2018年04月21日
岩手県における「強制不妊手術」とは?
これほど強烈な事実・・・知りたくなかった。
もちろん日本の話。旧優生保護法(1948〜96年)下で、障害者らへの強制不妊手術が繰り返されていた問題。
岩手県内では1950〜62年の間に少なくとも362人が、本人の同意がないままに、強制的に不妊手術を受けていたことが判明しました。
県庁所在地の盛岡市、県立図書館所蔵の「県衛生年報」に記載されていたのです。
国の資料によると、岩手県で強制手術を受けたのはこれまで284人とされていたのですが、さらに多くの手術が行われていたことになります。
衛生年報は50年分から現存しており、遺伝性疾患などを持つ患者に対して、手術の適否を審査する優生保護審査会が決定した件数と、手術を受けた人数が記載されていました。
件数は50〜62年の13年間の年報に記載。53年は14件の審査が記されていたのですが、手術を受けた人数は不明でした。
手術を受けたとみられる人数は、50年の2人から徐々に増加し、59年は統計上最多の60人となり、その後減少していきました。
63年から同法が改定される96年までは、審査や強制手術の件数に関する記載は無くなっています。
人権どころじゃない、現在では考えられない法律。そんな印象。でも、当時はそうせざるを得ないと判断したから「法」として決まったんでしょう。
もちろん日本の話。旧優生保護法(1948〜96年)下で、障害者らへの強制不妊手術が繰り返されていた問題。
岩手県内では1950〜62年の間に少なくとも362人が、本人の同意がないままに、強制的に不妊手術を受けていたことが判明しました。
県庁所在地の盛岡市、県立図書館所蔵の「県衛生年報」に記載されていたのです。
国の資料によると、岩手県で強制手術を受けたのはこれまで284人とされていたのですが、さらに多くの手術が行われていたことになります。
衛生年報は50年分から現存しており、遺伝性疾患などを持つ患者に対して、手術の適否を審査する優生保護審査会が決定した件数と、手術を受けた人数が記載されていました。
件数は50〜62年の13年間の年報に記載。53年は14件の審査が記されていたのですが、手術を受けた人数は不明でした。
手術を受けたとみられる人数は、50年の2人から徐々に増加し、59年は統計上最多の60人となり、その後減少していきました。
63年から同法が改定される96年までは、審査や強制手術の件数に関する記載は無くなっています。
人権どころじゃない、現在では考えられない法律。そんな印象。でも、当時はそうせざるを得ないと判断したから「法」として決まったんでしょう。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7575800
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック