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2020年04月23日

通販だって人が運ぶんですから、、、

新型コロナの感染拡大が止まりません。おうち時間?を過ごすと言っても日用品は補充が必要。


あっという間にネット通販の需要が盛り上がるのは予測がつく話。


ですが、そこまでで終わってはいけないですよね。食料品や日用品の配送において、問題が起きています。


以前からトラックや配達員は不足気味である事はご存じだと思いますが、働き方改革もあり長時間労働も是正されてきたところで完全に人手不足に陥っています。


さらに今回は、配達時の感染防止も課題となれば、各社は対応に追われるは間違いないですね。


ある運送会社(東京都)の物流センターでは、1日1200〜1500箱程度だった配送量が、4月以降、最大4000箱と2倍以上に増えたそうです。別の拠点などからトラック約10台を融通してもらい対応しているとの事。


仕事があるという事はありがたいことであるはずが、体力的にギリギリのところまで追いつめられるような量はこなせません。


日用品や食料品の配送需要は、政府が全国の学校への休校要請を決めた2月下旬頃から増え始めたそうです。そして、外出自粛が本格化した4月以降はさらに急伸。


通販サイト大手のアマゾンジャパンは生活必需品や衛生用品を優先的に仕入れ、他の一部商品については物流施設への入荷を制限して対応しているようです。


もう少し中身を見ると、家庭向けの荷物が急増しているのに対して、経済活動の停滞で企業向けの物流は減っています。


どちらも扱う配送大手と言えば、ヤマト運輸や佐川急便ですが、現状は通常体制で対応できていて、小口運送業者らでつくるラストワンマイル協同組合によると、「中小では企業向けが9割減った業者もあり、今後、家庭分野で荷物の奪い合いが生じる可能性もある」とのコメントもありました。


そして問題となるのは、感染予防対策です。


配達員が新型コロナに感染したケースもあり、感染防止は非常に重要です。潜伏期間2週間の内に各家庭を回って歩いている、、、もしくはどこかで感染をして広げてしまう。。。。そんな事は考えたくありませんが、安心できる物流をお互いに達成したいですよね。


アマゾンでは3月から30都道府県の一部地域で、指定がなければ不在でも玄関先や車庫など要望の場所に荷物を置く「置き配」を実施しています。


ヤマト運輸や佐川急便は、インターホン越しに配達員に置き場所を伝えれば、対面せずに荷物を受け取れるようにしています。


なんかこれも闇を作りそうな気配もありますが、仕方ない事ですかね。受け取りボックスを設置するスペースやコストも考えれば、単純な置き配がいいんですかね。


盗難なども気をつけたいスタイルですが、状況に合わせた変化が日々繰り返されています。
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