2020年12月13日
2020年12月の投資信託運用状況報告
毎週日曜日7時の取引・運用状況報告コーナーです〜
今週は投資信託の運用状況についてお届けします〜
それでは早速、行ってみましょう
先週金曜日時点での各ファンドの評価損益
先月と比較して、地域(米国、先進国、新興国)を問わず株式ファンドの評価額が増大したことで、ポートフォリオ全体の含み益も20万円近くプラスになりました
ただし、気をつけなければならないことは、あくまでこれは評価益であって、確定益ではないということです
11月は、全世界的な株高の流れとなり、その流れに乗る形で株式ファンドが全体的に上昇しましたが、やや過熱感も否めない状況であるので、来月くらいには少し落ち着いて評価益も下がることでしょう
しかしながら、投資信託の積立においては、そのような短期的な評価損益の騰落はあまり意味がないので、値動きに一喜一憂することなく、これからも淡々と機械的に積み立てを続けていこうと思います
もう一つ、今回の評価損益状況で特筆すべき点としては、株式ファンドの評価損益率順において、新興国がトップ、米国がワーストという今までの流れの全く逆になっているということです
先月の『2020年11月の投資信託運用状況報告』の記事の中でも、「これからアメリカ株式が軟調傾向になり、その資金が他地域に流れていくことが予想される」と述べましたが、早速そのような展開になっているようです
現時点において、アメリカは世界経済の中心であることには間違いはなく、急減速することはないでしょうが、アメリカ一本足打法を採用されている方の場合、軸足を少しづつ他にもシフトして行った方が良いかもしれませんね
今回の積立額
先週金曜日の評価損益を基に、明日以下の通り各ファンドの売買注文を発注予定です
(売買発注額の基準は、ファンドの積み立て方法の一つであるバリュー平均法における『経過月数×10万円』により算出しています。)
先進国債券:75,000円購入
先進国株式:9,000円購入
米国S&P500:36,000円購入
新興国株式:今月は売買なし(新興国株式は奇数月のみの積立にしています)
先進国リート:88,000円購入
ちなみに、バリュー平均法の詳細については美山アイカさんのブログ記事『【バリュー平均法】と【ドルコスト平均法】どっちが積み立て投資に向いている?』をご覧ください。一応、私のブログ内でも『ドルコスト平均法とバリュー平均法とは?』という記事でバリュー平均法について説明していますが、美山さんの記事の方が多分分かりやすいと思います
最後に
今回が投資信託運用報告の2020年最後の記事となります
2020年は、コロナショックという歴史的な暴落相場から、全世界的な株高の流れへと進んでいくという、なんともジェットコースター感満点の相場だったのではないかと思います
そんな中でもバリュー平均法という積立手法によって機械的に積み立てていくことで、ある程度の利益を出すことが出来たと自負しています
(ただし今年は、たまたま発生した後半の上げ相場の影響が大きく、平均リターンが年率9%弱と期待値である5%前後と比べてかなりアウトパフォームしています。来年以降は、おそらく期待値付近のパフォーマンスまで評価益は抑えられると思われます。)
この手法は、特別な知識や経験を必要とせず、投資初心者でもできる方法なので、是非少額から始めてみてはいかがでしょうか
(SBI証券の場合、毎月100円の積立から行うことが出来ます。)
2021年が一体どのような相場になるのかは分かりませんが、投資信託においては長期的な成長を期待して一歩一歩着実に足場を固めていきたいですね
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