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「ある人は、十銭をもって一円の十分の一と解釈をし、またある人は、十銭をもって一銭の十倍と解釈する。同じ言葉であって捉え方で高くも低くもなる」・・・夏目漱石

北条早雲が子孫に残された書として有名なのが早雲寺殿二十一カ条という心への書です。
その第一は仏神を信じ申べき事とあります。質素倹約の奨励も出しているほどですのでケチと言えばケチですがトップであって贅沢をしなかったとろは見習うべきだと感じました。

家康や秀吉もこの二十一カ条を参考に武家諸法度を発布したと言われています。
特にその中にはリーダーの条件の３つが光ります。

それは、１つは、上下万民に対して一言半句も虚事を申すべからず。
２つ目は、文武弓馬の道は常なり。記すに及ばず。文を左にし、武を右にするは古の法、兼ねて備へずんば有べからず。　
３つ目が率先垂範です。　

他にも民衆に声に耳を傾けることや機を見る力の大切さを説いたりと一人の偉大なトップになる人は、基礎が違うと感じます。