2013年01月25日
67. 唐沢寿明 ブルースリー・火鍋 「あさイチ」
子どものころからの映画好きで、銀座の映画館で気に入った同じ映画を朝から晩まで見ていたそうです。今の映画館は入れ替え制ですので無理ですね。古き良き時代です。
ハマったのはブルースリーの映画で、その場面をそっくり再現できるくらい見たのですが、あるとき「自分はこの人にはなれないな」としみじみ思ったそうです。
俳優という仕事に興味を持ったのは2時間ドラマに出ていた橋爪功さんの演技がきっかけでした。
なんでも「あまりにも腹が立つ」役を見て立腹していたのですが、ふと「これは演技じゃないか」と思い、「俳優ってすごい!」と感じたらしいのです。
俳優になろう!
「俳優になろう!」と中3のときに制服のまま撮影所を訪れますが、守衛さんに「中学を卒業してからおいで」と言われ、実際に中学を出て再度訪れました。
しかし、中学を出たばかりの少年がすっと俳優になれるほど甘い世界ではありません。
16歳から23歳まで、水商売やら映画の裏方をしながらチャンスをうかがう日々が続くのです。働いていたディスコに寝泊りしていたときもありました。
本人いわく「一番若くて元気なときに不幸だった」。
チャンスが来たのはそれまではいたことのない「チノパンをはく」爽やかな好青年役を演じてからでした。絵に描いたような爽やかな青春スター。ここから内面とのギャップに苦しむことになります。
でも、このギャップこそが唐沢さんの魅力ではないでしょうか?
端正な顔立ちそのままに、中身も見たとおりの、いわゆる好青年だったとしたら演技に深みが感じられず、すぐに飽きられていたのではないでしょうか?
内面のハングリーさを象徴する唐沢さんの目。ドラマの中で共演の俳優と対峙したときに見せる、あの強烈な目力(めぢから)は、ギャップに苦しんだ、その苛立ちや葛藤から来ているのではないかと思うのです。
仕事については「一生懸命やるだけです」と言葉少なげです。作品の掛け持ちはせず、めぐり合った作品に全力でぶつかっていく、まさに役者の王道ですね。
飲みっぷり、食べっぷり
演技も迫力満点ですが、飲み方も豪快です。
食事仲間で病み上がりの宮迫さんがVTRに登場しました。
「お医者さんからやめておくようにと言われたほとんどのことは、唐沢さんとのつきあいでしていることなんです」
朝までがっつり飲み、店を出たら、「ラーメンを食べよう」ということでラーメン屋に行ったそうです。
朝の5時までやっているラーメン屋に5時前に行き、「ぜったいもうやってないですよ」と主張する宮迫さん。非情にもラーメン屋はまだ開いていて、宮迫さんは「なんで開いてんねん」と何度もつぶやいたそうです。シメのラーメンはわかりますが、朝の5時!?
情熱の火鍋
そしてスタジオには、今一番唐沢さんがハマっているという火鍋が出てきました。
「火鍋が好きで、あちこち食べにいったんだけど、ここのが一番うまくて…」
唐沢さんと火鍋…なんというマッチング!あの目力の、今のエネルギー源はこれ?
明日から始まるドラマ「メイド・イン・ジャパン」楽しみです。唐沢さん主演のドラマにハズレなし、ですよね。
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