2013年11月27日
333. 役所広司 木工・工具・ホームセンター 「笑っていいとも!」
「清須会議」関係の花束がいろいろと届いています。
役所さんは柴田勝家の役だそうです。
「三谷さんから、またヘンな要求があるんですか?」とタモリさん。
「体臭が強い、口臭が強い…。耳毛が生えている…いろんなことやるんです」と役所さん。
「柴田勝家は体臭と口臭が強い、という設定なんですか?」
「そういうイメージでやってくださいと言われました」
「どういうイメージなんですか!」(笑)「どう役に活かすんですか?」
「映画ですからニオイはしないですからね…メイクさんが、メイクはたいてくれるんですが、ぼくの場合、メイクはたかず、油を付けに来て…ほとんどギトギトした状態でやりましたね…」と役所さん。
「そうなの…?」
「あとは脂足…。脂足なので歩いた跡が付いて…」
ここでタモリさんの回想。面倒見ていた「若いヤツ」で脂足かつ足のニオイの強い人がいて、その人がタモリさんの家の階段を上がると、猫がニオイをかぎながら後を付けていったという…。(笑)
それにしても三谷監督からの無理難題(?)を楽しんでいる風情の役所さんです。
木工が趣味
「いつもお招きいただいてありがとうございます」と役所さん、突然のご挨拶。
「いえ、とんでもございません…毎回ていねいなご挨拶をほんとに…」とタモリさん。(笑)「最近、趣味増えたんですか?」
「木工とか、凝ったことあるんです…。ちっこいもの、箱とか。道具が好きなんですよ。ノミとかのこぎりとか…そういうものが好きで…」
「分かります」とタモリさん。
役所さんの友人に木工の仕事をしている人がいるそうです。
「その友だちの工房に行って、教わりながら作ったりするんです」
タモリさん、小学生のころ、隣に家が建つのをずっと見ていたことがあったとか。
「道具の手入れから始まるんです…。カンナのクズが宙に舞うのがいい…」(笑)「それも微妙に調節してやるんでしょうね」
役所さん、カンナを使うと削りすぎて、箱がどんどん小さくなっていくそうです。
「モノによっちゃ、使えないでしょ?」とタモリさん。
「…味なんですよ…。1枚の角材の上を切って蓋にして、後は掘る…掘って」箱を作るのだとか。
「立派な工芸品じゃないですか」とタモリさん。
「時間がかかるんですけどね」
友だちの工房に廃材が落ちていて、それから何ができるか考えるのが好きだそうで…。
様々な道具を所有
役所さん、野良仕事も好きで、水の無い場所に水を引くための「水中ポンプ」を持っているそうです。
「工具品というのは何のために使うのか知らんけど、買いたくなりますね」とタモリさん。
表面を削る「サンダ」の話になると「持ってます」(笑)
さらに「チェーンソーも持ってます」(ええ!という声)
「すごいね…」とタモリさん。
役所さん、仕事で海外に行くと、まずホームセンターを訪れるそうです。
「どこの国のホームセンターが面白いですか?」
「どこも同じですけど…アメリカは大きかったです」
タモリさんが取材した人は、港区で一人で鉄筋コンクリートの家を作ろうとしているのだとか。
「4年で完成する予定が今8年…」(笑)材料はすべてホームセンターで調達できるそうです。恐るべし、ホームセンター…。
なんでも持っている役所さんに、タモリさんがぶつけたのは、
「発電機は持ってないでしょ?」
「持ってないです」
「やった!」と喜ぶタモリさん。(笑)子どもやがな…。
道具に魅かれる気持ち、女性にはどう映るのでしょうか…。でも、女性の中にも倉科カナさんのような人もいるし…。
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