2013年09月07日
257. 尾野真千子 焼肉・カラオケ・甘えるタイプ? 「あさイチ」
現在NHKドラマ「夫婦善哉」に出演中。主役「蝶子」ばりの着物で現れました。
「『夫婦善哉』の宣伝に来ました…宣伝やでえ!」と尾野さん。(笑)
NHKの朝ドラ「カーネーション」で一躍人気者になりましたが、今も「朝ドラが気になる」とのこと。
「カーネーション」以後、映画4本、連続ドラマ4本と大活躍です。
今月、映画「そして父になる」が公開されます。この作品は「カンヌ国際映画賞審査員賞」を受賞。本当にカンヌとは縁のある尾野さんです。
中3のデビュー作「萌の朱雀」が「カメラドール賞(新人監督賞)」受賞。
25歳で出演した「殯(もがり)の森」が「グランプリ」受賞と、「カンヌで受賞したければオノマチを出せ!」という勢いです。
「うちの姉が『いのっちによろしく』って」
「2番目のお姉さんですね」と井ノ原さん。
「よく覚えてくれてて…」と驚く尾野さん。
「さっちゃんは岡田君なんだよね」と井ノ原さんが言うと、さらに驚く尾野さん。
「よく覚えてくれてて…よかったな、お姉ちゃん」とカメラ目線。
「カーネーション以降、ものすごい勢いじゃないですか?」
「ありがたいことですねえ」「顔分かるようになってもらって…尾野真千子だと」
すっかり顔の売れた尾野さんですが、今でもひとりで焼肉屋に行っているそうです。いわゆる「ひとり牛タン」ですね。
「『ひとり牛タン』やってる…まだやってる。この間も大阪で『ひとり焼肉』」
尾野さんのイメージからすると、皆でワイワイ言いながら焼肉、という感じなのですが。
「牛タンは…ひとりで食べたい」というこだわりがあるのだと。
尾野さんが何か言うたびに、スタジオのあちこちで起こる笑い声。
NHKはオノマチさんのホームグラウンドなんですよね。オノマチさんもリラックスして、いい雰囲気。
オノマチは甘えるタイプ?
『夫婦善哉』はダメ男、柳吉を、しっかり者の元芸者、蝶子が支える話。
「最初は共感できなかったけれど、やってるうちに柳吉、というより未來くんを支えなあかん、というように変わってきました」と尾野さん。
「どういうことですか?」と井ノ原さん。
「飲んでくるんですよ、前日。遅くまで…エライ顔になって来るんですよ…ぱんぱんになって…だけどこういう人を支えてあげないとダメやなと思ってしまう」と尾野さん。
「ダメ男にひっかかってしまうパターン…」と有働さん。
オノマチさんも有働さんもダメ男をほっとけなくなるというタイプであることが分かりました。もちろん、その前提はイケメンなんでしょうが…。
「しっかりしてる人がいいけど、なぜかそっち(ダメ男)に行くこともある」と尾野さん。「完璧ってイヤよね…ちょっとダメなほうが」
ここで柳吉役の森山未來さんのインタビュー。
「ただのベッピンじゃないな、と思っています。ベッピンなのに何でこんなにおもしろいんやろな、と」「皆に気を遣っている、現場をちゃんと見ている」
そしてオノマチさんの恋愛時(?)の姿を予想する森山さん。
「想いはすごく熱くて深い人だと思う…(柳吉に対する)あの『ねっとり』はウソじゃないのでは、と思ってしまう」
ここでオノマチさん、顔が真っ赤に。それも首のあたりまで。今の大画面テレビははっきり映します。
すこし落ち着くと「余計なこと言いな!」と叫ぶオノマチさん。そして「そうです。『ねっとり系』です。甘えん坊…」
「どういう人が好み?」と井ノ原さん。
「お父さんみたいな人!」と幼児の声を出すオノマチさん。
「80年代アイドルみたいな…」と井ノ原さん。このあたりのやり取り、漫才です。
その後、話題は尾野さんの泣く演技に。大きく見開いた目から大粒の涙がこぼれる、あの演技です。
手のひらに涙が落ちるシーンで、初めは目薬を使う予定だったそうですが、自然な感じが出ない。
「私、泣きます!」そしてあのシーン。
いきなりその場で泣けるのだとか。プロですねえ。
スタッフからのクレーム
NHK大阪放送局(BK)のスタッフは尾野さんにとって「兄妹、家族みたいな…大阪に帰りたくてしょうがない」存在ですが、そのスタッフからクレームが出ているそうです。
@演出 安達さん
「衣装を着ていないときは、いつも真っ赤なジャージ姿。ひときわ目立っていました。『地元の走り屋』 にしか見えないのでやめてほしい」
「高校のときに来ていたジャージ…皆着ないから分かりやすい。探しやすいように」と尾野さん。
A撮影 武田さん
「スタッフのことを大切にされます。たまに無言で見つめられることがあり、本気で惚れてしまうのでやめてください」
「うそー!そうなってる?」と尾野さん。
「なんでそんなに無言で見つめるんですか?」
「分からへん…コミュニケーション」と尾野さん。
実際には、位置を決めたのに武田カメラマンがじっとしていないから「動かんとき!」という思いで見つめているのだとか。
Bプロデューサー 櫻井さん
「カラオケが好き。でも微妙に選曲が古い。中森明菜を歌いだすと、皆に『風』を要求する。うちわやメニューなどであおぐことを要求する。腕が疲れるのでやめてほしい」
このあと、中森明菜の曲が流れ、歌を要求されると「帰る!」と叫ぶ尾野さんでした。
CTD 大須賀さん ぬいぐるみ事件
「打ち上げのとき、オノマチさんがいないなと思ったら、数時間ずっとななみちゃんのぬいぐるみの中に入って、汗だくになってたのは笑った」
「だって私の名前、なかなか呼んでくれないもの。みんなずっと飲んでた…」と尾野さん。
どのクレームも愛情にあふれているのが分かります。
有働さんから「人たらし」と呼ばれた尾野さん、仕事のたびに身内のファンを増やしているようで…。
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苦しみの日々
今は気心の知れたスタッフと、思う存分仕事に取り組む尾野さんですが、25歳で奈良から上京してからの数年は苦しみの日々だったそうです。
「やる気満々で出てきた…うまくいかず、オーディションでダメ…ボーっとしてしまう」「陸橋で車を見て、『この人ら幸せなんやろな…』5時間正座して、ボーっとしてしまう…」「『あかん!こんなことしてたらあかん』って…」
どんなに苦しくても「実家に帰ろうとは思わなかった」と言う尾野さん、
そして「カーネーション」での成功。
デビュー作で尾野さんのお父さん役だった國村隼さんは、「カーネーション」でも共演しましたが、「やっと出てきた、当然や」と思ったそうです。
尾野さんの夢は「女優になること」だそうですが。
「『職業、女優』とは書きますが、芝居をやっていて違うんですよね、まだまだやな、と思って…」「もっとがんばらなあかん、と思って」
「ずっと『女優になりたい』と思いながらやっていく感じなんですか?」と井ノ原さん。
「でないと『好き』という気持ちが無くなってしまいそうで…ただのお仕事…楽しめない。楽しんでこそ張り合いがある。これからがんばっていこうという気持ちになれるから」
これからの活躍がますます楽しみな「女優」尾野真千子さんでした。
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