2017年04月03日
富裕国があっという間に破綻国へ
松島修さんの載せた記事でなるほど。と思う記事がありましたのでシェアさせていただきます。
マネーリテラシー積まないといけないですね。
■富裕国があっという間に破綻国に
ナウル共和国という国があります。
太平洋にある、バチカン市国、モナコ公国に次ぎ、世界で3番目に小さい国であり
島国としては世界最小です。
国土面積は、21平方キロメートルで、東京都の約1/10。
人口は1万人程度しかいません。
この小さな国が、1980年代には一人あたりのGDPでは世界でトップレベルの裕福な国でした。
1980年代の国民1人あたりGDPは
日本が約1万ドル
米国が約1万4千ドルだった時
ナウル共和国は2万ドルでした。
税金はかからず、
国からお金が支給(ベーシックインカム)
電気・病院など公共サービスは無料
結婚すると国が新居を与えてくれます。
個人住宅の片付けや掃除のため国が家政婦をやとってくれる。
働かなくても、国からお金が支給され、それだけで暮らすことができたのです。
これを聞いて、そのような国に住みたいと憧れた人も少なくないと思います。
この国が裕福になった理由は、この島国がリン鉱石で形成されていたからです。
国全体が、アホウドリなど海鳥の糞が堆積され、良質なリン鉱石となり
リン鉱石は化学肥料の原料となるため高値で輸出できたのです。
当初、漁業で自給自足の生活をしていた彼らは
リン鉱石を元に1968年に独立国家となりました。
リン鉱石の採掘作業を行うのは海外からの労働者達であり、
お店を営むのも外国人となり、
国民は働くことを忘れ、
国から支給されるお金を消費するだけの生活になりました。
価値を生み出すのはなく、消費するだけの生活です。
仕事をするという概念すら無くなっていきました。
しかし、無計画に島全体を掘って掘って掘りまくったゆえ
美味しい話は続かず、どんどん衰退していったのです。
最盛期には年間200万トンの鉱石を輸出していたナウルも資源の枯渇が進み、
2002年時点で数万トン、
2004年時点で数千トン規模にまで採掘量は減少。
かつては森で覆われていた地表は、灰色の大地になってしまいました。
世界トップクラクラスの裕福だった国が、あっという間に破綻してしまったのです。
唯一あった銀行(国立銀行)は破綻
預金の引き出しも出来なくなってしまいました。
ナウル大統領官邸は国民の暴動により焼失。
海外と繋がっていた電話回線が不通になり、国全体が音信不通になってしまったそうです。
働いて稼ぐ必要がなかったことから、
彼らは、働くことや、働く意味が分からないので
仕事をしません。
失業率は9割、残りの1割の95%が公務員。
働くとはどういうことかから教育が必要になりました。
政府も無策だったわけではなく、
海外(オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ)の
不動産(ホテル・マンション)買いまくりました。
リン鉱石から不動産に換えたものの、
保有していた不動産も売却して食いつなぐことになってしまいました。
また、財務大臣でさえ金融知識がほとんどない素人だったゆえ、
怪しげな案件によって投資する時点で多くの資金が消えてしまったようです。
そこで、タックスヘイブンを目指そうとしたものの、貧すれば鈍す、
国が犯罪を助長するようなマネーロンダリングや不法パスポート発行などをしたことから
犯罪支援国となり信用も失墜してしました。
国は破綻、国民も破綻、失業者だらけです。
犯罪も増加。
世界で有数の富裕国が、あっという間に、破綻国になってしまいました。
ここから学ぶことが沢山あります。
・お金は大切ですが、お金があれば幸せになるわけではない
・人はすぐに堕落する(奴隷マインドになりやすい)
・計画性が大事(王は計画的)
・投資するにも知恵を使う必要がある(王は知恵を使う)
・仕事には尊い価値がある(王の価値観)
仕事とは
「使命を達成するチームとして、自分の役割を全うすること」
と定義できます。
そして、仕事は使命であり、
「世の中を良い方向に永続的に変革すること」
です。
ビジネス・投資・トレードや、その他全ての分野で成功するためには
使命を知り
使命に進み
王様マインドを身に付けることが大切です。
世の中の考え方は、奴隷マインドが主流になってしまっているので
王様マインドをしっかり身に付ける必要があります。
マネーリテラシー積まないといけないですね。
■富裕国があっという間に破綻国に
ナウル共和国という国があります。
太平洋にある、バチカン市国、モナコ公国に次ぎ、世界で3番目に小さい国であり
島国としては世界最小です。
国土面積は、21平方キロメートルで、東京都の約1/10。
人口は1万人程度しかいません。
この小さな国が、1980年代には一人あたりのGDPでは世界でトップレベルの裕福な国でした。
1980年代の国民1人あたりGDPは
日本が約1万ドル
米国が約1万4千ドルだった時
ナウル共和国は2万ドルでした。
税金はかからず、
国からお金が支給(ベーシックインカム)
電気・病院など公共サービスは無料
結婚すると国が新居を与えてくれます。
個人住宅の片付けや掃除のため国が家政婦をやとってくれる。
働かなくても、国からお金が支給され、それだけで暮らすことができたのです。
これを聞いて、そのような国に住みたいと憧れた人も少なくないと思います。
この国が裕福になった理由は、この島国がリン鉱石で形成されていたからです。
国全体が、アホウドリなど海鳥の糞が堆積され、良質なリン鉱石となり
リン鉱石は化学肥料の原料となるため高値で輸出できたのです。
当初、漁業で自給自足の生活をしていた彼らは
リン鉱石を元に1968年に独立国家となりました。
リン鉱石の採掘作業を行うのは海外からの労働者達であり、
お店を営むのも外国人となり、
国民は働くことを忘れ、
国から支給されるお金を消費するだけの生活になりました。
価値を生み出すのはなく、消費するだけの生活です。
仕事をするという概念すら無くなっていきました。
しかし、無計画に島全体を掘って掘って掘りまくったゆえ
美味しい話は続かず、どんどん衰退していったのです。
最盛期には年間200万トンの鉱石を輸出していたナウルも資源の枯渇が進み、
2002年時点で数万トン、
2004年時点で数千トン規模にまで採掘量は減少。
かつては森で覆われていた地表は、灰色の大地になってしまいました。
世界トップクラクラスの裕福だった国が、あっという間に破綻してしまったのです。
唯一あった銀行(国立銀行)は破綻
預金の引き出しも出来なくなってしまいました。
ナウル大統領官邸は国民の暴動により焼失。
海外と繋がっていた電話回線が不通になり、国全体が音信不通になってしまったそうです。
働いて稼ぐ必要がなかったことから、
彼らは、働くことや、働く意味が分からないので
仕事をしません。
失業率は9割、残りの1割の95%が公務員。
働くとはどういうことかから教育が必要になりました。
政府も無策だったわけではなく、
海外(オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ)の
不動産(ホテル・マンション)買いまくりました。
リン鉱石から不動産に換えたものの、
保有していた不動産も売却して食いつなぐことになってしまいました。
また、財務大臣でさえ金融知識がほとんどない素人だったゆえ、
怪しげな案件によって投資する時点で多くの資金が消えてしまったようです。
そこで、タックスヘイブンを目指そうとしたものの、貧すれば鈍す、
国が犯罪を助長するようなマネーロンダリングや不法パスポート発行などをしたことから
犯罪支援国となり信用も失墜してしました。
国は破綻、国民も破綻、失業者だらけです。
犯罪も増加。
世界で有数の富裕国が、あっという間に、破綻国になってしまいました。
ここから学ぶことが沢山あります。
・お金は大切ですが、お金があれば幸せになるわけではない
・人はすぐに堕落する(奴隷マインドになりやすい)
・計画性が大事(王は計画的)
・投資するにも知恵を使う必要がある(王は知恵を使う)
・仕事には尊い価値がある(王の価値観)
仕事とは
「使命を達成するチームとして、自分の役割を全うすること」
と定義できます。
そして、仕事は使命であり、
「世の中を良い方向に永続的に変革すること」
です。
ビジネス・投資・トレードや、その他全ての分野で成功するためには
使命を知り
使命に進み
王様マインドを身に付けることが大切です。
世の中の考え方は、奴隷マインドが主流になってしまっているので
王様マインドをしっかり身に付ける必要があります。
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