2020年12月08日
環境・デジタル投資が重視される社会の中で。
今回は、日経記事『首相、脱炭素支援へ2兆円基金 デジタル化には1兆円』について取り上げてみようと思います
記事の概要としては、今後の追加経済対策として、環境分野、デジタル分野により重点を置いて投資を行っていくことが菅首相から表明されたというものになります
(この他にも無利子融資の継続や高齢者医療負担拡大、携帯料金改革等についても触れられましたが、今回は、先述の追加経済対策についてのみ触れていこうと思います。)
今回の会見にて、新型コロナウィルスの感染再拡大で必要とされる追加経済対策に対し、投資を行っていく方向性が明確化された形ですね
具体的には、環境分野では、脱炭素を推進する企業の支援のために2兆円の基金を設立し、電気自動車の導入や水素を新たな燃料とする動きを加速させる方針です。
デジタル化には、1兆円の資金を投じ、5Gに続く6Gにおいて世界にリードできるよう政府主導で進めていく意思を示した他、行政のデジタル化、マイナンバーカードの普及にも力を入れていく方針となっています。
環境対策、デジタル化推進は菅内閣発足当時から注力する方針が、ちらほらと出ていましたが、今回の会見で予算の確保の面なども含めてさらにその色が濃くなった印象ですね
環境対策については、今までは、どこか綺麗事のように感じて「結局消費者は安いものを買う(使う)のだから、高くて環境に良いものなど開発しても無駄」というのが企業の本音だったのではないかと思います
それが、今回欧米だけでなく日本も本腰を入れて環境対策に走り始めたということは、今後の環境対応製品・サービスへの流れが大きく変わる可能性があるのではないかと考えます
実際、私が今年購入した、太陽光発電工事を行うウエストホールディングス(コード:1407)などは、かなりの上げ幅を示しており、菅政権下における環境投資への期待感が表れているのではないかと思います
(ちなみにウエストホールディングスは、現在ちょっと上げすぎな感じも否めませんので、今から入るのはお勧めしません)
環境、デジタル関係で出遅れている銘柄も、まだまだあると思うので、それを今のうちに拾っていきたいですね
(先日の『アフターコロナの世界を牽引する新型半導体』ご紹介したタムラ製作所も、まだまだ出遅れている銘柄のような気がしています)
<お知らせ>
12/10、12/12は更新をお休みします。
(北陸方面に旅行に行きますので、その時の様子は、また『コスパ重視の格安旅行のススメ』でご紹介できればと思います)
ちなみに来週12/19は、特に外出予定があるわけではないのですが、記事の執筆が間に合わなくてお休みするかもしれません
(最近は記事の執筆が全然追いついていない状況です)
このブログを応援していただける方は、下の「金融・投資人気ブログランキング」バナーをクリックしてもらえると嬉しいです
金融・投資ランキング
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10390193
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック