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2024年09月05日

人類のゆくえ


現在人類は80億人生存しているらしく、今世紀中に100億人に達するであろうと言われている。
ǸHKフロンティア【人類繁栄の秘密】と題し、興味深い内容を放送していた。

人類は如何に今日の繁栄に至ったかを「個人の家畜化」と言う言葉で難しい説明をしていた。
犬や猿など動物で実証実験していた。
各種の実験で記憶に残ったのはぎんぎつねと言う、人間になれない攻撃的な獣の実験であった。
ある実験棟に飼われているぎんぎつねの檻に近寄ると、金網越しに歯をむき出し飛び掛かってくる将に野獣丸出しで、見ていても怖い感じがした。
次に別の実験棟に向かって進むと、ガチャガチャと音をたてる一団がいた。
彼等は檻の中で飛び跳ね、甘えてかまってくれと狂喜乱舞ではないが可愛い程であった。
中の一匹をだすと、甘えてペットそのもので、先程のグループとは段違い。

これが「個人の家畜化」であるという証明であり、これを以てして繁栄していくのだと、つまり最初に人に近寄る種を選び子孫を作らせ、その中からより人になつく種を選び子孫を作ると言う行為を繰り返すと5世代あたりからミミは垂れ下がり、しっぽは上に上げる犬の様になるとの事であった。
犬は人間に対し家畜化をとった事により繁栄し、今日の地位を確立したが、オオカミは家畜化行為をとらなかったから絶滅危惧種に迄なったとの事。

もの凄い学者がいるものだと思い、テレビを見させてもらったが、現在80億人だが100万年前は98,130人程の人類が超氷河期を迎えた頃の95万年前には1280人にまで減ってしまったと。
生き残った祖先は環境に適応するのに11万年を要したそうだ。

そして次のコーナーではアメリカの生態学者が非常に興味ある実験結果を紹介してくれたが、これは恐ろしい結果であり、人類もこうなり得るのではないかと一抹の不安を・・・。
その実験とは、オスメス4匹ずつのネズミに好きなだけ水と餌を与えるとどういう結果になるかと言うもの。
・104日目で8匹
・315日目で620匹
・560日目で2200匹
その後は増えるどころか徐々に減っていき
・1780日目で【0】、つまり滅亡であった。
何度も同じように実験しても【0】になったそうである。

560日2200匹あたりから、力の強いグループと弱いグループに分かれ、弱いグループは狭い処に追いやられ窮屈に暮らし、強いグループは広くノビノビ暮らし始めるも、その内さらに強い暴力的なネズミが現れ他を攻撃し始め、傷を負うものが多く出始め、メスたちは子ネズミの飼育放棄を始めたとの事。
その結果、子ネズミたちは繁殖行為はとらず毛繕いするばかりであったと。
よって、滅亡への道へと。

又、チンパンジーのグループ行動を検証。
餌が豊かなグループと餌の少ないグループの群れの在り方を実際研究していたのである。
えさの豊かなグループは、餌を奪い合う必要はなく互いに優しくなりオスはメスや子ザルたちに優しい相手を思いやるグループの姿を見せていた。
川を隔てたもう一団のグループは餌が余りない事からより餌をとる為、暴力的になりボス争いが激化して暴力社会を形成していた。
この二つのグループを見てゆくと、優しいグループはメスに優しく子供をかわいがるオスたちが仲良く暮らし、この一団のチンパンジーは離れチンパンジーが来ると自分の餌を与えると言う行為を示し、先のグループとは対照的であった。

互いに助け合うと言う行為を取得した人類だからこそ今日の繁栄に結びついたと言いたかったのか。
ならば何故同胞を殺すのか。
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