2020年08月10日
2020/8/10〜8/14の週間米ドル/円為替予想
月曜朝7時の週間米ドル/円為替予想コーナーです
早速、先週の結果の振り返りから行きましょう
先週は、回帰トレンドや長期移動平均線が示す、下落トレンドを参考にし、106.0円に売注文、104.3円に利益確定の指値注文、106.4円に損切の逆指値注文という形で注文を入れました。
(詳細は『2020/8/3〜8/7の週間米ドル/円為替予想』もご覧ください。)
結果としては、月曜の朝一に一気に106.434円まで上がり、売注文と逆指値の発動が一瞬にして起こり、-4,000円の損失にて、先週の取引は早々に終了してしまいました
その後も、106.472円まで瞬間的に上昇をしていましたので、おそらくヘッジファンドなどの機関投資家がストップ狩りをかけたのではないかと思われます
ちなみにストップ狩りとは、ストップロス注文(損切りの逆指値注文)が多いと思われるレートまで、大量に資金を投入することで意図的に為替を動かし、他の人のストップロスを大量発動させた後、再び最初の注文と逆の注文を入れることで、ストップロスが発動したことで動いたレート差分の利益を得るという、機関投資家がよくやる少々姑息な方法のことです
(ストップロスについては『ストップロスとは?』についてもご覧下さい。)
そのような相場では、まともな取引が出来ませんので、早々に取引を終えたことは、結果としては良かったかもしれません
その後の値動きとしては、105.302円まで下げた後、再び上昇に転じ、105.957円にて先週の市場が終わりました。
全体としては、下げ傾向であったかとは思いますが、ストップ狩りがあったので深入りしてはいけない相場でしたね
それでは、先週の振り返りはこれまでにして、今週の予想に行ってみましょう
上記は2020/8/8時点での米ドル/円の4時間足チャートで、移動平均線(実線)は24時間(緑)、120時間(赤)、600時間(青)の平均で引いており、回帰トレンド(破線)は直近600時間の回帰トレンド(緑)、 ±1σ(赤)、 ±2σ(青)で引いています。
(移動平均線の詳細については『移動平均線の使い方』、回帰トレンドの詳細については『チャート分析に役立つ3つのラインの引き方』も合わせてご覧ください。)
先週と同じく、回帰トレンド、長期移動平均線が下落トレンド、中期移動平均線が中立、短期移動平均線が上昇トレンドを示しているような状況です
ここには記載しませんが日足チャートの方でもやはり長期的な下落トレンドが見て取れましたので、今回も売注文から入る形で進めたいと思います
売注文のポイントは回帰トレンド+2σ付近の106.15円に指値注文を入れます。
損切りのポイントは、先週ストップ狩りの傾向がみられましたので、あまり遠いところに置かず長期移動平均線付近の106.4円に逆指値注文を入れようと思います。
利益確定のポイントについては、今週はうまくいけば利益幅がかなり予想されますので、指値注文での利益確定はしません
代わりに『トレール注文とは?』の記事でご紹介したトレール注文を入れる形で進めようと思います
具体的には、105.8円を下回ったタイミングで逆指値106.0円、トレール幅0.2円での注文を入れようと思います
さてさて、今回はトレール注文についての説明記事を作成した記念ではありませんが、このコーナーで初めてトレール注文の利用をしてみましたので、うまく発動してくれるといいなと思います
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