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2018年11月17日

34.玉女穿梭(イニイチュアンスオ)

玉女穿梭(イニイチュアンスオ)



玉女穿梭は十三勢套路においては、
一つの動作を4回繰り返す。

 1.西南
   ↓
 2.東北
   ↓
 3.西北
   ↓
 4.東南
   

十三勢套路において、
攬雀尾の第一動作(左堋勢 )で、陰陽両義となるが、
玉女穿梭ででは、
第二白鶴亮翅 、翻身二起、第三白鶴亮翅 、上歩七星の四つの動作を組み合わせて四象となる。

両義と四象がなければ八卦は成立しない。

玉女穿梭は十三勢套路の布局のちょうど真ん中の動作であり、非常に重要な意味を持つ。

外側の太極方図の四つの隅角とも対応し、布局のバランスと動作間の連続性を一層緻密化するために、とても大きな役割を果たしている。


◆動作の説明

左足のつま先を内に入れて右足のつま先をかかとを軸にして外へ開き、重心を左足に乗せ、体を右に回して右側で玉を抱えるようにする。


 35-1.jpg


左足を右足に寄せてから西南方向に踏み出し、弓歩とする。左手は頭の上に持ち上げ、右手は腹前から肩の高さに推し出す。これが第一の玉女穿梭である。


 35-2.jpg


重心を後ろに移動して左足のつま先を内に入れて、重心を左足にかけて右足を軸足に寄せ左側で球を抱える。


 35-3.jpg


右足は東北方向の踏み出し、かかとより着地して、重心を右足に移動して弓歩とする。

同時に右手は上に持ち上げ、左手は東北に推し出す。これが第二の玉女穿梭である。


 35-4.jpg


右足のつま先を内に入れて体重を右足にかけて右側で球を抱える。


 35-5.jpg


左足を西北方向に踏み出し、重心を左足に移動して弓歩とする。同時に左手は上に持ち上げ、右手は西北に推し出す。これが第三の玉女穿梭である。


 35-6.jpg


左足のつま先を内に入れて体重を左足にかけ、両手は左側で球を抱える。


 36-7.jpg


右足を東南方向に踏み出し、重心を右足に移動し、弓歩とする。同時に右手が上に持ち上げ、左手は東南に推し出す。これが第四の玉女穿梭である。

 35-8.jpg


☆ ☰ ☱ ☲ ☳ ☷ ☶ ☵ ☴ ☰ ☱ ☲ ☳ ☷ ☶ ☵ ☴ ☆



タグ:太極拳
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