2014年02月02日
390. 北川景子 セーラームーン・明治大学・カメラ 「A-Studio」
登場するや大変な歓声。
波瑠さんとは「初めまして」と挨拶するものの、実はご縁があるそうで。北川さんが高校時代にモデルをしていた雑誌「SEVENTEEN」の後輩だったのです。
「すれ違いで…」と北川さん。
女優のデビューは「セーラームーン」。大人気アニメの実写版ですね。北川さんはセーラーマーズ役。当時17歳。
「もう10年前です。」と北川さん。「あざだらけになってやってました」「毎日毎日、東映に通って…」「みんな言ってました。『なんで変身しても自分の顔なんだ』と…」
仮面を付けていたら、変身後は別人が演じられますものね。
出身は神戸。「周りが標準語だといいんですけど、1人でも関西人だとつられちゃうので…」
「イモばん」でデビュー
「セーラームーン」のオーディションには、「一芸を披露する時間」があったそうなのです。
踊りのうまい子、歌のうまい子、身体の柔らかい子…。北川さんが得意だったのは「水泳」。これは会場では無理。
家族で特技を「探しまくった」そうです。
「これや!」と見つけたのがサツマイモ。ちょうどその頃、美術の課題で彫刻刀を使っていたので、彫刻刀がありました。インクもあり、お母さんが半紙を持っている…。
イモばん…芋で作ったハンコです。これでオーディションを乗り切ろうと決意しました。
そして、会場。柔軟体操やら発声練習をする人たちを見て、「こら、ちゃうとこ来たな…」。
気づいたのは「何を彫るか決めていない」。…本番。
「芋を持ってきたんで、何か彫りたいと思います」
「何を?」
「何でも彫れますよ」(笑)
「えらい勇気やな!」と鶴瓶さん。(笑)
ざわつく審査員。「お名前、いただいていいですか」と北川さん。そしてプロデューサーの名前を彫ることに。
オーディション会場で正座してイモばんを彫る、若き日の北川景子…。数分間で仕上げました。
「よかったら持って帰ってください」と差し出したそうです。
「『きれいに彫れてるね…』って感じで…」と北川さん。
帰りの新幹線で「落ちたとしたら芋で落ちた…受かったとしたら芋で受かった…」。(笑)
そして合格。「芋のお蔭で今がある」と北川さん。「めっちゃきれいに彫れたんです…。3文字くらいで彫りやすい名前…。『ナイスやな、この人…』って」「芋も少し乾燥して、いい感じで…。神が降りてきた…」
しかし、同時に合格した人と比べて、踊れるわけでもなく、歌えるわけでもない…。一番監督に叱られたそうです。
「泣かないように決めてたんですけど…、泣くまで叱られた」それもいい経験、と北川さん。
明治大学の商学部出身だそうでが、「セーラームーンが明治に入って…」と鶴瓶さん。(笑)
親友の披露宴を撮りまくり
北川さんには2人の親友がいるそうです。仕事もお金もなかった10代からのお付き合いの青山さん(メイク)と鈴木さん(美容師)。仕事がらみで知り合ったのですが、その人柄に魅かれて親友に。今や一緒に旅行に行く間柄で…。
青山さんの結婚式では北川さんがカメラマンとして大活躍したのだとか。
「最前列にいましたから…」「もう全部、めっちゃいい写真撮れました」一眼レフと普通のデジカメの2台を駆使したそうです。「いろいろ使い分けて…」
「とりつかれたように撮ったって…」と鶴瓶さん。300枚くらいの数だそうです。
「あまり肉眼で結婚式見てないかもしれない」(笑)「全部レンズ通して…」
もともと「撮られるのはあまり好きじゃない」「恥ずかしがり屋の男の子みたいな…」性格だそうです。
もう1人の親友、鈴木さんが難病にかかったときは大変心配したそうで、生還したときは抱き合って泣いたのだとか。
「私が明治神宮に行ってお札をもらいに行ったからだと思ってるんですけど」(笑)「すごく通いました…」
新作映画のスタッフは関西系
映画「抱きしめたい-真実の物語-」では錦戸亮さんと共演。
「実話だから演じるほうもちゃんとやらないといけないと、とくに思ったんですけど…」
主演の2人が関西出身なので、2人ともうまく標準語で話せたと思ったら、「すみません。もう一度…」。(笑)
スタッフも関西系が多く、ついつられるのでしょうね。
動物が好きで、猫を飼っている北川さん。
「動物くらいですね…。可愛いと思うのは…」「母性みたいなのがあまりないので…」
確かにサバサバした性格。見た感じは大変美しいんですけれど、中身は、ノリのいい、関西系のオヤジ(失礼)?
魅力いっぱいの北川景子さんでした。
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