分がスプールの回転力なのですよ。
軽く、それこそいつまでも回っているようなものが好ましいです。
同じモデルでも個体によってこの回転は変わりますので、
出来ればしつこいくらいのチェックをおすすめしますね。


で、潮が緩いとか一定方向とかの場合は、どんなリールでも解りますけど、
状況がちょっと厳しいとかになったときに差がでます。
潮が速くなると底取りが難しくなるんですよね。
つまり、底がわからないと簡単に根掛かり=カブラを多数失うことになります。


軽く回ると言うことはそれだけ底取りをする回数も増えますので、
真鯛に出会うチャンスも多くなるって事ですね。


なのでこの軽く回るスプールはめちゃくちゃ大事、
これ、キモですよ。


安いリールなんかでもやたらと軽く回るものがたまにありますので、
そいつは"アタリ"リールやもしれませんぞ!


実例を挙げますと、某ICVはブレーキ全部緩めても堅い。
なのでおすすめできませんよ。
某釣り具メーカーの安いベイトでも軽い、ってのが存在しますよ。


なんじゃかんじゃ申しましたが、
じゃぁあんた何使ってんの?と言いますと、
今はこれ。
DAIWA TD ZILLION PE SPECIAL です。
キャスティングでもバーチカルでもどっちでも来い!なリールですよ。
ハイスピードレベルワインドのおかげで、
サミングさえしていればトラブルもこの釣りではまず無いですよ。
ドラグ性能も満足できるし小型のボディと相まって操作もしやすいですね。
お気に入りの1台ですよ。


RYOGA もいいんですが、あのカッコが嫌い。
パーミングもしにくいし、なので却下。
あ、これは個人の趣味ですからね、鯛カブラには良いリールなのは言うまでもございませんよ。
とか言いながらC1012PE-HWには興味があったりして。^^;


DAIWA Z も気になるリールでしたが、ちょっとでかい。
来年1000番が出ることを期待しましょうかね。




以上、2010前半 リール編でございました。


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鯛カブラ タックルの部ロッド編 其の弐

さて、このロッド 実釣では驚きのスタートを切りましたよ。
この頃、相も変わらずバラシの連続で悩みの日々だったんですが、
紅蓮鯛のデビューはそら恐ろしい結果になりました。
もちろん うれしいほうですよ。


なんとキャスティングする度に鯛が乗ってくるんですよ。
それもゴーマルアップが連発。
あまりの釣果にビビってしまいましたよ。
3連続で良型をゲットして「さすがにもう来ないだろう」と思った矢先、
4発目もきたんですよ。
あまりに釣れすぎて気持ち悪くなって思わずバラしたんです。
これ、自分からバラしたんですよ。
信じられんでしょ?
ホントに不気味というか、気持ち悪、ってなったんですよ。
あとにも先にもこんな事はこれっきり。
そのあとは気持ちを取り直してまた釣っちゃいました。^^


なんせ華々しいデビューでしたよ。
その時は風の影響で早上がりしましたが、
釣果は十分、こんな感じでしたよ。



すっかり気に入ってね、そりゃそうだ。
しばらくそれ以外は使いませんでした。


しかし使っていれば不満が出てくるもの。
これ6'3ftなんですが、もう少し長さが欲しいな、って。
穂先がさらに敏感ならもっと良いんじゃないのかな?って。


穂先が柔らかい竿なら持ってますよ、メバルロッド。
月下美人 インフィート INF 79-S こいつで試してみましたよ。
そしたらね、いろんな事が解ってきましたよ。
なんでメバルロッドで試したかっていうとね、
その時チャリコクラスがめちゃくちゃあたってきたんですよ。
でも鯛カブラ用のロッドではどれも弾いてしまっていたんですね。
なので「ティップがもっとやわらかけりゃ乗るんじゃないの?」って。
それで試してみたら大正解。
良く乗りました。
そして、このときドラグのセッティングも大まかな方向を見つけました。
ドラグセッティングについては実釣編でね。


それでまたロッド探しですよ。
「ティップはべたべたに柔らかくバットには程よい堅さが有ればいい。」
釣具屋さんであれやこれや探しましてね、
近いものを発見。


alfa tackle ALBATROSS FulaFula。


これの180MLが店頭にあったんですよ。
それで「もう少し長めで柔らかいのない?」って聞いたら、
210Lってのが有るそうで、ただ在庫切れの入荷待ち。
思いっきり待ちましたが、今のメインロッドになっていますよ。


難点はズバリ「やすっぽすぎ」です。
それでも今年の"バラシ無し"で重責を担っておりますので立派なもんでしょ?


今は同じロッドは手に入らないようですので、
これから「ロッド探すぜ!」って方に、
さきちゃん的におすすめは、
"穂先はグラスで柔らかいもの。"
バットパワーはそこそこ有ればいいです。
あとはセッティングで大鯛上がりますからご安心くだされ。


以上、2010前半 ロッド編でございました。


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鯛カブラ タックルの部ロッド編 其の壱


鯛カブラ タックルの部ロッド編


鯛カブラ、バラシ対策 検証中!シリーズのスタートでございます。


ロッドを検証してみましょうか。
※ここからは、さきちゃんが実際に経験した内容を感じたままに書き殴りますので、殴り内容に文句のある方は読まないでね。^^;よろしくです。




さて、鯛カブラを始めてから早5年目でございます。
これまでなにからなにまで試行錯誤。


手持ちの竿は長いものから短いものまで一通り試しましてね。
結局エサ釣り用のもので出来ないこともないけれど、決して有利ではない。
これは、ひとつの答えです。


次にジギングロッドですが、基本堅すぎて、鯛の細かな魚信を弾いてしまう。
なので さきちゃん的には、だめでしょう。


やっぱりその釣りにあったロッドが欲しいところですよね。
ジギングロッドとエサ釣り用では穂先の柔らかい分、
エサ釣り用に部があるように思います。
ただし、短い方が良いです。
たまに「やわらかいのがいいなら、磯竿!」なんて御仁もおられますが、
魚信がダル過ぎるのでおすすめできませんよ。
なんせかっこ悪すぎですからね。




次にやっと気に入ったロッドに出会いました。
ショップオリジナルらしいですが、ロッソという竿。
なんでも、とあるメーカーのお高いロッドを模して廉価に再現したそうな。
グッドアイデアでございます。
これは相当に面白かったんですが、使っていくうちに不満が出てきました。
「ティップがちょっと堅い」です。


この頃からひとつの指標が出てきました。
ティップはグラスでバットはパワーがあるカーボンタイプ。
ハイブリッドタイプって言うんでしょうか?
その方向が良さそうなもんで、いろいろと探してみましたけど、
早々見つかるもんではありませんね、そんな変なロッド。
負けじっと、Webで一生懸命探して見つけたのがこれですよ。


紅蓮鯛


ネーミングのセンスは疑いますけど、イメージにそうとう近いロッドでした。
なので即発注。
手に取ることもせず購入したロッドは初めてでしたね。
手にした印象は、穂先は十分に柔らかく、バットは大鯛のパワーと重量に十分なもの。
なかなかに考えられたロッドですよ。
途中違う素材で継いでいたり、パワーを出すためにガイドの向きを変えていたり。
まぁ、今時の大手メーカーでは製品化しないアイデアそのままのロッド。
こう言うの好きですよ。
とっても試行錯誤の跡が見えてどうしたいかが伝わるので解りやすいですよ。


おっと、自主規制行数でございますよ。
次回、「実釣では驚きのスタート」
つづく。


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鯛カブラ、バラシ対策 検証中!其の弐


また無茶な。
鯛カブラはバラしてナンボ!
その中で捕れる鯛を捕る的なもんでしょ?
きっとこれが王道。
鯛カブラ、特にキャスティングではこの傾向が強いですよね?


でもそれでは面白くない。
工夫して何とかしたよね?っと。


それに「バラさんぞ」は大鯛のみならず、
カブラにアタックしてくる鯛全部が対象ですからね。
小さいのから大きいのまで全部。
よくばりですか?いえいえ釣り人の本心です。^^


なのでここから考えましょうね。
去年のやり方があまりにもバラシ過ぎだったので、
じゃぁその逆はひとつ正解でしょうね。


では、去年を「失敗の年」として今年の対策を考えますよ。
じゃぁ、どんな対策なのか?


まずは道具と、釣り方を考えてみましたよ。
手元から見直しますか?
ロッド、リール、PEライン、リーダー、カブラ。
カブラを細かくすると、
スカート、ネクタイ、アシストライン、フック


なんかたくさんいろんなところを見直せそうですよね。
これって大事ですよ。
釣りにはきっと大事ですし これが釣りの楽しみ。
考えたことを実践して、良い釣果になって返ってくると、
最高にハピハピですよね。


おぉ、ええ感じや、ブログネタが出来てしまいましたね。← これが本音か!


釣りが出来なかったときの話題にしましょうね。← ネタ切れの話題か!


細かいつっこみはこの際無視しますよ。^^;
ロングラン不定期企画ですが、
”今年から鯛カブラ始めるぜ!”って方には有益な情報になるはずですよ。


なんせ、今年フックアップした鯛、
1枚のバラシもございません。


興味のある方は Don't miss it!


あ、タイトルは「鯛カブラ **の部**編」の予定ですから。
それと、カテゴリもそのまま作りましたんで、併せてご利用くださいませ。



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