2013年06月06日
180. 坂上忍 潔癖症・競艇好き・借金返済 「徹子の部屋」
かつての天才子役の坂上さんですが、「最近では毒舌と潔癖症キャラで有名になって…」。
いきなりの潔癖話…。
潔癖症
「タオル500枚持ってるんですって?」と黒柳さん。
「200枚までは数えたんですが…」
休みの日は5回お風呂に入るという坂上さん。基本的に「家の外は汚いという認識です」ので、「外気に触れるたびに」風呂に入り、その都度3枚のタオルを使うのだとか。
「家の中に誰かを入れないシステムになっている」とのことで、例えばガス屋さんが上り込むと大変です。まず来る前から「一日ユーウツ」で、ガス屋さんが触れたところをしっかり記憶し、帰った後そこを拭く、という感じなのだとか…。
キレイ好きなのに、坂上さんは犬を7匹も飼っています。これはどういうこと?
「あまりにも休みの日に掃除ばかりしているので、自分で自分に疲れてしまって…」「お家を汚してくれる存在を迎え入れようと…」「掃除より命のほうが大事だから(キレイ好きが緩和されるのではないか)と…」でも「しつけが行き届きすぎて、みな汚さなくなって…」
犬はご主人様第1ですからね。本当に汚してほしいのなら、猫を飼うべきでしょう。壁紙などぼろぼろになりますよ…。
「トイレとかの水回り関係は3,4時間かけて…」「そんなにかかるの?」「トイレが2つあるので」
もともと坂上さんは「ふつうの」キレイ好きだったらしいのです。ところが結婚した方が「ふつう以上の」キレイ好きでその影響を受けてしまいました。
「ぼくも真似しようと思ったら、あっという間に追い越して…」それで離婚?(失礼しました)
「女性の家に行っても水回りが気になって、チェックするんです」
そのうち女性を見ると、その人の家の水回りのことが分かるようになったとか。
子役のころ…
坂上さんは天才子役と呼ばれるのが好きではなかったそうです。
オーディションに受かると(仕事のために)学校を休まなくてはならなくなる、遊べなくなる、野球ができなくなる、と本人にとってはあまりいいことがありませんでした。
そして、坂上さんの活躍がどれだけ影響したのかわかりませんが、家庭がおかしくなりました。
「親父がかなり自分勝手な人間で…」とお父さんのことを語り始めました。
坂上さんのお父さん、もともとは新聞記者だったそうですが、坂上さんの子役時代、自分の会社を立ち上げ「あっという間に借金の保証人になって」会社が倒産。「ふつうに億を超えていたという…」
そして「コワい方が取り立てにいらっしゃったり…」という状況になります。
中学卒業のころに両親は離婚。卒業式の翌日に家庭裁判所に母と兄と3人で行き、その帰りに契約(?)をします。
母の面倒を兄が見る、坂上さんが金の面倒を見る(借金を返す)というものでした。
「たいへんでしたねえ、いくつのとき?」
「14,5歳だと思う」
お父さんはそんな大変なときでも大好きな競艇には欠かさず行っていたそうです。
「そういう人でした」と坂上さん。「ぼくは(もともと)ファザコンだったので、近所にあった父の書斎で父と暮らしていたんです」
大好きだったお父さんが、息子である自分に背負えきれないほどの重荷を負わせる…辛い状況ですね。
「働くしかないので…本当は中学卒業で(役者を)やめるつもりだったんです」
「20代で借金を全部返したんですよね?」と黒柳さん。
「休んだ記憶がないんです」「周りに助けていただいて、使っていただいたおかげで…」
お母さんも猛烈に働いたそうです。家で内職、夜はスナック、朝までスーパーで値札貼り…。「それを聞いたとき、『働かせられないな』って…」
父との別れ
お父さんは昨年亡くなりました。
14歳から45歳までの31年間に坂上さんがお父さんと会ったのは1回きりでした。
「母親づてで『謝りたいんだ』って、親父が言ってるんだけど、会ってやってくれないかって…」
「『家族でゴルフがしたい』っていうんで、条件として、『親父が寿司をごちそうしてくれるんだったら行ってもいいよ』って」
ゴルフに行って、その後お寿司屋さんへ。「お互いにがんばりましょう」ということで寿司屋を出て「パッと見たら」、お父さんがごちそうしてくれるはずが、財布を開けているのはお母さん…。
「それ見たとき、『もうないな…』と思って…」「取り戻してみたい気もあったんだけど…」
「『死に顔見に行くか?』って言われてものすごく悩んだんですけど、まだ行けてない」
競艇大好き
それでも親子なのですね。坂上さんもお父さんと同じく競艇が大好きなのだそうです。
「ずいぶん儲けましたけど、それ以上に負けました。」家一軒分は負けたとか…。
「毎年大晦日に必ず競艇場に行って、その年稼いだお金をすべて賭けるんです」
「それで勝ったら?」
「勝ったら…休みます」
「休んじゃう?」
「休みます」
「次の年、何すんの?」
「一度、1年間世界を旅したことがあります」
「負けたら?」
「負けたら馬車馬のように働きます」と坂上さん。
すごいなあ…。感心するばかりです。父子の絆は競艇でつながっているのかもしれませんね。
現在坂上さんは子役のための養成所を運営しています。120人の生徒のうち70〜80人が活躍しているそうです。
子役として必要な知識やマナーを「1年間はみっちりトレーニングする」ということですので、競艇でひと山当てても、ゆっくり休む、ということはできないのではないでしょうか、坂上さん?
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