2013年05月13日
157. 中井貴惠 2人の娘・小津安二郎・おススメ絵本 「はなまるマーケット」
かつての2枚目俳優、佐田啓二さんの長女で俳優の中井貴一さんのお姉さんでもあります。
20歳のとき「女王蜂」で映画デビュー。映画やテレビドラマで活躍しましたが、結婚を機に引退。アメリカに住んだこともあったそうですが、現在は東京在住です。小学校などを周って絵本の読み聞かせ、そしてそれを題材にした映画「じんじん」に昨年出演しました。
この映画の企画は俳優の大地康雄さんですが、大地さん、読み聞かせの会場に突然現れ、中井さんに直接出演をお願いしたそうです。
中井さんの読み聞かせを体感して「この人だ!」と感じたんでしょうか?
「今朝のおめざ」は
「夢見るトマト」(1L 650円、180mL 180円) 道の駅「絵本の里 けんぶち」北海道剣淵町
夏の太陽をいっぱいに受けて育った完熟トマトを使用したジュースです。中井さん、「じんじん」の撮影で一年前に北海道にロケに行っていたのですが、その期間、「毎日トマトジュースをいただいた」そうです。
カナダで暮らす娘たち
中井さんには2人の娘さんがいますが、2にともカナダに留学しています。
2人とも15歳からカナダ暮らしです。
その娘さんたちと「女の2人旅」に出かけました。
上の娘さんとは去年カンボジアに。「アンコールワットをどうしても見たいということで」
下の娘さんとは今年マレーシアに。「美味しいものを食べようって言って」
旅をすることでお2人の成長がわかるという中井さんです。
小津部屋
娘さんたちが東京の家に戻ってくると、必ず行く憩いの場所があります。それは現在の家の横に立つ、古い家の屋根です。2人はこの屋根の上でコーヒーなどを飲みながらのんびり過ごすのだとか。
ところで、この古家が大変な家なのです。
今年生誕110年を迎えた巨匠小津安二郎監督がしばしば泊まったという「小津部屋」のある家なのです。
小津監督は中井さんのご両親の仲人で、しばしばお2人の家を訪れ、食事のあと鎌倉の家に戻らず、「小津部屋」に泊まったそうなのです。お酒に酔うと「スーダラ節」を歌い踊ったそうなのです。監督は弟貴一さんの名付け親でもあるとか。
映画の朗読・絵本の読み聞かせ
中井さんは、幼いころ可愛がってもらった小津監督の作品を朗読するイベントも行っています。
小津監督最後の作品「秋刀魚の味」の朗読を東京江東区の、小津監督が生まれた地の文化センターで行います。「父も出ていた映画で、父のセリフも朗読するんです」
映画、朗読、そして絵本の読み聞かせと活動的な中井さんですが、なかでも「大人と子どものための絵本の読み聞かせ」は15年、1000カ所近くの会場で行ってきました。
大きな仕掛け絵本での読み聞かせは好評で、「自分で読んだ時には面白いと思わなかったのに、今日は面白いと思いました」などの感想がたくさん寄せられ、絵本の面白さを再認識するきっかけになっているようです。
語り伝えたいふるさとの民話 22 CD付き 中国地方三 うりこひめとあまんじゃく/おろか村 語り:中井貴恵 (ふるさとの民話) |
おすすめ絵本
そんな中井さんの現在のおすすめ絵本は
「おじいちゃんがおばけになったわけ」あすなろ書房
デンマークの絵本。「亡くなったおじいちゃんが戻ってきて、忘れ物を探しに行く」という物語ですが、読んでいくうちにジーンとくるそうです。
女優のキャリアを積み上げるのとは違ったところで、ご自身を活かしている、そんな元気な中井さんでした。
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